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声優から入るヒプノシスマイク【#6】

音楽原作キャラクターラッププロジェクト
『ヒプノシスマイク』
(通称ヒプマイ)


『ラブライブ!』や『アイドリッシュセブン』とは、また一線を画すアプローチで、声優×キャラクターの可能性を拡げた大人気コンテンツです。

キャラクターとそれを演じる声優さんからヒプマイの魅力を掘り下げる記事の第6回です。

今回はナゴヤディビジョン
『Bad Ass Temple』
の3人です。


まずはリーダーの
波羅夷空却(はらい・くうこう)

19歳。赤髪の不良僧侶。一人称は拙僧(せっそう)。僧侶とは思えない言動で、父親である住職からいつも怒られている。しかし、父親にも出来なかった荒行を成し遂げた精神力の持ち主。強いメンタルと仲間想いの性格から仲間の助けになったり、深く意識せずとも救いになったりすることもある。

17歳の頃に、イケブクロで山田一郎と『Naughty Busters』というチームを組んでいたが、中央区による洗脳攻撃で仲違いをしている。


演じるのは葉山翔太さん。

1995年生まれの25歳。デビューは2017年ながら、翌2018年には『美男高校地球防衛部』の新シリーズで主要キャラをゲット。

声優界のレジェンドの一人、森川智之さんが代表を務める事務所『アクセルワン』に所属。まだ若手ながら帝王森川さんに可愛がられ二人での仕事も多い。
これから確実に更なる飛躍を遂げていくこと間違いなしの声優さんである。

役の空却は荒っぽさとカッコ良さとカリスマ性を兼ね備えたキャラクターだが、演じる葉山さんは可愛らしい好青年である。
このギャップがまた良い。ライブなどでも空却が憑依したかのようなパフォーマンスは必見である。


次は
四十物十四(あいもの・じゅうし)

18歳。ビジュアル系バンドのボーカリスト。泣き虫のナルシスト。素の性格は可愛らしく、豚のぬいぐるみ『アマンダ』を大切にしている。
素の状態とビジュアルモードでは口調が大きく異なる。

中学時代にいじめに合い、それがきっかけで自分を可愛がってくれた祖母まで失う。その絶望的な状況を救ってくれた弁護士の獄を尊敬している。


演じるのは榊原優希さん。

デビューは2018年。年齢非公表だが、経歴とデビュー年から考えると23~25歳だと思われる。空却役の葉山さんからは「きーくん」という可愛らしいあだ名で呼ばれている。地声が高く、とても可愛らしい性格をしている。

新人同然の2019年に十四役をゲット。キャリア初のメインキャラクターが十四であり、シブヤディビジョンの帝統役の野津山さん同様シンデレラボーイである。演技の幅も広く、これからが楽しみな声優さんである。



次は
天国獄(あまぐに・ひとや)

35歳。弁護士。タバコとアイラウイスキーが好き。非常に敏腕だが弁護費用は高い。しかし、いじめ被害者の弁護はタダ同然で受ける。実の兄がいじめで自殺しており、いじめ加害者に法の罰を与えたいというのが、弁護士になった動機だからである。

リーゼントヘアで見た目は厳ついが、面倒見は良い。四十物十四の弁護をきっかけに彼に懐かれるが、十四の自立心を鍛えようと、空却を紹介する。


演じるのは竹内栄治さん。

1986年生まれの35歳。2012年デビューだが、天国獄役ゲットまで目立つ活躍が無い苦労人。この辺はオオサカディビジョンの簓役の岩崎さんと同様である。そして、岩崎さん同様にヒプマイをきっかけに活躍の機会が増えている。

こういった点もヒプマイコンテンツの素晴らしさの一つである。これまで苦労してきた実力者を一つ二つ上のステージに引き上げるコンテンツなのである。

ちなみに現時点で唯一、演じる役と本人の年齢が一致している。
あと、ナゴヤディビジョン3名の中で唯一の愛知県出身者。


以上がナゴヤの3名ですが、かなりの若手2名と下積み長い中堅が1名で、他のどのディビジョンよりも声優としての知名度は低いです。

しかし、他のディビジョンにまったくひけを取らない歌唱力と演技力を示しています。

2ndディビジョンラップバトルでは、前回王者であり、レジェンド声優の速水さん率いる麻天狼に一歩も引かない戦いを魅せました。

最終的には敗退しましたが、ライブ投票では麻天狼に勝っていました。

これはめちゃくちゃ凄いことだと思います。


この無限の伸び代を持つナゴヤディビジョン
Bad Ass Templeが僕の推しディビジョンでもあります。



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