いつも心身ともに活力に満ちている秘訣

区から来る特別検診というものを、初めて受けてみました。
これまでずっとスルーしてきたんですが、もうすぐ世田谷区民でなくなるかもしれないので、なんとなく受けてみる気になったのです。
健康面にはとくに問題は感じていませんでしたが。

実際、検査の結果は、いまのところなんの問題もなし。

健康体。
血液検査と大腸ガンの検査の結果がまだですが。
不思議なことに、身長が2センチ伸びていました。
なぜだ。

私は59歳で、来年は還暦という、自分でもびっくり、気がつけばおそろしい年齢になっていましたが、幸いなことにここ何年かはまったく病気知らず。
たまに風邪をひきかけることはありますが、寝込むようなことはなく、ここは年の功でうまくやりすごしてきました。
骨折したりスジを痛めたりしたことがありますが、これは自分の行動の不注意から来たもので、いましめの材料にはなっています。
精神的にもとても充実していて、毎日いきいきと仕事や好きなことにむかっています。

このように、この年齢になって活力に満ちていられるのは、それなりに理由があります。
自分なりに努力していることがいくつかあって、それを書きだしてみます。

1. 食べすぎない。1日2食、間食はなし。
2. 早寝早起き。
3. 音読療法、表現によるマインドフルネスをこころがける。
4. 武術の稽古を欠かさない。

「1.」はもう長らく習慣として定着しています。
とくに夜は食べません。
夜、お腹にものがはいっていると、寝付きが悪く、寝覚めもよくないのです。
胃をからっぽにしておく状態を作るために朝食を抜くのをすすめる人がいますが、私は夜中にからっぽにしておくほうが合っているようです。
間食はめったにせず、ただしお酒はすこし飲みます。

「2.」ですが、できれば夜明け前には起きていたい。
しかし、現代社会のなかで生活していると、夜の用事があったりして、就寝が遅くなることがあります。
そういうときはやはり、起きるのがちょっと遅くなってしまいます。
でも、基本的に早寝早起きです。

「3.」のマインドフルネスについて。
音読療法には呼吸法、発声、音読エチュード、共感的コミュニケーションという柱がありますが、これらはマインドフルネスの役に立ちます。
また現代朗読や音楽瞑想も、マインドフルネスの強力な練習になります。
とにかくたくらまず、反芻思考を手放し、いまこの瞬間の感覚体としての自分自身に注目し、ありつづける練習です。
これはNVCでいうところの自己共感でもあり、自分自身につながりつづけることでもあります。
自分の能力をもっとも発揮できる状態といってもいいでしょう。

「4.」は韓氏意拳という中国武術です。
打ったり蹴ったりという練習はないので、狭い場所でもひとりで稽古ができます。
深く自分の身体の声を聞き、身体を練っていく稽古です。
これも深いマインドフルネスの練習になります。
また、はっきりとはわかりませんが、健康にもいい影響があるように思います。

こういったことをけっこうまじめにやっているので、年齢を重ねた私がこのように心身ともに健康であるのも、納得できることかもしれません。

ボイスセラピー講座(7.6)
7月6日(水)10:00-15:00は羽根木の家で音読療法協会のボイスセラピー講座です。呼吸、声、音読を使っただれにでもできるセラピーで、自分自身と回りの人を癒してください。

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