NVC難民救済計画発動
昨日の夜は隔月で開催している三軒茶屋〈カフェ・オハナ〉での共感的コミュニケーションのワークショップ(勉強会)だった。
日経から出ているマーシャル・ローゼンバーグの『NVC』を読んで参加したという方がふたり。
トランジション世田谷 茶沢会のメンバーのアーチさんも参加してくれた。
アーチさんもよく、味噌作りのワークショップなどをオハナで開催している。
何度か共感的コミュニケーションの勉強会に参加し、またNVCの公認トレーナーのワークショップなどにも参加したことがあるのだが、いまいち乗りきれていない(笑)。
その感じは私にはとてもよくわかる。
共感的コミュニケーション(NVC)は人によってはとっつきにくいところがあったり、練習がすすんでくると壁にぶちあたったりすることがしばしばある。
そんなことがあって、勉強会から遠ざかってしまったり、学ぶことをやめてしまったりする人がたくさんいることを、私はよく知っている。
私自身が何度かそのような危機を経験しているからよくわかるのだ。
また、ワークショップに参加する時間や費用が捻出できなかったり、日々の生活や仕事や人間関係に追われて余裕がなかったりする人も多い。
そういう人にこそ共感的コミュニケーションを身につけてもらいたいものだし、そのことによって人生が開けることだったあるだろうと思う。
こういった人々のことを、私は最近「NVC難民」と呼んでいる。
この人たちにわかりやすくNVCをとどけること、こういった人たちにも参加しやすい勉強会を開催すること、これが私の仕事だろうと感じている。
そのための工夫を、今後いろいろとやってみるつもりだ。
このようなことに興味がある人はいるだろうか。
すくなくともアーチさんは興味を示してくれたようだ。
ひとりでもいれば計画を発動したい。