うなにっき08 赤緑ゼニスセレス【邪神と水晶の華】
お世話になっております。
Yuunagiです。
いよいよ新弾が発売されるという事で、事前にどんなもんなのか体験してみました。
ゼニスが今回で終わるのかこれからも続くのかは分かりませんが今後何かプラスになれば良いなと思って書きます。
構築(deckmaker反映後画像更新予定)
全体所感
結論から言うと、リストが不完全なのも要因にあるが、あまり強くない。
開発側が想定しているであろう動きはしっかりと再現できているが、現時点でトップメタにいる赤青マジック、フィオナ、黒単アビスには遥かに劣る。
構築の意図とゲーム性
後手で捲ったり自分のリソースが枯渇した時の事に上からゼニスセレスを投げつける事も考えると緑は必ず入れた方が良いかなという考え。
本リストは基本的にベートーベンでリソースを稼いだり曲げたりしながら次の1発(主に2体目のベートーベンかグレイテストになるが)で何とか盤面をコントロールしていこうという狙い。
途中か最後にワスプを出しながら何とか殴りきって勝利する。
ゼニスセレス自体は高コストではあるが水晶で出す事が前提のスペックである為、過剰な期待を持ってはいけない。
エターナルKは初見だと自分から裏向き捨てちゃうのか・・・とも思っていたが状況をひっくり返されかねない時かフィニッシュの時に機能する事が殆どだった為、全く弱くないしむしろ必要な能力だった。
各カード所感
事前カード評価と理解度のレベルは変わらないかそれ以下かも。
各対面での役割のようなものは後述記載。
清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー
つよわい。
上は黒単アビスに刺さったりするが基本的には下で運用するカード。
現状、裏向きに出来てブーストを出来るというだけで評価出来る。
呪華のサトリ カナザー
リソースカード+裏向きなので非常に優秀。
だが基本的に他に裏向きに出来るカードがある事が前提の強さという面も多少はあるので、このカードからスタートしても結局次の裏向きを作るのにターンを使ってしまっては元も子も無いという印象。
とはいえ、ハキリと同じ効果を持っているので終盤にスカラベやワスプを出したり、あまりにもロングゲームになるのであれば、ゼニスセレスを出したりと上記に記載したとおり優秀な事には変わりない。
※グレイテストと上手い事噛み合ってるのが素晴らしい。
「戦鬼」の頂天 ベートーベン
ゼニスと聞くと1枚で勝負を決め切るというイメージが非常に強いが、このカードはその思考から切り替えられる良いカード。
全体所感にも記載したとおり、リソースカードと曲げた事による延命カードという役割が強く、良くも悪くも水晶を前提としたデザインであると考えられる。
初見では微妙な印象を持つプレイヤーもいるかも知れないが、4枚集める事を推奨したい。
偽りの名 ワスプメリサ
何よりも自分から裏向きを作れるのが偉い。
花咲か→クリスタルからこちらで落ち着いてゼニスセレスを投げるパターンもある。
※もちろんグレイテストからぶん投げるパターンも存在する
自身はマッハファイターを得る事が出来ないので注意。
シンプルな性能なので特に言及する事は無し。
「この私のために華を咲かすのだ!」
緑、2コストブースト、ST持ち、裏向きを作れるとゼニスセレスが緑を採用する最も大きな理由かつビートに対して(望みは薄いが)後手で捲れる可能性を持つというだけで非常に十分なカード。
クリスタルを引けなかったとしても取り敢えず序盤でマナを伸ばせて裏向きを作れるこのカードを引けるだけでまだゲームは出来そうだなと思う事は出来る。
偽りの希望 鬼丸「終斗」
テスト運用。
グレイテストの銃弾としての役割で採用した。
ゼニス決断とのパッケージに関して、序盤にアドバンテージを稼ぐ最高の体験がどうしても脳内を駆け巡るが、中盤の延命やリソースカードとしての運用にどちらかというと期待しているので、構築次第では相当に使うカードになるかも知れない。
このリストだと役割がほぼ銃弾なので強くない。
偽りの名 スカラベオ
本リストでは銃弾の役割。
軽減機能は間違いなく強いので、急にシステムとして立つと相手側としてはゲームを決めるか対処をするかの考えに入る事が多いので、棒立ちしてもそこまで弱いカードではない。
求められている役割がはっきりしているので特に言及する事無し。
「使命」の頂天 グレイテスト・グレート
フィニッシュ枠。
本リストの練りこみが甘い事もあってか、サイバーブレインで終わる可能性も多々ある。
全員にSAを付与させることから前述したとおりカナザーとのシナジーが強い。
後述するチャンタラムと一番シナジーが出来るカードではあるが、次に出すカードが同じくグレイテストでないとベートーベンなどアドバンテージを稼ぐカードにアンタップマナを使う事になるので、100%のシナジーが出来ているかは微妙。
リソースが枯渇した状態での博打プレイは基本的にリーサルを組む事が出来ないという結末になりがち。
グレート・流星弾
弱い。
他に特に言及する事無し。
シャングリラ・クリスタル
本リストにおけるGS機能は雀の涙程度の受けであるため特に印象無し。
単体で機能する事は出来ないが、花咲かからシャングリラの動きは2ブロックなら最強の動き。
後述する内容とも被るが、花咲か→シャングリラをプレイ出来るとその時点でマナチャージをしていれば表3裏3が作れるため、ゼニスセレスのプレッシャーを相手にかける事が可能。
今のところ抜く理由は無し。
Dの寺院 タブラサ・チャンタラム
どのゼニスセレスと組み合わせるのが一番強いんだろう?
現時点での課題。
初期リストでは3枚だったがDスイッチは同型でもない限り現環境では確実に使用できるかつ裏向きを作れることから4枚採用へ変更。
緑を使用しない場合には確実に採用する1枚とも思える。
トップメタ対面所感
対赤青マジック
結論から言うと勝てない。
ブン回りを決めてベートーベンが着地すると相手は同期かヒメカットで対処する事になるが、これを乗り切れればゲームの勝利は近い印象を持つ。
とはいえ1回エターナルKを発動させても本リストでは殴り切る以外に勝利する方法が無いので、コルフレをケアしながら殴るという事は忘れないようにしたい。
対フィオナ
結論から言うと勝てない。
相手が事故を起こした時に時々拾える程度で勝利は望み薄。
対黒単アビス
50%の勝負が出来たら嬉しい程度。
先述したとおり、花咲か→シャングリラを決めると後はゼニスを投げたりするだけなので、そういった先にゼニスセレスなどのパワーカードを拾えるかどうかという面で勝利する事が可能。
そのため、他2対面と比べて最もゲームに勝つことが出来る。(有利かどうかではなく)
現実はマーダンロウにゼニスを抜かれてリソースが枯渇した所にしっかりジャシン帝を立てられて7点ぐらいのパンチでも沈んでしまう。
本リストではどれだけマナを伸ばせるか、どれだけパワーカードを投げれるかを考えるだけで良いのでそういう意味では一番勝ち負けがはっきりしている対面だと考えられる。
今後の課題
当然、他の文明を採用する事を検討したい。
ライオネルは何とも言えないが、ローゼスとサスペンスには可能性を感じる。
色配分で言うと、「どの色がどれくらいの枚数必要か」という点に関してはある程度自力で回していかないと判断がつかない印象がある。
「各ゼニスセレスをプレイする時にX文明はこれぐらいで十分だな」みたいな所もなんだかんだで今後深堀りされていく可能性はあるが、殿堂入り後に既存アーキタイプがどれだけ弱体化されるかも分からないしゼニスセレスばかりにリソースを割いている時間も無さそうだなという印象。
※次のGP個人戦はアドバンスという事もあり
本日より発売開始のエキスパンションの為、CSで上位入賞したリストから沢山の事を学びたいなという気持ちで今回のうなにっきは終了。
ここまで読んでいただいた皆様、本当に有難うございました。
今後も何卒、宜しく御願い致します。