【感想】久しぶりの「ロールシャッハ」で熱くなった話

 どうも。ゆうなです。

 久しぶりに小林賢太郎演劇作品「ロールシャッハ」を見まして、カーテンコール中、ひとりで拍手してました。

 その感想を書いていきたいと思います。

 本編はYouTubeに上がってます。ぜひぜひ、観てください。

 では行きます。


【その1】登場人物たちに共感

 人は誰しも欠点を持っています。

 この「ロールシャッハ」の登場人物たちも同じ。
 壺井貢、串田益夫、天森平吉、富山塁。
 4人それぞれが欠点や悩みを抱え、どうにかして乗り越えようと、もがいています。

 その姿が愛おしいんです。
 そして、自分のことのようにも思えてくる。

 きちんと最後には解決してくれるし、納得もできる。
 自分の悩みも、これで一つ、解決されるのではないでしょうか。


【その2】デカい仕掛け

 この作品は、物語全体にデカい仕掛けがあります。
 それはそれはドデカい仕掛けが。

 そもそも、題名である「ロールシャッハ」というものが何か、ご存じでしょうか。
 正式名称は「ロールシャッハ・テスト」。 

ロールシャッハ・テスト(英: Rorschach test, Rorschach inkblot test)は、投影法に分類される性格検査の代表的な方法のひとつである。被験者にインクのしみを見せて何を想像するかを述べてもらい、その言語表現を分析することによって被験者の思考過程やその障害を推定するものである。    (ロールシャッハ・テスト/Wikipedia)

 簡単に言えば、左右対称の模様を見せて、それが何を表しているかを答えるというテストです。

 初めてこの作品を観て、ドデカい仕掛けに気付いた時、すごすぎて一旦動画を止めてしまいました。
 冷静にならないと、興奮しすぎて頭が爆発しそうだったからです。

 観ていただければ分かるのですが、本当にすごい。

 ネタバレはしたくないので、言いません。
 ですが、それに気付いた時、感嘆のため息をつくと思います。きっと。


【その3】笑える

 そりゃもう、笑えます。

 考えさせられるところが多い、というのが小林賢太郎演劇作品の特徴だと思っています。
 しかし、同じくらいに、笑える場面が多いのも小林賢太郎演劇作品の特徴なのではないでしょうか。

 喜びのバネも、身長いじりも、筋肉馬鹿キャラも。

 そりゃあもう、笑えます。

 元気がない時に観て、笑って、考えて、解決して、すっきりすれば、いつの間にか元気になっていると思います。

 そんな、魔法のような作品を創り出す魔法使いのような男。
 それが小林賢太郎です。


【その4】ジャグリング

 劇中で披露されるジャグリングは、今回の見どころと言っても良いのではないでしょうか。

 小林さんの言葉を借りるとすれば、「芸」ですね。

(こちらに詳しいことは書いてあります。「芸」とは何か。気になった方はぜひ読んでみてください。小林さんの思考を覗き見ているようで、ワクワクしますよ)

 ジャグリング、やってみたいなと思いました。(小並感)


【まとめ】

 小林賢太郎演劇作品「ロールシャッハ」は、冒頭でも言ったとおり、YouTubeで全編無料公開されています。ぜひ観てみてください。
 もう一度、リンクを貼っておきます。

 出ている役者の方々も、小林さんの作品の常連と言っていい方たちばかりで、安定感があります。

 でも、ちゃんと挑戦もしています。

 日常で疲れの溜まっている方、
 自分なんて、とたくさんのコンプレックスを抱いている方、
 最近笑ってないな、という方。
 ぜひ、観て、笑って、考えて、すっきりして、生きてるって良いなって思ってください。

 日常の支えになってくれたら嬉しいです。

 では、このへんで。
 また次の記事でお会いしましょう。

 それでは。

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