逆指値ですぐに狩られるんですが!?
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はタイトルの通り逆指値について書いていきます。
逆指値ですぐに狩られてしまうんですー
という声をよくいただくので、記事を書くにいたりました。
逆指値で狩られてその後上がっていってしまう。
あるあるですね笑
自分もそういうことはあります。
対策はあるといえばあるし、ないといえばないという非常に曖昧なものになりますが、自分なりの考えをまとめながら書きました。
逆指値とはなんぞや!?
というところから書きますので、投資はじめられたばかりの方もぜひご一読ください。
■逆指値について
●成行き・指値について
成行きとは、いくらでもいいから今すぐ買いたい!
というときに使用し、売り板の1番安いところで約定することができます。
指値とは、自分が買いたい!と思う値段を指定してその株価で売りたい人がいれば売買は成立し約定することができます。
以下の画像をご覧ください。
上記のような板の場合
成行きで買いをした場合は、33200円で約定します。
指値で33100円で買い注文を入れた場合は、33100円まで株価が落ちてきた場合に約定ができます。(先に注文を入れた人から順に約定するので、売る人が少ないと約定できない場合もある)
ここまで理解できたら、いよいよ逆指値です。
●逆指値ってなに?
逆指値とは、簡単に言ってしまうと不利な価格を指定して注文する注文方法です。
普通は安く買いたい(または高く売りたい)と思うのですが、〇〇円以上になったら買い。△△円以下になったら売り。
というような注文を行います。
先ほどのレーザーテックの板を例にすると
33250円以上で買い。
33100円以下で売り。
といった感じです。
逆指値の基本的な仕組みは以上です。
■逆指値の活用方法
ここまで読んで初めて逆指値を知った方。
こう思いませんでしたか?
そんな不利な注文する意味ないじゃん!
一見、意味のない注文に見えても活用方法がちゃんとあるんです。
①新規注文の場合
上値重いなぁ
でも〇〇円抜けたら一気に上昇トレンド来そうだな
こういうときに〇〇円以上で成行き買い。
というように新規注文を出しておくことができます。
チャート読んだりちょっと難易度高いので、とりあえず知識として持ってればいいです。
②決済注文のとき
こちらで使われる方が圧倒的に多いと思います!
冒頭の悩みもこちらによるもの。
例えば、ある銘柄を1000円で買っていて、その後株価が1010円まで上昇しました。
まだ上がりそうだなー
でも、株価急落しないか不安だなぁ
そのようなときに株価が1003円以下になったら決済売りというような注文を出しておけば損失を出すことなく撤退できるのです。(基本は指定の金額以下になったら成行売り。そうしないと値動きが激しいと逃げ遅れる場合があります。)
■なぜ逆指値で狩られてしまうのか
ここまで読めば冒頭の悩みについても何となく理解できますね!
1003円で逆指値で微益撤退!
その後、株価は998円まで下落していき安堵のため息
あぁ逆指値しておいて良かった!
と思ったのも束の間
突然株価は反転!
みるみるうちに買値を超えて手の出せないとこに行ってしまった!
あー!逆指値入れなければ沢山利益取れたのに!
こんな感じかなと思います笑
では、どうするべきか解説していきます。
①その逆指値は間違っていたのか
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