【夏本番!】獣医さんが教えるこれから気をつけるべきワンちゃんの病気3つ
こんにちは、ゆうパパです。
昨日息子は公園の遊歩道を4km歩いたあと
お風呂のプールで大はしゃぎしていました。
付き添ったわたしはヘトヘトでした。
子どもの無尽蔵な体力にはいつもおどろかされますね💦
さて、もうすぐ夏本番ですね。
ワンちゃんにとっても夏場は気をつけないといけない病気を3つ説明しようと思います。
わんちゃんを飼っている方にとっては
超基本的なものばかりですが、
夏が本格化する前に復習がてらかいていきます。
✅熱中症
熱中症は犬でも起きます。
すぐにでも治療を始めないと最悪の場合死にます。
・太った犬
・短頭種(フレンチブル・パグ・ボストンテリアなど)
・呼吸器疾患・心疾患をもつ犬
これらのワンちゃんは熱中症になりやすいです。
また、普通の健康なワンちゃんでも十分起こり得ます。
熱中症でみられる症状は
・呼吸が早い、ハァハァいってる(パンティング)
・心臓がバクバクしてる(頻脈)
・体が熱い
などがあります。こういった症状がみられたら
すぐに病院に連れていってください!!
・日中長く散歩してた
・車の中に長い時間入れてた
・エアコンつけてない部屋に入れてた
こういった状況でワンちゃんが熱中症になり
病院に連れてくる飼い主さんが非常に多いです。
・散歩は早朝または夜にする
・いつでも水分を取れるようにする
・部屋はエアコンをつける
・高温多湿の部屋に入れない
などといった方法で、熱中症の予防につなげることができます。
人でもそうですが、ワンちゃんも夏場は本当に熱中症になりやすいので気をつけてください!!
✅フィラリア
フィラリアってご存知ですか?
蚊が媒介する寄生虫のことで、
心臓に寄生して心不全や呼吸不全を起こす恐ろしい病気です。
フィラリアは毎月1回薬を飲むことで予防をします。
住んでる地域にもよりますが、
だいたい4月-12月まで毎月1回薬を飲むまたは背中につけることで
ほぼ100%予防ができます。
フィラリアは
フィラリアに感染した犬の血を吸った蚊が
フィラリア未感染の犬の血を吸うことで感染が成立します。
夏場になってくると、
フィラリア感染犬の血を吸った蚊が増えます。
つまり夏〜秋にかけてフィラリア感染のリスクが上がってきます。
そのため、毎月1回の定期的な駆虫はかかさず行ってください!
フィラリアの予防期間はかかりつけの動物病院に確認してみてください。
✅ノミダニ
ワンちゃんのノミダニの予防はしていますか?
もししていなければ定期的に予防しましょう。
なぜなら、ノミやダニが病気を媒介することがあり、
人に感染する病気もあるからです。
例えばダニが媒介するSFTSという病気
SFTSは人にも感染します。
発熱・消化器症状(嘔吐、下痢)などが主な症状で
重症例では死亡例が報告されています。
厚生労働省から注意喚起がされており、
特に西日本を中心に多く発生しています。
あながちノミダニもあなどれないです。
ノミダニはワンちゃんが草むらやしげみに入る際に
体に寄生するため、接触する機会は結構あるのです。
今は予防法はフィラリアと同様毎月1回薬を飲ませるまたは背中につけることです。
今はフィラリアの予防と一緒になっている薬もあるため、
全部ひとまとめにして予防ができます。
定期的な駆虫はかかさず行ってください。
もしノミダニがワンちゃんの体にいた場合、
自分で取らずにすぐに動物病院につれていってください。
✅まとめ
以上になります。これら3つにいえることは
病気にならないように予防することが大事だということです。
病気になってから治療するのでは遅い場合もあります。
ワンちゃんを飼っている方でこれらの予防が不十分だ他と思われる方は
ぜひ参考にしてみてください。
また明日更新します!!
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