【感想】「ノケモノノケモノ」が好きっていう話

 東京で就職したばかりのゆうなです。どうも。

 初投稿だからといって、特別なことは何も考えてないです。好きなものを好きなように書いていこうと思います。

 まず記念すべき1つ目の記事は、小林賢太郎演劇作品「ノケモノノケモノ」についてです。久しぶりに見て、最後のバス停のシーンで泣いたので、そのままの流れで書きます。

 YouTubeに全編アップロードされているので、ぜひ見てみてください。公式です。

 では、いきます。


【その1】ハラミヤと自分が重なる

 記憶にある限り、音尾琢真さんを拝見したのは、この作品が初めてです。最高ですね、音尾さん。TEAM NACSの方だと初めて知りました。小林さん、ナックスの大泉さんとも仲が良いですよね。TEAM NACSさん、マジ感謝です。めっちゃ興味湧きました。今度、観に行きたいと思います。チケット戦争がすごいそうですが、頑張ります。

 こちらで小林さんもおっしゃっていますが、人間らしいんですよね。とても人間らしい。特別になりたいけれど、周りからずれるのは怖いサラリーマン。なんだか、自分のことを言われているようで、すこし怖くなりました。

 ずばっと悩みを言い当てて、それを最後に解決する。

 見終わったあとに、ちょっと、世界が広がる。

 なんだかポエムチックになってしまいましたが、そんな感覚になりました。皆さんは、この作品を見終えた後、どんな感想を持ったのか、ちょっと気になります。

 本当は生で見たかったのですが、小林賢太郎さんの作品に出会ったのが去年の11月なので、残念ながら観に行くことはできませんでした……一度でいいから、小林さんのお芝居を生で観たかった……作り手に専念することになってから1作目となる新作、いつまでも待ってます……待ってますよ……


【その2】面白い

 タイトルが一気に短くなりましたが、本当に「面白い」です。

 この「面白い」と言う言葉が、広くて奥深い言葉だということを教えてくださったのも、小林賢太郎さんです。

 『僕がコントや演劇のために考えていること』

 小林さんが書かれたこちらの書籍でも、

「かっこいい」も「かわいい」も、「快感」も「恐怖」も、「美しい」も「醜い」も、「不思議」も「わかりやすい」も、そして「笑い」も、みんなみんな「面白い」に入るのです。                     (『僕がコントや演劇のために考えていること』/小林賢太郎/p.13)

 とおっしゃっています。

 「ノケモノノケモノ」は、様々なシーンに散りばめられている「笑い」があって、自分の悩みを言い当てられた時の「恐怖」と、その悩みを解決してくれる「快感」もあって、そしてイルマさんは「かわいい」という、「面白い」が詰め込まれているエンターテイメント作品です。

 ……イルマさんがかわいいというのは、かなり主観的ですね。すみません。小林賢太郎さんへの愛があふれてしまいました。深くお詫びは致しません。だって、好きなんですもの。

 元々、ラーメンズというコントグループでデビューされた小林さんは、相方の片桐仁さんと一緒に、何万という人々を笑わせてきました。笑わせるだけではなく、時には恐怖に陥れ、時には涙腺も攻撃してきました。

 そんな、コントという枠をどんどん拡張していったコント職人・小林賢太郎。彼の創り出す作品が、面白くないわけがない。

 保障します。

 かなり、すっごく、たいへん、最高に面白いです。


【その3】イルマさんがかわいい

 そして、そんな小林賢太郎氏、とてもかわいいです。作中ではイルマという、とある秘密を抱えているキャラクターを演じています。

 自分としては、最後のバス停でのシーン、そこに全てが詰め込まれていると思います。そこの表情が最高なんです。目が、とても良い。表情をじっくり観察できるのは、映像ならではだと思います。ぜひ見てほしいところです。今回はここで泣きました。なんか、愛おしくなっちゃって。

 そんなイルマさん、初めは怪しいなと思っていたのですが、怪しいも何も……ねえ……重要な秘密抱えてましたからねえ……そりゃあ、ああいう感じになりますよねえ……

 ま、そこは、見てのお楽しみです。

 わくわくしてきました?

 してきたなら嬉しいんですけど。


【その4】辻本耕志さん、高橋良輔さん

 辻本耕志さんと小林賢太郎さん。うん、これは外せない。

 おふたりの掛け合いが心地いいんですよ。ここまできたら、もう心地いいです。安心して笑ってられます。腹抱えて笑います。笑ってください。ストレスもどっかに飛んでいくことでしょう。小さな悩み事は、馬鹿馬鹿しいなと思えますよ。ぜひ笑ってください。保障します。面白いです。

 そして、高橋良輔さん。最近気づいたのですが、実は、DisGOONieさんの「SECOND CHILDREN」という作品で一度、拝見していました。「From Three Sons of Mama Fratelli」という作品の中の1つの物語です。英語がすごいことになってますが、気になった方はぜひ。

 もしかしたら、そのうち、こちらの作品の話もするかもしれませんが、それはまた今度。素敵な作品だということだけは記しておきます。

 で、高橋さん。「ノケモノノケモノ」ではいろいろなキャラクターを演じられているのですが、率直に言ってどれも好き。個人的には狩人が好きですが、橋本さんが一番好きという人もいるかもしれません。あ、門番も好きです。辻本さんとのやり取り、最高に笑いました。

 狩人は話の重要なところで出てきます。多分、ここのシーンではっとさせられた人もいるのではないでしょうか。自分は、させられました。ぜひ、そこは、それぞれに感想を抱いていただけたら嬉しいです。


【まとめ】

 ということで、今回はこんな感じです。

 見たくなりましたでしょうか。なるべくネタバレしないようにしていたのですが、どうでしょう。作品の面白さが伝わっていたら嬉しいです。

 2時間かかりません。

 ぜひ、お時間ありましたら、見てみてください。

 よろしくお願いいたします。

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