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【犬と少し違う?】獣医が教える猫の不妊手術について【去勢避妊】

こんにちは、ゆうパパです。

昨日息子を寝かしつけていたらいつの間にかわたしが息子にに寝かしつけられてしまいました。
息子はその隙にママのいるリビングへ脱走してました。

前回犬の不妊手術についての記事を書きましたが、
今回は猫の不妊手術について書いていきます。

まずは猫の不妊手術のメリットデメリットをあげていきます。

◯猫の不妊手術のメリット
✅病気の予防
✅発情関連のストレス軽減
✅のぞまない妊娠の予防

◯デメリット
✅麻酔をかける
✅太りやすい

犬と猫では用途が少し違いますがそれについてもふまえて説明していきます。


✅病気の予防

これが犬と大きく違う点になります。

「あれ?でもこれって犬にもあったよね?」

そう思ったそこのあなた、とても鋭いですね〜♪

猫の不妊手術は犬と同じように生殖器関連の病気の予防をすることができます(特に子宮蓄膿症や乳がんなど)

詳しくはこちら↓


一方で他にも予防できることがあります。

それは、発情に関連して外に出てしまうことにより起こる病気やトラブルの予防です。

猫は発情してくると、繁殖行動をするため、外に出ようとします。

外に出ると
・病気の感染
・妊娠
・怪我
・交通事故
・有毒物質の誤食
・糞尿などによる近隣住民とのトラブル

といったリスクがあります。

不妊手術をすることで、
外に出ようとする行動を抑えることができ、
上記リスクの発生を抑えることができます。

また、
現在の猫の飼育は完全室内飼いが推奨されています。

不妊手術をすることで発情期による行動を抑えることができ、
室内飼育に適応してくれます。


✅発情関連のストレス軽減

猫は発情期になると、
・スプレー行動
・マーキング
・大きな声で鳴く
・活動性上がる
・攻撃性の増加

などといった症状がみられます。

不妊手術をすることで、
これらの症状を抑えることができます。

ちなみにこれらの症状は猫自身にも
かなりのストレスがかかります。

家で猫を飼う際、繁殖の機会はほぼゼロです。

つまり、繁殖の機会は絶対にないのに
発情の度にこれらのストレスを感じることになるのです。

病気のリスクを減らすだけでなく、
猫ちゃん自身にかかるストレスを減らすという意味でも
不妊手術は有効です。


✅のぞまない妊娠の予防

特にメスの猫ちゃんにいえることなのですか、
避妊手術をすることで妊娠のリスクを完全になくせます。

不意に外に出てしまい、
妊娠して帰ってくるなんてことがよくあります。

猫は4-8頭妊娠するため、生まれた猫ちゃん達全員を養うのも大変ですし、
譲渡するにもかなり大変です。

産まれてくる仔猫達の今後のことを考えても、
のぞまない妊娠を避けるため避妊手術をしましょう。


✅麻酔をかける、太りやすくなる

これらデメリットは犬の不妊手術と同じになります。

特に猫ちゃんは一度太ってしまうと痩せるのがとても大変です。

不妊手術後は食事の管理に気をつけましょう!

詳しくはこちらをごらんください↓


✅まとめ

「手術するのはかわいそう」

「自然のままにしておいた方がいい」

このような理由で不妊手術をしない飼い主さんがいますが、

わたしとしては

不妊手術をすることは

猫と人が一緒に生きていく上でとても大切なこと

と考えています。

みなさんも新しく猫を飼う場合、不妊手術をご検討ください!


ではまた明日更新します。


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