樋口円香について03
この考察も気がつくとパート3まで来てしまった。 そして知り合いに煽られるまま今回新しく実装されたサポートの樋口を当ててどう考察すればええんやこれ……と絶望した。前回パートでnoctil全員を考察しないとダメかなと思ったけど、どうやら浅倉を理解すれば自ずと樋口の理解も深まると思うのだが…浅倉普通にわかんねぇんだよなぁ…本腰入れて考察入れなならんか……。
さて、今回のパート3ではこの間限定でピックアップされた樋口のコミュについて考察していきます。
筆者は5月くらいに始めたんですけど鉱脈とかピースとか使い込んで4凸しました(やったぜ)。
書こう書こうと思ってたらひと月経ってて草しか生えない、いやねえ…先を見据えるとキリがねぇなってなって全く筆が進まないんすよ。あと寒くて布団から出られなくなったし厄災の黙示録も発売したしこれからサイパン2077にも行かないとダメだから。
まあそもそも改めて樋口円香の中身を考えようって気分で筆を取ったからね。ゆっくり書いてくね。
それはそうとギンコ・ビローバってなんだろう?
って思いませんでしたか?筆者もこれを書く前に
サッとググったんですけど銀杏の学名らしいです。Ginkgo bilobaですって。まあアルファベットの方がかっこいいとは思いますけど読みにくいからカタカナにしたんかなあって感じですね。そもそもこんな考察を読んでくれてる方は自分でググられてるかもしれませんが一応ね。
それはさておき、例によってコミュを読み込む事で樋口円香についての考察を深めていこう。
1-1.囀
(ちゃ〜う、ちゃうちゃう♪
ちゃ〜みんぐ、クッキ〜ン……)
……あなたは割と偉そうな肩書きだったと思いますが、死ぬほど暇なんですね
(でも、肩書きに意味なんてないし……
自分自身が何をするかだからさ)
だから、業務時間中にお菓子作りをすると
あなたが込めたとか言う気持ちも、見えませんね
聞いてません、ミスター・ミュージカル
やめてもらえます?
最後だけ「プロデューサー」みたいにするの
ちゃーう、ちゃうちゃう……
ちゃーみんぐ、クーッキーング……
みなさんこのコミュのタイトル読めました?僕は見るたびにググってます。「さえずる」って読むらしいですよ。こんなん読めねぇよ。ググるときは口車専ってパーツごとに書いてググるとで、出ますよ。
さて、ご覧の通りこのコミュは割と茶番だと思ってます。Pが料理番組で教えてもらったマフィンの作り方を実践してたらそこに樋口が通りかかった。というところからコミュは始まります。まあそれだけだったらよかったんですけどね、しっかり料理番組のテーマソング歌っちゃってますね……。筆者も中学生ぐらいの時に野良猫みてうっかり「Oh,my cat!」とか言うてたらその野良猫がいた家の人が出てきて死ぬかと思いました。
いやでもほんと、このコミュって完全にPが不利だから面白いですよね。どんだけかっこいいこと言おうがやろうが、業務時間中にお菓子作りをしてたのかってセリフで完全論破ですもん、実際やられてるし。これまで割とシリアス、真面目に考察してきましたが、あんまりそっち方面でかけることはないかなあと思います。ま、選択肢次第で樋口も「ちゃうちゃうー」って歌ってくれるんでぜひ一回見てください、すげえ可愛い声してんぜ?
まあ最後に、なんで「さえずる」なんてタイトルかって話ぐらいはしとくんですけど、会話の途中で「歌い時に歌っていいのは小鳥だけ」つってるんでまあPを小鳥扱いしてんじゃないかなあってぐらいっす。
ほんまにこのコミュは樋口のコミュかってくらい茶番やってるんで、自分の目で見て欲しいです。見て。
1-2.信
「余計な気遣い」
「噂話くらい、誰でもする」
「自分にはするなとか不可能でしょ」
「気にするだけ無駄」
(あの子たちは円香のことを何も知らないんだもんな。うん、言いたいだけ言わせておけばいい。)
「はい。何も知らずにいてもらいます。
これからもずっと」
(気にしないからって、
気にならないとは限らないから)
(必ずしも、正面で向かい合う必要はない)
私の、代弁者になろうとしないで
(到着までちょっと寝てていいかな)
「起こしませんよ」
さっきの[アイドルになれそうって言った時]の……返事、あれ、あの子の嘘なので
1個目とはうってかわってタイトルは「信」読みやすくていいですね。さて、内容としては樋口たちが載ってる電車にいる女子高生2人組の会話が聞こえてきてその内容に樋口の批判が入ってるって感じの話です。しかも向こうは樋口たちが同じ電車にいることに気付いていない模様。まあ気づいてていうてたとしたら神経疑うんですがね。
どうも2人組の片方が昔樋口とクラスメイトだったらしくて[かわいいからアイドルになれそうだねって]つったら樋口が「誰彼構わず、媚びるのは好きじゃない」って言ったらしいです。まあ実際今までの樋口見てるとこういうこと言いそうっちゃ言いそうですけど、でも樋口自身があの子の嘘つってるんで、担当アイドルの言うことを信じるのは当たり前だよなぁ?
まあ考えられるとしたら普段から割と周りにつっけんどんとしてて、この嘘ついた子もそういう態度が鼻についてたんじゃないですかねえ。かわいい子やけど態度が偉そうで腹立つし、そんな態度のくせして結局アイドルなんてやってるんも気に食わんからちょっと嘘ついたれ、どうせ本人と会わんのやし、とかおもってやってそう、本人近くにおるけど。
個人的にこのコミュに関して見ると、Pと樋口の関係はちょっと遠目な気がするんですよね。まあ信用してもいいかなくらいの心の開きような気がします。
まあつっかかってはないけどまだ一線引いてるんじゃねぇかなぁって感じなんですよ、私の代弁者になろうとしないで、なんて言ってるあたり「自分はまだあなたに理解されきってない」なんて言ってるように聞こえるんですよ。でもPも本当に優しいですよね。嫌なこととか人の悪意なんか正面から受けんでええって言うんですから。樋口円香の中身に迫り切れてないのでどうとも言えんのですが、この子上っ面で受け流してなんもない風に装うのは得意、というかそういう生き方って感じしますけど、それで本当に中身は傷ついてないか心配になりますよね。評価され続けることに恐怖したり、人の期待を重荷に感じたりするような子が何でもかんでも受け流せるかなあって、見てて心配になりません?
まあこう書いたけど多分この子逆鱗である浅倉に触られん限りはほとんどすり抜けて行かせると思うんですけどね、あとはやっぱり、自分を見透かされたりしたらすげーキレそう、まあ大体の人間が内に秘めたもん暴かれていい気分はしないと思うんですけどね。
1-3.噤
今日は素晴らしい機会をいただきまして、本当にありがとうございました。
はい、言葉で表せないくらい、素晴らしかったです。
一般公開されたら、もう一度…一度とは言わず何度も、繰り返し、観させていただきます。
(好きだと思えるものが見つかったら教えてくれ、返事は急がない)
…考えておきます。おそらく永遠にお返事できませんが。
………仮に見つかったとしたら、それこそ話さないのでは?大切なものほど、そうでしょ?
必要な時間だったと思いますので…
大切なんでしょ?ああ言う積み重ねも。
まあ、どんな話だったか、
半分くらいは覚えてませんが。
(…大丈夫。もう半分は俺が引き受ける)
……あの映画は、できれば1人で見たいものでした。感想を言葉にしなくていい時、しばらくの間、誰とも話さなくていい時に
はい、例によってわかりにくいタイトルです。これはなんかどっかで見たって感じで筆者は読めました(やったぜ)。「つぐむ」って読むらしいですよ。スマホの予測変換でサッと見てください。
さて、前半の状況としては一般公開される前の映画を事務所の繋がりやらで先に見せてもらった樋口とPというところですかね、そんで映画を見終わった後は喫茶店で先方とちょっとお話した後、後半の場面として帰り際の場面を描いております。前半の樋口は例によって営業モードですねこれは間違いないと思ってみていましたが、さてどうでしょうね?
セリフごとの考察、行ってみましょう。
前半、先方に映画の感想を述べる樋口切り抜いて太字にした部分だけ見ると語彙力が低いオタクみたいですが、その後ちゃんと主人公に焦点を当てて鑑賞した場合の考察を話しています。「素人の解釈なので〜」つって予防線張ったあたり樋口らしいですね、まあ私もこんなキャラクターの考察文たらたら書いてて間違ってたらすみませんみたいな気持ちになるから、多少はね?
さてさて、メインとなる後半の部分です。
Pのセリフとしては
1.(映画、好きなのか?)
2.(予定より長引いて悪かった)
3.(映画、楽しめたようでよかった)
の三本でお送りしています。
選択肢の順番は左から並べた場合やと2→3→1なんですけどね。セリフの切り抜き順に変えましたんで、そういう並びでいきましょう。
1-3-1.
映画、好きなのか?に対する返答ですが、特に好きではないとのこと。質問が空振りに終わったPは他に好きなものができた時にまた教えてくれ。と言いますが「おそらく永遠に返事はしない」つれへん女やなあほんまに。と思いましたが、そもそもこの子趣味とか好きな物とかの欄どっちも「特にないです」ですからね…元々ないもん新しく見つけてくるってのもなかなか難しいでしょうし、しゃーない。
しかし、もしも仮に好きなものを見つけたらそれこそ誰にも話さずに大切にするもんじゃないか?とのこと、この辺人間性が大きく出るところなんでしょうね。
大事なもんは自分の手の届くところで大事にする、もしくはあえて突き放して遠ざけて、大事にしていることを悟らせない、とか。何が好きとか大切か明かすことで共有する、分かち合う。逆に秘密を秘密にしたまま、守り通す。散々自分には大切なもんはないみたいな素振りしてますけど、この女、他の何者にも代え難い、とんでもなく大事にしてる者がありますよね?
そう、浅倉です。
腹の中でめちゃくちゃ大事に思ってるくせに普段は浅倉呼びでちょっと突き放し気味の態度。おそらく樋口の大事なものの守り方は自分の手の届くところで大事にする事を誰にも秘密にし続ける。重ね重ね言うてますが、一貫性を重んじる樋口のやり方はこうなんでしょうなあ。普通の女性やったら付かず離れず、でも大事にしてる事を仲のいい人間とかには共有する。なんというか社会的な守り方をすると思うんですけど、この女にそんな交渉的な技能っておそらく割り振られてないと思うんですよね。そんなもんあったら浅倉がスカウトされた時も事務所の方にカチコミかますようなストレートなことせずに、社会的に、婉曲的に、遠回しに、色々な根回しとかして浅倉を辞めさせると思うんですよねえ。って感じの考察ができました、如何でしょうか?
1-3-2.
さて、予定より長なってゴメンと言ったPでしたが、樋口も散々Pのお人好しというか完全八方美人ぶりに根負けしてんのか、こういうのも大事にせなあかんのやろって理解を示してくれます。この子、なんというか根気強い相手に染められやすそうじゃない…?なんか変に根気強いろくでなしとか引っ掛かったら絶対やばいゾ。
さておき、先方との対応でちょっと帰る時間が遅くなったって感じでしたね。こういう丁寧な対応が大事だって分かってくれてますが、話した内容の半分もう覚えてないとのこと、まあだらだら喋った後、思い返すとアレ?あんな長話したのにどんなこと話したかほとんど思い返せへんぞ?ってなりますからね。まあもう半分はPが引き受けるらしいので、安心。というかこの人のことやからどうせ半分以上樋口から取って対応してまうんやろうなあって。そういう人の良さに樋口も絆されてってんやろなあって。そう思いますね。
1-3-3.
さて、最後に映画が楽しめて良かったね!っていうたら1人でじっくり見て腹ん中に押し留めたかったって風に言われます。はい、1-3-1.の考察の裏付けにあたる部分ですねこれは。てっきり大して面白くない映画頑張って感想文の文章盛るように仰々しく持ち上げてんのかなって思いましたが、ここまで見てきた樋口の人間性から察するに、自分の中で大事にしたいくらい好みの映画やったんやろうなあって。やから見終わってから誰とも話さずに終わりにしたかったんやろうなあって。だって大切なものほど誰にも話さずに大切にしたいってタチですからね。
本当に樋口の人間性は「一貫性」っていうキーワードのおかげでなんとか垣間見れてる気がしますね。
まあ一つのコミュの別々のセリフにパズルのピースばら撒かれてるだけまだマシかなあって。もしこれが別のコミュとか、別のサポートだかPのコミュで伏線回収みたいなんされたらと思うと怖くてたまりませんね。
1-4.偽
(円香が励ましてあげてるみたいだ)
(「願いは叶う」
「願い続けることが大事」)
(あの子、泣きそうな顔してたけど、
最後は元気に笑ってくれたな)
「……………別に、私は優しくないので、
願いは叶わない、適当に生きる方が楽……
そう教えてあげなかっただけです」
(円香は、言葉に誠実なのかなって
思ったんだ)
「じゃ、それで構いません。たぶんね」
(……大丈夫、願いは叶わないと考えておくのも世渡りの一つだろうけど、それが唯一の方法じゃない)
「……うまくいったら、それはそれでライバルを増やしただけですが」
「……この寒いのに、アイドルだからって
薄手の衣装とかありえない。
まわりの人たちは、身を守るために
あたたかい服を着てるのに」
(……ああ、今日は一段と冷えるもんな)
「……今日だけじゃ、ありませんが」
はい、コミュもいよいよラストということで「いつわる」です。状況としてはオーディションかなんかの前に泣いてる女の子を励まして、笑顔にした樋口を目撃したPとの対話って感じですね。
根が優しい子やし、お姉さん気質やからこういう子宥めるのすげーうまそうですよね。実際女の子も最後には笑顔で行ってきますっていってくれたわけですし。んでPが話しかけると偽悪者のように、自分は優しくないからほんまのこと言わんかっただけって
あのさあ……ほんまに優しくない人間やったらそこで残酷な現実叩きつけて心へし折ってほくそ笑むもんじゃないですかね?正しいだけの正論、真実なんかより、他者を救える嘘、理想論の方が優しいに決まってるよなあ?全くこの女はよ……。
さて、最後のコミュを雑に書くのは良くないと思うので、選択肢ごとの考察を書いていきますよ。
今回は
1.(……円香は優しいよ)
2.(……大丈夫)
3.(それでも、よかった)
の順番にお送りします。ここも左からならべてたら
1→3→2になりますが、まあ多少はね?
1-4-1.
円香は優しいよ、たぶん嘘つこうとしてないし、たぶん何言えばええか今も気にしとるやろうしとのこと。マジックワード「たぶん」を乱用したため、樋口から「たぶん」ってつけてりゃ何いうてもええんかと言われます。付けたくなる気持ちは大いにわかりますねえ、特に樋口みたいな何考えとるかわからんようなやつの中身を推し量るときは。
そんで、雑に中身推察したんじゃなくて、聞いてきた言葉の数々からして、樋口は言葉に誠実なんじゃない?っていうと、「それでいいです、たぶん」って言われました。まあ言葉に誠実なんて言うと耳触りはいいと思いますが、言い換えると言葉に縛られやすいってことだと思うんですよ。実際今まで見てきた樋口から察するに本当に面倒くさい生き方、振る舞い、思想してるように見えるんですよね。Pも今まで見てきた樋口をこんな耳触りよく表現できるのは人間性とか思想の優しさゆえのものですね、コレは間違いない。
締めとして、言葉に誠実って言われてるあたりも、樋口が一貫性を重んじる人間である裏付けになりますね、言った本人の前でその言葉のままの振る舞いを続けなければ、言葉に誠実でなくなるだろうから。
本当に損するぜ…自分の言うた言葉に縛られて生きても、気にする人ばっかじゃないんやしさ、肩の力抜こうぜ。
1-4-2.
大丈夫や、願いは叶わんって思うのも世渡りの一つやけどそれだけが正解じゃないって感じのこと言うと、「あの子がアレで立ち直ってライバルになるのもなあ」って言われました。当然自分の担当を信じる勝ち気なPはやってやろうじゃねぇか!受けて立つぞ!って言うたら「受けて立つのはあんたとちゃうやろ」って冷静にツッコまれました。筆者が関西弁で雑に書いてるから漫才みたいになってるけどほんまはもっとシリアスな感じです。まあここに関しては書いたまんまのことそのまま受け取ればええ感じですかねえ。セリフの量的にもPの樋口に対する誠実さというか、こうやってこのクソ面倒くさい女絆したんやでって言うのがわかるセリフですし。終わり!次行こう次。あっでも、最後の樋口のクソでかため息なんかすげーいい感じやから是非聞いて。
1-4-3.
さて、多分このコミュで1番のキーワードになる選択肢です。筆者はここででた情報がtrueにも繋がってんじゃないかなあって思います。それではどうぞ。
円香の言葉が励みになったなら良かった、決着はあの子がつけるさっていうと、上記の「この寒いのに〜」って流れになります。
ここ文面そのまま受け取ったらちょっと唐突に変な話しだした感じになってアレなんで、樋口なりの比喩表現を込めた発言なんやろうなあって話ですね。
このセリフを筆者なりに書き換えると
「私たちアイドルは薄い外面でしか中身を守ることができない、周りの人たちは身を守るのに分厚い外面を付けてるのに」
って感じですかねえ、(今日は冷えるからなあ)の返しが「今日だけじゃない」ってあたり、共通コミュの「何度も評価されて〜」ってセリフに通じるもんがありますね。なんというか、筆者が「アイマス」コンテンツに初めて触れたのがシャニマスっていうのもあって、少なくともシャニマスで見てきたアイドルたちって外面作ってる子もいたりはしますが、それってアイドルらしくあるためだと思うんですよね。でも樋口ってアイドルらしくあることよりも、自分の中身を見透かされないように、自分の中身を守るためにアイドルらしい外面を用意したんかなあって感じなんですよね。こういうアイドルが今までいたかは、筆者は知らんのですが、珍しいキャラクター造形だなあって。
よく上っ面がまともで中身は違うキャラクターって社会性を気にするからまともな外面を用意してて、時間の経過による関係の変化で、その中身を見れることで嬉しいとかここすきみたいな風になると思うんですけど、樋口ってなんというか、初っ端に中身の核ぶつけられて、そっから社会的な外面を察していく感じで、さらにコミュ内の時間の経過でうちに秘めた優しさ、面倒見の良さ、お姉さん気質、浅倉への感情とかを見せられるから何なんですかね、この女は本当に……。まあ筆者はすっかりアニメとか見なくなってしまったんでこういうキャクターが流行りでようおるっていうんやったら、この辺は大して気にせんでええです。むしろ樋口みたいなキャラ他にもいたら紹介して。
やっと、コミュの考察が終わりましたよ…(瀕死)
これからtrueってマジ?死んでしまいます。
まあパパパッと書いて終わり!行くぞアイン!(奮起)
1-5.銀
「真面目で誠実、少しだけユニークで、
商店街の皆さんからも大人気な好青年」
「笑える、完璧な自己プロデュース……
一流ですね」
「あなたは欠点も愛嬌に変えて結果『いいひと』『すごいひと』にしか見せないですよね。本当に、信用ならない」
(…だから俺は頑張るしかないんだよ。
スーツを脱いだら、そんなにできた人間じゃないからさ)
「……つまりスーツを着ている時は、
できた人間だと自負していると」
「あなたは
愚直で
スーツも
折り目正しく
美しい
ああ
ぐちゃぐちゃに
引き裂かれてしまえばいいのに」
はい、trueエンドです。どうしようこれどうすんのやべーよほんと、改めて見返すとマジでこの女やばいって、いや性質的に悪ではないってわかるけど、最後のセリフが猟奇的でないとかわかるけどわかるが故にそれを文章化するために必要なエネルギーを考えるとやばい。まあいうてもちゃんと1-4-3.で伏線?みたいな書き方したし、上で書いたことを踏まえて読んでくれるやろみたいな気持ちで書くと楽かなって感じで行くぞ!!これで終わりだァ!!!
さて、状況としては仕事の都合かなんかで商店街を歩ってるとクリーニング店やら畳屋やら精肉店の人から柿やらネギやら長芋やらなんやらかんやらを貰っちゃったPと、それを車まで案内する樋口です。
その有り様を見て1番上のセリフです。俺もこんなん見たら笑っちゃうぜ!とか言いますねこれは間違いない。さすがプロデューサーだぜ。
そいで車に到着したら運んできた荷物でスーツの袖に泥がついちゃったP、樋口がそのことを指摘するとお礼も兼ねてクリーニング行かなあかんなって。
そうやって人のことたらし込んでる様をありありと見せつけられた樋口は「欠点も愛嬌に変えて〜」のセリフをいいます。正直外面できすぎた人間って気持ち悪いなあとか、ようそんな風に振る舞えるなあって思うたちなんで、樋口が本当に信用ならないつったのも大いにわかりますねえ。
まあそういうたらそういうたで、(その評価は嬉しいけど買い被りや、身の丈に合わんとこまで『プロデューサー』であろうとしてるだけ)とのこと、さらに
(形だけの立派な肩書きより何をするかでしか語れんから、自分は頑張るしかない。スーツ脱いだらできた人間じゃないし)って言います。うーん、本当に信用ならない、なんというか理想的な大人というか、スーツ着て働いてる時はしっかりしていたいみたいなスタンスを感じますね。実際にこんな人間おったら私は嫉妬で発狂しますね、まともでしっかり頑張り続けられるって、それだけで素晴らしく羨ましいことだから。
さて、ようやくここまできました。trueエンド最後のセリフ「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」です。正直パッとこの文章だけで見るとアレですが、ヒントは1-4-3.ですよ!あそこで樋口は衣装とか、身を守るためにあたたかい服を着てるのにみたいなこと言うてましたよね?
まあ言うまでもないと思いますがここに書いてある
「スーツ」ってのはPが作り上げた完璧な外面の事です。そんでそんな上っ面めちゃくちゃになればええのにって言うてるって解釈をしてます、私は。
じゃあなんでそんなこと言うのか、樋口が捻くれてるからPの上っ面が剥がれて情けない姿晒してるところがみたいって説がないとは断言できないですけど
この女の原動力といえば?何がこの女にPの上っ面が剥がされてしまえばいいのにって思わせたのか?
ここまで読んでくれたあなたならもうお察しですよね?そう、浅倉です。こうして何でもかんでも浅倉にこじつけてると、とおまど信者とか言われるかもしれませんが、筆者は樋口が幸せを手に入れるなら最終的に浅倉が横にいる必要はないって思ってます。とおまど信者じゃなくて樋口円香を冷静に分析したうえで、こじつけてるだけです。
閑話休題、何故浅倉のために、Pの完璧な外面が引き裂かれてしまえばいいと思ったのか。
ここに関しては本当に自信がないので、推測というより妄想の領域なんですが、樋口すらたらし込んだPの外面がぐちゃぐちゃに引き裂かれたら、多分中に残るのって情けない中身だけだと思うんですよね。そもそも外面に善性を置いてるんだから、隠してる部分には当然情けない側面があると考えますよね?多分樋口もそう考えてると思います。
そんでPのそんな側面を見たら浅倉も目ェ覚まして、元の4人というか、元の浅倉と樋口に戻れると思ったんじゃないかなあって。浅倉透の方からPに擦り寄ってく様を見なくて済む、自分だけが浅倉透を理解してる時に戻れる、浅倉透の唯一の存在に戻れると思ってこういう風に考えたのかな…って、まあ8割近く妄想ですが。
ここまで散々冷静に考察してきましたが正直ここに関しては、こういう言い換えはできるってのは間違い無いんですが、動機に関しては本当に今まで出てきた情報から妄想するしかないんですよね。なんで私は手頃な、「原動力が浅倉」からこじつけてここまで持ってったってところで考察は終わりです。
意見反論大いに結構!
これが正解だなんて言うにはあまりにもお粗末だと思うので。
終わりに。
やっと書き上がったァ!!!!
本当に難産でした。初めて怪文書書いて1,2ヶ月か。
さーてこれでようやくファン感の怪文書書けるなあって思いましたが、ちょっと燃料使い切ったんでまたぼちぼち書いてくとします。
まま、そう、焦んないで。
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