日経平均高配当株50指数の構成銘柄および銘柄入れ替え
国内高配当ETFで人気の『【1489】NF日経高配当50』の連動指数として聞いた事がある方も多いと思われる「日経平均高配当株50指数」
この「日経平均高配当株50指数」を構成する銘柄の入れ替えが6月28日に行われます。
そこで、今回新規で採用される銘柄や除外銘柄、6月28日以降の構成銘柄一覧や、そもそも「日経平均高配当株50指数」とは?の辺りも解説していきたいと思います。
よろしくですっ
日経平均高配当株50指数とは
「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価に採用されている225銘柄の中から予想配当利回りの高い50銘柄で構成される指数の事です。
配当利回りに流動性(売買代金)を加味して銘柄を算出し、配当利回りウエート型で構成銘柄の比率を決めています。
ただし、1銘柄が全体に及ぼす影響を抑えるために最高でも1銘柄5%以内と定めています。
日本の代表的な株価指数(日経平均株価、TOPIX)よりも配当利回りが高くなる傾向にあります。
日経平均高配当株50指数の銘柄入れ替え
日経平均高配当株50指数は年1回、6月末に銘柄の入れ替えを行います。(2024年度は6月28日(金)に実施)
その時に5月末時点での予想配当利回りの高い銘柄を採用する一方、既存の構成銘柄の中で配当銘柄が低くなった銘柄は除外されます。
日経平均から除外される銘柄は都度除外されますが、45銘柄未満になるまで補充は行われず、毎年1回の銘柄入れ替えのタイミングで50銘柄に戻します。
2023年の銘柄入れ替え以降、2銘柄が除外されていたので現在(2024年6月26日)の構成銘柄は48銘柄となっていますが、今回の入れ替えで50銘柄に戻ります。
🟠今回採用される銘柄と除外される銘柄
採用銘柄:9銘柄
1802 大林組
4503 アステラス製薬
6305 日立建機
6471 日本精工
6770 アルプスアルパイン
6952 カシオ計算機
7201 日産自動車
7267 本田技研工業
8252 丸井グループ
除外銘柄:7銘柄
5020 ENEOSホールディングス
7186 コンコルディア・フィナンシャルグループ
8031 三井物産
8308 りそなホールディングス
8354 ふくおかフィナンシャルグループ
8604 野村ホールディングス
8795 T&Dホールディングス
🟠2024年7月以降の日経平均高配当株50指数の構成銘柄
予想配当利回りは2024/06/26時点
構成50銘柄の予想配当利回り平均は3.82%となります。
日経平均高配当株50指数は優良指数
日経平均高配当株50指数を連動指数とする【1489】NF日経高配当50の過去5年間のチャート図が以下の通りです。
3ヶ月トータルリターン:4.80%
3年トータルリターン:31.92%
5年トータルリターン:22.14%
【1489】は高い配当利回りを狙いつつ、高いリターンも期待が出来るETFです。
分配金狙いの投資先を探している方には割とおすすめのETFなので、銘柄入れ替えのタイミングで一考してみては如何でしょうか。
以上、『日経平均高配当株50指数の構成銘柄および銘柄入れ替え』でした。
またねー