女子としてのりくちさんへ
りくちさん、何か違うシリーズ第三弾……ホントにまっっったく違うもの出来ましたー!!(;^^;)!タラーリ
いや、もう、これね……りくちさんはもっと濃厚なロマンチックをお望みなんだと思うんすけど ←www
『とまらないディープ☆ロマンチック』はりくちさんにお任せしてw
何か自分でこっ恥ずかしい似非オトーメかよ!ってアレなんでアレしてテケトーにスルーしてくだたい(‾▽‾;)イヤ,マジデハズカシイヨ,コレ
……ってか、何でこんなの書いた、アテクシwwwwwww
昔、どなたかに聞いた話が元(のはずw)です(^_^;)
*
~マホウ ノ ジカン~
あなたに逢うまでの時間を計り
時計と見つめ合うたびにため息をつく
『見つめ合うのが私じゃ不満か?先に見つめて来たのはきみの方だぞ』
そんな時計の文句が聞こえて来そうな夜
最後にその指に触れてからどのくらい?
最後にその声を聞いてからは?
笑顔を見ながら別れた
あれは日曜日の夜
そうしたら、そのぬくもりに包まれたのは……
……もう少し前
「逢いたいなぁ……」
その言葉を唱えた途端
時計の針の歩みが一段と遅くなった気がする
「あれ?」
気のせいかと思い
もう一度つぶやいてみる
「あなたに逢いたいなぁ」
……あ!やっぱり気のせいじゃない!
昔、聞いた話は本当だったんだ
この世の中には
『ジカン ノ マホウ』と
『マホウ ノ ジカン』があって
『ジカン ノ マホウ』は時間が支配しているマホウ
それは私たちが触れることの出来ない領域
ジカンの神様が司っている
対して
『マホウ ノ ジカン』は魔法使いが支配しているジカン……なのだそう
これだって
私たちが触れることは出来ないよね?
そう訊き返したら
どうもそうじゃないらしい
『魔法使い』は女の子のことなんだって
つまり『マホウ ノ ジカン』は
女の子がかける『魔法の時間』
例えばね
『早く週末にならないかなぁ。そしたら、あなたに逢えるのに……逢いたいなぁ……』
そう唱えただけで
不思議な現象が起きるの
時計の歩みがのろ~くのろ~くなってしまう
これじゃあ逆効果だよ、ってモンク言ったら
彼に逢うまでの一秒一秒
女の子は自分に魔法をかけるんだよ、って
『逢いたい』気持ちが
『待ち遠しい』気持ちが
一秒前の自分より
ちょっと綺麗になる魔法をかける
女の子は誰でもみんな
自分に魔法をかけられる可愛い魔法使い
だからね
待つ時間も楽しんで
彼を想ってときめいて
そうしたら、きっと次に逢った時
もっと彼のことが素敵に見えて
彼も私のことを
前に逢った時より綺麗だ、って
きっと思ってくれるから
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