ケンタッキーに行ったら、当たり前を支える人へ感謝したくなった話
どうしてもケンタッキーフライドチキンが食べたい。
度々訪れるこの衝動は、ケンタッキー症候群とでも名付けようか。
今日は仕事を早めに切り上げ、その足で美容院に行ったから、午後9時のお腹は空っぽ。
こういう時は、無性に【肉】が食べたくなる。
なんせ今は、お得すぎるキャンペーンを開催しているものだから、食べない訳には行かない。
お店につくなり、迷わずフライドチキン3つ、ポテトL、ビスケット2つを注文する。これで1100円だからお得すぎる。(とはいえ、平日なのに罪な夕食。)
セルフレジでお会計をしていたら、ギャルな店員さんが申し訳なさそうに謝るから何事かと思いきや、
フライドチキンがなくなってしまい、揚がるまで10分程かかるらしい。
‥‥‥いや、全然大丈夫なのだが!
そんな申し訳なさそうにしなくても!!
10分だしぼーっと過ごすか、と思っていたら、
今度は別の店員さんに謝られて、ドリンクサービスしてもらうことに。
‥‥‥ドリンクサービス嬉しいけど!
10分よ!?全然待つよ!?
せっかくなので、いただいたアイスティーを飲みながら窓際に座り黄昏れていた訳だが、
こんなに店員さんが謝るということは、たかが10分、フライドチキンが揚がるまで待てない人もいるという訳か。
電車が時間通りに来る、街が綺麗に保たれている、落とし物が手に届く。
日本では当たり前かもしれないけれど、この当たり前は、誰かの支えで成り立っている。
ケンタッキーだって、混雑している中でもスピーディーに対応してくれるでしょ?
私より年齢の若い子が、よく頑張っているなぁと思う。
でもまあ、大切なことだけど、自分に余裕がないと忘れがちになるよね。
当たり前が当たり前じゃなくなる時、イライラしてしまう気持ちも分かる。
(遅刻しそうな時に電車遅延すると、私だっていたたまれない)
だから余裕がある今の私は、当たり前を支えている人に感謝の気持ちを伝えたい。
またケンタッキー、食べに行こう。