バファリンの半分は優しさで出来ている(のですか?)
そーゆうキャッチのコマーシャルがあったような気がします。
その時は「じゃあ、あとの半分は何なんだ?」と心の中でツッコんだ気もします。
ところで。
私はバファリンって飲んだコトないのですけど。
と言うか、市販の生理痛薬だの頭痛薬だの、いわゆる痛み止め...鎮痛剤というものを、物心ついてから飲んだ記憶がないのですね。
女性陣とオススメ鎮痛剤の話になった時にこれを言うと、ほぼ百パーセントに近い確率で、
「えっ!一度も?生理痛でも頭痛でも!?普段、軽い人でも(その年齢まで女やってるなら)一度や二度は飲んでるでしょ!?」
と、言われます。
・・・ないんですね、これが。
そうすると彼女たちの顔に、
「あんた、ホントに女かいな?女の皮を被ってんじゃない?」
って、書いてある。(ひどいわ)
もちろん、一度も頭痛になったコトがないとかではありませんよ?
ただ私の場合、頭痛がある時って大抵熱もある時なので、飲むなら風邪薬だろって感じです。あんまり風邪もひかないし、ひいてもほとんど薬を飲みませんでしたけどね。
(最近は歳なので、素早い対応で耳鼻科に行く)
私がちゃんと『自分で意識して鎮痛剤を飲んだ』という記憶は、後にも先にも4年くらい前。約2週間の間に、下側の親不知を2本とも抜いた時...だけです。
何でそんなコトになったかと言うと。
生えてないけど、歯茎の中で前を向いていて、前の歯を圧迫する可能性があるし、虫歯になったら治療しにくい場所。高齢になったらなおさら治療は難しいです、と言われたからなんですが。
(これはホントです。高齢者にはあの治療は無理です。まず、20分も30分も大口を開けたまんまでいられないです)
片方ずつ、2週間ほどの間隔で抜いて、そのまま電車に乗って仕事に行...ったらダメだったんですかね?「行けたの!?」「よく行けたね!」とも言われるのですけど。
出勤しました、フツーに。
その時にボルタレンと言うのですか?鎮痛剤を戴きまして。
説明によると、「痛みはガマンしないでください」と言うのが近年の方針のようですね。
ずっと前に上の親不知をただ引っこ抜いた時と違い、その時の抜歯は両側、切って、開いて、ガリゴリガリゴリガリゴリやられて、グリグリやられて、詰めて、縫ってますからね。
さすがに、後で痛みが出て来まして。
まあ、ガマン出来なくはないけど、炎症を抑える役目もあると言われたので飲みました。
そしたら、あーた!
モノの30分で痛みが治まった!
んですよ。びっくりぽん!
こーんな(仁丹みたいに)小さな粒を、ちょんと飲んだだけで!
すごいですよね~。
まあ、私は薬の効きが良かったのかも知れませんけど。
ちなみに1ヶ月の間、左右交互に腹話術の於福さんみたいな顔になってました。化膿しにくい時期ということで、ちょうどマスクをしていても違和感のない季節で良かったですが、顔見知りのお弁当屋さんのお兄さんにチラリと見せたら、
「知らない人が見たら、DVを受けたのかと思いますね!」
と言われました。
で、バファリンの話に戻りますが。
どの女性陣に聞いても、
「バファリンは強い」
と言います。
イブがいい、セデスがいい、と意見はさまざまですが、何故か『バファリンは強い』というのだけは共通した意見のようです。
何しろ、あの母でさえ。
生理痛に悩まされた母でさえ「バファリンじゃないと効かない」言ってたくらいです。まあ、たまにバファリンでさえ効かなくて悶絶してる時もありましたが。
あ、あと、空腹で飲んで酷い目に遭ったという人はいました。
そんなこんなのバファリンですが、ホントに半分は優しさで出来ているのでしょうか?
それでも、出来れば飲みたくはないものですが。
余談ですが、ボスも言っていましたが、偏頭痛持ちの人や、脳梗塞なんかのリスクがある人は持ち歩くといいらしいですね。
血管拡張作用があるから、血液循環を促すと。
逆に言えば、その作用で痛みを軽減するワケですよね。