【感想】「採集」を見てほしいって話
どうも。2つ目の記事を書いていこうと思います。ゆうなです。
またもや小林賢太郎さん関連です。どんだけ好きなんだよ。
というわけで、今回はこちら。
小林賢太郎さんと片桐仁さんのコントグループ、ラーメンズの「採集」です。またもや公式です。無料です。
こちら、ラーメンズのコントの中でも怖いと名高い「採集」。怖さで言ったら、個人的には「count」のあの部分も怖いとは思うのですが、あれは一部ですからね。こっちは全編通して不気味ですし、結末もね。アレですし。
というわけで、「採集」について書いていきます。
ネタバレは極力しないように頑張りますが、ちょっとだけしてしまっているかもしれません。ですが、大きなネタバレはしないようにしていますので、そこはご容赦を。
【その1】シチュエーションが怖い
見てもらった方が早いんですが、初めから怖い。夜中の体育館というシチュエーション、不気味に響く2人の声。ちゃんと響かせているんです。怖いですよね。普通、ホラー映画とかでしか使われませんよ、こんな設定。
でもこれ、ただのホラーではないんです。笑えます。まあ、ちゃんと笑えるのは初めの方だけですが。
特に、途中のラップは、口に出すと本当に気持ちいいです。韻踏みすぎて、気持ちがいい。ラップと聞いて、は? コントだよな? となった方は、ぜひ見てみてください。見終わったあと、ラップが頭から離れないと思いますよ。自分の場合、「唯一正月とお盆!」がエンドレスループしてました。3日くらい笑ってましたね、ここだけで。あの動きもツボです。
でも、小林賢太郎さん、ミステリー作家とラッパーの才能、本当にあるんじゃないでしょうか。めっちゃ綺麗に韻踏んでましたし、観客の方々の反応もすごかったですし。オーディエンスを沸かして、味方につけるのがラップバトルですよね? だとしたら、ほぼ勝ち確だと思いますよ。まあ、これ、ラップバトルではないんですけど。
とりあえず、お笑いの才能はありますよね、小林さん。
でなければ、こんなコント、書けませんもん。
【その2】伏線がすごい
この「採集」最大の特徴は伏線です。後半、怒涛の伏線回収。鳥肌立ちました。皆さんはどうでしょうか? 動画を見ている皆さんの後ろから覗き込んで、反応を見てみたいものです。
また、伏線ではないのですが、一番最後のハケ方は、公演によって違ったという噂を聞いたことがあります。まあ、どのようなハケ方かは言いませんけど。
でも、YouTubeの方は、ハケる前でカットされています。なので、結局、この後どうなったのかは分からないままです。真相は闇の中。
ワクワクしますね。
皆さんは、しません?
このあと、どうなったのか。
きになりません?
【休憩】気になったところ&小林さんの髪型が好みなこと
というか、一つだけすごく気になってることがありまして、卓球のシーンなんですけど、カットがすごいという話をするんですね。でも、小林さんの動き、どう見てもドライブなんですよね……
いや、中学の時、卓球やってたことあるんで、なんとなく球の動きは分かるんです。だから気になったんですけど、相手の方に球が飛んでいくのは、ドライブかけた時ですよね……?
まあ、卓球やったことない人は気にならないと思うんで、いいんですけどね。小林さん可愛いなって感じです(?)
あと、すごく好きなのが、小林さんの髪型。「銀河鉄道の夜のような夜」というコントの時の小林さんも好きなんですが、「採集」の髪型も好きです。
(「銀河鉄道の夜のような夜」も載せておきますね。自分がラーメンズにハマったきっかけのコントです。また今度、こちらのコントについても書きたいと思っています)
やっぱり、小林さんは前髪下ろしている方が好きですね。でも、前髪上げてるのも素敵です。オールバック、素敵です。
結局、小林さんなら何でも好きですね。
重症です。
【その3】片桐仁さんの芝居
このコントは、個人的に、片桐さんのお芝居がすごく好きです。ラーメンズの中の片桐さんの芝居だと、一番と言っていいほど好きです。
不穏な空気を出すのが本当に上手いんですよ。前半の、豚を食べようとしている時のやり取り。不穏ですよね。2人の会話の温度差。最高に不穏ですよね。視線を交えないのが、いい不穏さを醸し出してる。小林さんの指示なのでしょうけど、ただの笑いでは済まされない出来事が起こるのではないかという気がしてきます。ここのお芝居、すごいです、本当に。
というか、小林さんの脚本で動く片桐さんが本当に好きなんです。片桐さんの魅力を最大限に引き出している感じがして。
なので、ちょっとわがままかもしれませんが、
脚本・小林賢太郎
主演or出演・片桐仁
という布陣で、何か舞台やってくれませんかね……?
小林さんも、ちょっと出てくださってもいいんですよ……?
待ってますよ……
ずーっと待ってますから……
待ってるから……
赤いランプの下で、待ってるから……! (「やめさせないと」より)
という具合に、他のコントのセリフを挟んでしまうくらい、待ってます。
小林賢太郎さん、よろしくお願いします。
【まとめ】
ということで、今回はこんな感じですかね。
本編はちょっぴり長めの25分56秒となっています。
約26分。長いですね。でも、30分かかりませんから、実質0分です(?)
このコントが含まれる「ATOM」という公演は、全体的に面白いのでぜひ。再生リストはこちらになります。
ラーメンズはどの公演も好きなのですが、この公演は全ての公演の中でも個人的に1位、2位を争うくらい好きです。全体的に、世界観が好きです。
もし動画を見て面白いと思った方は、ぜひ、戯曲も読んでみてください。
戯曲と見比べながら動画を見ると、ここ完全にアドリブだろうな、というところが見えてきて、さらに面白くなります。少しだけですが、写真が載っているのもいいですよ。脳内でコントが再生されます。とても楽しいです。
というわけで、今回はこの辺で失礼します。
……皆さん、くれぐれも、標本が好きな友達には、気をつけてくださいね。