【資格取得】交渉アナリスト2級
交渉アナリスト2級という資格について勉強したので、記録がてら資格やその内容について書いておきます。
まず交渉アナリストとは?
「交渉アナリスト」とは特定非営利活動法人「日本交渉協会」が認定する民間資格で、MBA レベルの交渉知識と交渉技術を身につけた実践者の育成を目的とされ、1級・補・2級・3級の4つの資格があります。
今回、私が受けたのは2級で、交渉アナリストに必要な基本的技術を習得した人に与えられる資格となります。
(交渉アナリストHPより引用:http://transagent.co.jp/nego/)
なぜ交渉アナリストを受けようと思ったのか。
それは、ずばり。会社で推奨されており合格すると、
受験にかかる費用だけではなく、資格取得奨励金がもらえる!
しかも通常の倍の奨励金がもらえる!
という大変安易な理由がきっかけで受けようと思いましたw
元々営業をしていた経験もあり(昔)、現在の広報/販促の業務でも社内、社外での交渉スキルはあっても無駄はないし、スムーズなコミュニケーションの為にも勉強したいなと思いました。
しかも、社内の他のメンバーもキャンペーンにあやかり、ぞくぞくと取得しているので、「これは、意外と簡単に取れるかもしれない」と思いw、受験する事にしました。
今、社内で交渉アナリスト2級を持っているメンバーは、17名もいます。
数字でみるゆめみ
受験方法は?
以下の3つの方法があります。
「通信講座」「オンデマンド講座」「通学ゼミ 土日集中講座」
社内で何がお勧めか確認したところ、土日集中講座の受講が多く、お勧めのようでしたが、私が受けようと思ったタイミングでは、土日集中講座の予約が出来ず、通信講座か、オンデマンド講座の2択でした。
社内で受講を先にしていたメンバーに、通信講座の教科書を少し見せてもらったところ、一瞬で眠たくなってしまったので、オンデマンドを選択しました。
※それぞれ合格基準と費用が変わります。
オンデマンド講座の流れ
オンデマンド講座(講義編)を視聴→ワークブックを使ってアウトプット学習→オンデマンド講座(解説編)を視聴。がワンセットで、全10回あります。
全10回が終了したら、指定ページをコピーし日本交渉協会へ送付します。
動画は、なんだか心地の良い音と一緒に講座が進み、眠くなるような癖になるような・・。講座は講義編が20分弱、解説編が15分程で、アウトプット学習を入れて、1回分1時間~1時間半もあれば終わります。なので、毎日やれば1日1時間、10日で終わる計算です。
交渉アナリスト2級で学べる事
まずは交渉に必要な単語等の基礎知識を学び、戦略、心理、意思決定の分析、交渉の実践や心得を学んでいきます。
どの回もよくある商談ケースを参考に、分析や実践的な交渉方法を学んでいくので、イメージがつきやすく進めやすいです。
個人的に印象に残った重要な事は、「ZOPA=交渉者同士の留保点の間」「BATNA=最善の代替え案」「アンカリング=最初の提示に固執してしまうこと」です。
また、交渉というと、どちらかが勝ちでどちらかが負ける。ようなイメージでいましたが、統合型交渉=Win-Win型の交渉という考えがある。という事も学びました。これはお互いの利益の総額を、より大きくなるように創造的に解決策を探すという事で、自分の会社の考えと似ていると思い大変共感できた方法です。クライアントとのやり取りでは、無理なオーダーを受ける事はせず、双方が満足出来るような形で問題を解決できるよう誰も心がけているので、改めて良い形でクライアントとの関係が築ける手法なんだな。と個人的に納得できました。
最後に
オンデマンド講座、私は、ダラダラやって課題を終了させるまでに数か月かかりました。。。難しかったのではなく、単純に月に3回分くらいしか重い腰が上がらない。という感じだったので、夏休みの宿題を後半にやりがちだった方は、2日間で強制的に終わる土日集中講座をお勧めします。自分で計画立てて、きちんと進められる方以外は、オンデマンド講座は分かりやすくてお勧めです。
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