芸人シェアハウスにエモさを感じた話。
ここ最近、「素敵じゃないか」に対して異常に熱を上げている。
どれくらいかと言うと、「柏市(千葉の)」を「柏木」と聞き間違えるくらいだ。
知ったきっかけはニューヨークチャンネル「花鳥風月問題」(ただこの時は「何この人たち」くらいにしか思ってなかった)、そしてハマってきっかけはあるライブにてだが、ここまでのめり込んだ決定打がある。
畠中家の日常、だ。
東京都某所にて芸人3名でルームシェアをしている様子をただただアップしているだけのチャンネルだ。
これが嘘みたいに母性本能をくすぐり、ノスタルジアまで呼び起こしてしまった。
これはある人妻が3人の芸人を愛おしく思うまでの過程である。
初めに畠中家のメンバーを説明しよう。
(便宜上)長男・畠中悠(オズワルド)
オズワルドの最近女芸人との交際が報じられてない、背の高い方。実家が昆布漁師の方。
とにかく謎が多い。でも、歌がうまいし、何なら歌を書ける。「あたらしいとうきょう」は名曲。
最近別に家を借りたらしく「畠中家」には帰ってきていないらしい。
(便宜上)次男・柏木成彦(素敵じゃないか)
素敵じゃないかの目つきがあまり宜しくない方。最近なかなかいないタバコを吸う姿が様になる、フェロモンムンムンお兄さん。
私が今、好きなタイプと聞かれたらこの人の名前を出す。あの伊藤沙莉が顔ファンらしい。
長男とよくふざけている。好きな人は好き、むしろ沼間違いなし。
(便宜上)三男・太朗(太鵬)
太鵬のなすなかにしとアビスパが大好きな方。元ナミダバシ。
末っ子にしてツッコミ役。
レストランでアルバイトしているため料理がとても上手い。
「シンパイニュース」でM-1決勝当日の朝、畠中に「ワイルドスピードの外人が作ったみたいな（柏木談）」朝食を作ったのはこの人。
お笑い好きな人なら三人とも聞いたことがあるだろうし、そうでなくても「オズワルドの背が大きい方と後輩2名」と覚えていただければそれでいい。
さて、ここからは私がなぜこんなにも畠中家が好きなのかについて話していきたいと思う。
まず、彼らは「なんかちょっとダメ」なのである。
彼らは全員が30代男性。でも、皆さんの周りの30代男性に比べたら「なんかちょっとダメ」だと思う。
それは何だかだらしないところがあったり、夜中に意味不明なことをしてはしゃいだり。
その「なんかちょっとダメ」なところがとにかく愛おしい。
私自身、堅い職場に勤めていることもあるのだろう、こういう30代男性を身近で見ないから、とにかく可愛くて仕方がない。
長男と次男が意味不明な行いをしていることに対して、やれやれ、といった感じでつっこむ三男も愛おしい。
そして彼らは高校時代、休み時間にはしゃいでいた男子たちを思い出させる。
皆さんも思い出してほしい。
休み時間、教室の片隅で訳のわからない行動をしたり、叫んでいたり。そういう男子、絶対各クラス2人はいただろう。
そしてそれを「なんかやってんなぁ」「あほだなぁ」と思っていただろう。
畠中家は、あの教室の片隅の延長線にあるのだ。
あの家にはノスタルジアが詰まっているのだ。
さて、ここまで長々と書いてきたが、百聞は一見に如かず。
ぜひ、動画を見て欲しい。
（AKレーシングの企画で陣内智則が来ていた回は神回！ここに畠中家の魅力が詰まっている）
先述の通り、畠中が別に家を借りたため現在あの家には次男と三男だけだし、チャンネルの更新も止まっている。
もしかしたら、この三人が別々に暮らすことになる日もそう遠くはないだろう。
それでも、私はこの三人が大好きだ。
どうか、別々になるその日まで青春を見せていてほしい。