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【エッセイ】沈んだ心を救うのはいつも貴方の言葉だった

「よう、しけた面してどうした?」
『まあ色々あんだよ。』
「なるほどな。まあ気にすんなよ。」
『なにも知らないくせに、適当なこといってんなよ』
「そりゃ知らねえよ、だって言いたくないだろ?そんな顔してんぜ。」
『・・・。』
「知らないけど、気にすんなと言ったことには根拠はあるぜ」
『根拠?』
「ああ。俺はお前が頑張ってきたことは知ってるぜ。けど世の中甘くねえよ。それだけで上手くいくわけないさ」
『わかったような事いうんじゃねえよ。』
「まあ聞けよ。」
「人生頑張ってさえいれば、そんなに悪いことばかり起きねえさ。」
「自分の人生の主人公は自分しかいないんだから。」
『は、なんだよそれ』
「まあそういうことだ。だから気にすんなよ」

『そうだな。ありがとよ』

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ヤマザキ@文章書き屋
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