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24年11月の米国株の動向は?過去実績からの予測

米国株は11月に上がりやすいのか?

それとも下がりやすいのか?

それを探る為に「S&P500」と「ナスダック総合」の過去40年間の11月単月の騰落率を調べてみたいと思います。

また、今年は大統領選挙があるので選挙のあった年と無かった年との比較も行っていきます。

過去40年11月の実績

過去40年(1984年~2023年)のS&P500とナスダック総合の11月単月での騰落率は以下の通りです。

◦11月単月の騰落率

年	S&P500	ナスダック総合
1984年11月	-1.51%	-1.82%
1985年11月	6.53%	7.32%
1986年11月	2.13%	-0.33%
1987年11月	-8.54%	-5.61%
1988年11月	-1.90%	-2.88%
1989年11月	1.65%	0.10%
1990年11月	5.99%	8.86%
1991年11月	-4.41%	-3.51%
1992年11月	3.03%	7.86%
1993年11月	-1.28%	-3.19%
1994年11月	-3.96%	-3.49%
1995年11月	4.11%	2.23%
1996年11月	7.33%	5.82%
1997年11月	4.46%	0.44%
1998年11月	5.91%	10.06%
1999年11月	1.91%	12.46%
2000年11月	-8.00%	-22.90%
2001年11月	7.52%	14.22%
2002年11月	5.70%	11.21%
2003年11月	0.71%	1.45%
2004年11月	3.86%	6.17%
2005年11月	3.52%	5.31%
2006年11月	1.65%	2.75%
2007年11月	-4.41%	-6.93%
2008年11月	-7.49%	-10.77%
2009年11月	5.73%	4.86%
2010年11月	-0.24%	-0.37%
2011年11月	-0.50%	-2.39%
2012年11月	0.28%	1.11%
2013年11月	2.81%	3.58%
2014年11月	2.45%	3.47%
2015年11月	0.05%	1.09%
2016年11月	3.42%	2.59%
2017年11月	2.81%	2.17%
2018年11月	1.79%	0.34%
2019年11月	3.40%	4.50%
2020年11月	10.75%	11.80%
2021年11月	-0.83%	0.25%
2022年11月	5.38%	4.37%
2023年11月	8.92%	10.70%
平均騰落率	1.77%	2.07%
赤文字:大統領選挙年

◦過去40年の成績

S&P500	勝敗	28勝12敗
	勝率	70.00%
	騰落率(平均)	1.77%
ナスダック総合	勝敗	28勝12敗
	勝率	70.00%
	騰落率(平均)	2.07%

S&P500は勝率が70.0%、平均暴落率が1.77%

ナスダック総合も同じ勝率70.0%、平均暴落率は2.07%となっています。

過去実績を見る限り、11月はかなり成績が良く上がりやすい月だという事が分かります。

更に深堀して、過去40年ではなく過去20年(2004年~2023年)で見るとまた違ってきます。

◦過去20年の成績

S&P500	勝敗	15勝5敗
	勝率	75.00%
	騰落率(平均)	2.17%
ナスダック総合	勝敗	16勝4敗
	勝率	80.00%
	騰落率(平均)	2.23%

過去20年で見ると更に成績が良くなります。

◦11月成績まとめ

・過去40年
S&P500:勝率 70.0% 暴落率 1.77%
ナスダック総合:勝率 70.0% 暴落率 2.07%

・過去20年
S&P500:勝率 75.0% 暴落率 2.17%
ナスダック総合:勝率 80.0% 暴落率 2.23%

過去の傾向から見ると11月の米国株への投資は比較的安心して行えそうな気がします。

ただ今年は大統領選挙年

大統領選挙のある年とない年では異なる株価の動きを見せる事も多いので、その辺りも比較していきます。

大統領選挙のあった年となかった年の比較

こちらも過去40年と過去20年でみていきます。

◦あった年・無かった年 11月単月での成績(過去40年)

◦あった年・無かった年 11月単月での成績(過去20年)

過去40年で見ると選挙のあった年の11月に関して、勝ち越してはいますが暴落率を見てもあまり芳しくはなく、好成績!という程ではありません。

選挙のなかった年に関しては好成績ですね。

ただ過去20年で見ると選挙のあった年もなかった年も好成績!

あくまで過去実績からの予測では11月の米国株は良さそうです

アノマリーから予測

米国株市場にはさまざまなアノマリーがあります。

株価動向を予測する時にアノマリーを参考にする投資家もいるので、11月に関連するアノマリーをまとめてみました。

ハロウィン効果

ハロウィン効果とは、10月末のハロウィンの時期に株価が安値を付けて翌年4月末にかけて株価が上がりやすいという事を指すアノマリーです。

つまりこのアノマリーを参考にすれば11月は上がりやすい月と言えそうです。

大統領サイクル

米国大統領選挙は4年に1度のサイクルで行われていますが、このサイクルに合わせて株価がどのように動きやすいかを表したアノマリーです。

大統領サイクルは4つに分けられます。

大統領選の前年/大統領選の年/大統領選の翌年/中間選挙の年(大統領選の2年後)

・大統領選の前年
現職の大統領が再選を目指して様々な経済対策を行うので株価が上昇しやすい年だと言われています。

・大統領選の年
比較的上昇傾向が続きますが、選挙が近づくにつれ次の大統領が誰になるのか分からないので不確実性が増し慎重になる投資家が増えます。

・大統領選の翌年
大統領選で政党が変わらなかった場合、大枠の政策は引き継がれるので方向性が明らかになり株価は上がりやすくなります。

大統領選で政党が変わった場合、今回で言えばトランプになった場合ですね。その場合は選挙年と選挙翌年の株価は逆転しやすいと言われています。

つまり大統領選の年である今年の市場パフォーマンスが上昇傾向にある場合、翌年は下落しやすくなるという事です。

・中間選挙の年
中間選挙の結果次第で勢力図が変わるので市場は再度慎重な動きとなります。

まとめ

過去40年、過去20年どちらで見ても11月単月での成績は良いです。

特に過去20年に絞った場合の成績はかなりの好成績を納めています。

アノマリーを参考にするとトランプ氏が当選した時はちょっとどうなるか読めない、ハリス氏が当選すれば株価は上がりやすい、といった感じなのかな。

個人的にはトランプ氏なっても上がってくれそうな気はしますけどね。

ただ!

これは過去データを基にした結果&個人の感想なので今年もそうなるとは限りません。あくまで一つの参考として見て頂ければと思います。

それでは、またねー😉👋


かりんちゃんのブログ↓

最近、日本株もちょこちょこ再開しだして、XやYoutube、ネットなどで色々と情報収集している時に見かけたかわいい子。

わたしが日本株を触る時はけっこうその時々で話題になってる”テーマ株”を重要視しているんだけど、そのテーマ株をまとめるのが上手で早いひと。

それに分かりやすいからとても参考になる

ゆうなと同じようにX以外にもブログとかで情報発信してる子と仲良くなりたいって気持ちもあってかりんちゃんのブログを紹介中。
日本株さわってる人はおすすめだよー😉🔽


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