【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFってどうなの?買い?
2024年6月12日に上場した新インド株ETFのiシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF【201A】について解説&買いかどうか見ていきたいと思います。
【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFの基本情報
iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFはNifty50指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)への連動を目指すETFです。
対象指数であるNifty50指数とは、インドのナショナル証券取引所に上場する銘柄の中から、時価総額・流動性・浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成される指数です。
指数の計算方法は浮動株調整済時価総額加重平均が採用されており、浮動株の時価総額が大きい企業の割合が多くなるようになっています。
時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいのでインド株市場全体の動きを反映しやすい特徴があります。
上場したてのETFですが、6月14日の出来高が2,349,340もあり、インドETFの中で最も人気の高い「NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信(1678)」に早くも迫る勢いです。
(NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信(1678)の6月14日の出来高 3,084,090)
それだけ注目度の高いETFである事が分かります。
【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFは買いか?
【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFが買いかどうかについては、あくまで私個人の考えを書いていきます。
まず、インド株が買いか?という点ですが、私自身インド株への投資を行っており、買いだと思っています。
簡潔に理由を書くと、過去20年間インドと米国、日本の代表的な指数を比較した時にインドが圧勝である事。
インドの人口が世界一となり、若い世代が多く圧倒的な労働力をもっている事。
2027年にはインドのGDPは世界3位になるという予測から今後の見通しも明るい事
などの理由からインド株を狙うのはアリだと個人的には思っています。
より詳細は別記事で書いてますので、興味ある方はこちらを御覧ください。
では、【201A】が他のインド株ETFと比べて買いかどうか書いていきます。
🟠注目すべきは信託報酬の安さ
以下は国内で購入可能なインド株ETFの簡単な比較表です。
見ての通り【201A】の信託報酬が他ETFと比べて断然安い事が分かります。
各銘柄が対象とするベンチマークを見ると、多くの銘柄が「Nifty50指数」をベンチマークしている事が分かります。
同じベンチマークを対象とするなら当然信託報酬が安い方がお得です。
また、BSE SENSEX指数もMSCIインディア指数もNifty50指数と過去のパフォーマンスの差は殆どありません。
これらの指数は構成銘柄が被っている銘柄も多くありますし、基本的にはインド株式の全体の値動きに連動するような指数なので極端な差は生まれにくいのです。
その為、「これからインドがきそうだからインド株持っておきたいな」「ETFで何か良いインド銘柄ないかな?」と思っている方は【201A】を選択するのが良いかなと個人的には思います。
結論:インド株ETFをポートフォリオに組み込みたいと考えている方にはとても良い商品
🟠ETFにこだわりがなければ投資信託という選択肢も
以下は、インド株インデックスのファンド比較図です。
見ての通り、【201A】と同じ「Nifty50指数」をベンチマークとする投資信託があります。
しかも【201A】の信託報酬:0.385%より安いファンドもあります。
その為、ETFが良い!といったこだわりが無ければ投資信託を選ぶが良いかなと思います。
ETFと投資信託って何が違うの?って方はこちらを御覧ください。
まとめ
【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFは、これからのインド経済に期待している方で且つ、ETFで探している方には第一候補にもなる銘柄だと思います。
今インド株ETFで一番人気なのがNEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信(1678)だと思いますが、私がこれから購入するのであれば迷わず【201A】を選びます。
ベンチマーク同じで信託報酬が安いから。
ただ、ETFにこだわりが無ければ、よりコストを抑えられる投資信託の方が良いかなと思います。
以上、【201A】iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETFってどうなの?に対する私の考えでした。
投資は自己判断でお願いしますね。
では、またねー 😉👋