”ぼっち=話すのが嫌い”ではない。【むしろ好き】
いつもぼっちでいる人を見てこう思ったことのある方はいませんか。
「人と話すのが嫌いなのかな。」
確かにぼっちの方は人と話すことが極端に少ないですから、そう思うのも無理ありません。
ですが、ぼっちの方のほとんどは話すのが嫌いなどころか、”人と話すのが好き”です。
嘘ではありません。ホントのホントです。
例えばこんな光景見たことないですか?
普段全く誰とも喋らないぼっちの子が、ある特定の子とだけめちゃくちゃ楽しそうにお喋りしている姿。
あの姿を見て、「この子は人と話すのが嫌いなのかなー」とはならないと思います。
つまり、ぼっちの子はきっかけ次第では沢山しゃべるし、話すのが好きな人が多いのです。
では、なぜ人と話さないのか。
「じゃあ何で普段から人と話さないの?」とつっこまれそうですが、それにもちゃんと理由があります。
単純に、”人に話しかけるのが苦手”だからです。
何の理由もきっかけもない状態で人に話しかけようとすると、「迷惑じゃないかな…。」とためらってしまいます。
こんな光景を見たことありませんか?
普段はずっと本を読んでいて全く喋らない子が、授業でグループになって何かのテーマで話し合いをするとなると、普通にみんなと一緒に喋っている姿。
これはどういうことかというと、ぼっちの人は”話すきっかけや理由”が決まっていれば話せるということです。
・学校で班ごとに分かれて何かのテーマで話し合うとき
・就活のグループディスカッションで、何かについて議論するとき
・頼まれごとをして、それを相手に伝える時
など、なんでも良いです。
”何か少しでも話しかけるきっかけ”さえあれば、人と話せるのです。
逆に言うと休み時間などに誰とも喋らないのは、しゃべる理由やきっかけがない状態だからです。
別に寝ててもいいし、本を読んでても良い。そんな状況で相手に話しかけることが出来ないのです。
ぼっちのジレンマ
「そんなこと考えずに喋りかければいいじゃん!」
「人に言われないと何もできないのかよ!」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、ぼっちの僕たちも「誰かと話したい!話しかけたい!」と常日頃思っています。
それでも出来ない。じれったい。
こんな気持ちを抱えながら、ぼっちは日々一人で過ごしているのです。
最後に忘れないでほしいのでもう一度言います。
「ぼっちは”話すのが嫌い”な訳じゃない。話しかけるのが苦手なだけ。」
以上、ぼっちの”ゆーみな”でした。