ハンドメイドの通販に特化した作品とは?
こんにちは!
フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェです。
本日の記事は「ハンドメイドの通販に特化した作品とは?」
「えっ、普通に作っている作品と、通販用の作品って違うの?」
明確な違いというよりは、気を付けなければならないことがあります。
今回はハンドメイド作品の通販を続けていて気付いたことをまとめました。
こちらの補足記事です↓
鋭利ではないか?
怪我防止のため、要確認。
特にUVレジンの縁
ハードタイプを使用して鋭利になっている場所がないか確認します。
ボツになった例↓
クイニーアマンをイメージしてUVレジンハードで土台を作りそこにデコレーション…と思ったのですが、縁を触ってみると指がスパッと切れそうだったのでボツに。
ちなみにこちらは「メルティアップルマカロン」のボツ案です。
先端が尖っていないか?
落下に弱いことと、欠けやすいです。
例:ポイントのクリーム絞りは通販用の作品には使わない。
手前のチョコクリームの絞り方です。
当時は「ポイント絞り可愛いから」という単純な理由でデザインしていましたが、後に「通販向けの絞り方ではない」と気付きました。
欠け・折れやすくないか?
特に細いパーツは要注意
すぐに折れてしまったらお客様に悲しい思いをさせてしまうので、細いパーツ等は補強するなどの対策をしましょう。
後から「これは良くなかった」と思う資材とコーティング↓
バニラが細長いです。
バニラの表面のパサパサ感を出したく樹脂粘土コスモス製
「細長いパーツだからレジンコーティングしなきゃ!」と当時は思ったのですが、このパーツの場合は逆にしなやかにした方が柔軟性が出来、耐久度が上がります。
割れにも注意
ガラスパーツを使用した作品も要注意です。
作りたいなと思う作品があるのですが、私はガラスは怖いので使用していません。作るとしたら展示用。
制作する場合は発送時の梱包を要工夫です。
耐水性の処理をしているか?
・耐水性の高い資材を使う
・生活防水ニスを塗る=仕上げ処理
私は仕上げ処理にウルトラバーニッシュマット(生活防水ニス)を塗装する事が多いですが、ホコリが付きにくくなるというメリットもあります。
耐久度はしっかりしているか?
ビギナーさんがよくやってしまう例:
アクセサリー加工をする際に、ヒートンを刺しただけ
=すぐ取れてしまう!
=クレームに繋がる!
↓こうすると◎
ヒートンを刺す時に接着剤(スーパーX)を付けてから刺す+根元をUVレジンでコーティングする
他にも…
・丸カンでなく二重の丸カンを使用する
・ボールチェーンは使用しないようにする
等々。耐久度は主にアクセサリー加工をする方が注意する点です。
経年対策
上記の「根元をUVレジンでコーティングする」も経年対策にあたります。
スーパーXは経年で酸化(黄変)してしまうので、空気に触れないようにコーティングすることで経年対策になります。
経年対策の例:
・使用する資材は極力新しいものを使用する(アクセサリーパーツ等)=必要な分で揃えて、一回の通販で完結させる
・粘土に水を入れる際は、一旦煮沸して冷ましてから入れる=不純物を極力減らす
等。
個体差がほとんど起きないデザインにする
例えば、ソースの広がり方等。
本人参加型のイベントと、通販の違いの一つである
「好きな個体を選べない」。
良い個体・イマイチの個体…とならないようにしています。
個体差によって販売ページを分けた例↓
ソースのたれ具合が3種類に分かれました。どうしても気になる個体差だったので販売ページを分けたところ、
お客様より「選べたのが嬉しかった」と沢山のお声を頂きました。
こちらの作品は「ティーサングリアマカロン」です。
制作をしていて個体差が出てしまった場合は、販売ページを分けるのも有りだと思います。
発送用の箱に入るサイズ?
作品を作る→それに見合うサイズを選ぶ…でも可能ですが、
一定のサイズに統一することで、箱と梱包材の無駄がなくなります。
そして、保管場所もスッキリします。
また、発送料の計算も比較的容易に出来ます。
例:このサイズなら〜gまでは〇〇円…等
まとめ
今回はハンドメイドの通販に特化した作品とは?についてまとめました。
いずれも「長くハンドメイドの通販を続けていたら気付いたこと」です。
もっと早くに気付いていたらなぁ、と思ったので今回まとめてみました!
通販を始めたばかりの作家さんのお役に立てますように。
ではまた!
ご覧くださいまして、ありがとうございました。
2019年2月9日 フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェ
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