昔倒産を経験した時の話

最近、転職などの分野に非常に興味があり、調べています。

これは自身の転職活動中だからというのもありますが、今後どのようなキャリア形成をなしていけばよいのかと。

キャリアデザインなんて言葉もあるようですが、今後個人的には注目しています。

私は解雇、倒産、普通の退社すべてを経験しています。

解雇は私がガキだっただけで、特に特筆すべきことはないです。

そのうちこっそり書こうかな？

すこし話がそれました。今回は、そんな倒産を経験した時の話。

私は、以前中部国際空港に所属していました。某企業の下請け会社の人間として、グランドハンドリングの立ち上げに参加しました。といっても何百人もいたうちの一人なんですが。

親会社の人がいるので無事立ち上がり、何年か経過。

皆さんもご記憶におありの方もいるでしょう。

日本航空の経営が危なくなり国が資本を注入したという、業界ではかなりのニュースになった事件を。業界じゃなくてもかな

その頃、時々内部では、危ないんじゃないかとか、会社を立て直すのに退職金の積立も使うんじゃないかとか様々な憶測が飛び交っていました。しかし私は、所詮下請け

噂程度しかわからず、耳を傾けながらも、日々のフライトに追われる日々でした。

今思うと当然下請けから切りますよね。

その頃はそんな事すらわからなかったんです。

今でもはっきり覚えている9月1日

従業員が集められ、下請けは全て撤退。それにあわせて会社を維持できないから、倒産というようなアナウンスをいただきました。

期限は２ヶ月。ほんとにこんな事あるんや。なんてポカンとして聞いていた記憶があります。

その日からある人は、就職活動、ある人は年内は遊ぶとか色んな意見が飛び交いましたね。

最終日は泣いてしまいました。なんだかんだ５年近く働いたので思い入れもあったんでしょうね。

当時の仲間はほとんど空港から離れてしまいました。一部はまだ頑張っているのかな。

以上が事の顛末です。

実際の所時間だけはあったのでまだ良かったというのが本音ですかね。

もちろん転職活動は大変でしたが。その時雇用保険のこととか職安の活用方法とか色んな事を覚えました。

もう有効利用したくなかったんだけどな（泣）

今思うと会社内の噂にもっと敏感になっておけばもう少し余裕な行動ができたのかも知れないなと思います。

まあ、だから今があるんだから、どうなるかわかりません。

人生は色々あります。だから楽しいんだよねといえるようになるといいですね。

それでは