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人妻プチ逃亡記〜曳舟・大道博物館編〜

!STOP!
当コンテンツには性的な描写が多々あります。
苦手な方、18歳未満の方はリターン!でお願いします。


「ポップなビートで逃げ出したい 現実から遠く目を逸らしたい」

そんな曲がある。
まさに今の私がそうだ。

その週はとにかくついていなかった。
1週間ずっとうっすら体調が悪かった。今も風邪ひいてる。
仕事でちょっと感じの悪い対応をされてこっちもキレそうになってしまった。
今年最大の出来事になりそうだった、Snow Manのライブのチケットが取れなかった。転売ヤー、クソが!!

逃げたい!!!!

自室で目を覚まし、そう思った。

逃げよう!!

次の瞬間には鞄を持っていた。
今日は一旦「人妻」であることを忘れよう。

旅行にはおやつがつきものだ。
ということで。


電車に乗って向かったのは曳舟駅。ひきふね、と読みます。

上京するまでは読み方、知らなかったな。
中学の修学旅行でこの隣、東武博物館のある東向島には行きました。
スカイツリーがまだ建設中で、業平橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅)から見上げて班のメンバーとすごーい!って言ったっけ。

話を戻します。
そこから目的地へトコトコ向かう。
ちなみに「曳舟」って地名はないそうです。

あの日の私、スカイツリーが見たいと思った時に見られるところに住んでるよ。

さぁ、目的地に着きました。

ここは「大道芸術館」

写真家、ジャーナリストの都築響一さんが鳥羽の秘宝館の展示物や収集したアート作品、ラブドールなどなどを展示している大人のためのスポット。

ずっと来たかったんです!今回の「逃亡遠足」先にはぴったりかと思ってね。

さっそく入ります。
SFチックなお人形さんがお出迎え!

入場料は3000円。1000円分後述するバースペースで使える金券があるので実質2000円。
最初に案内されたのは…なんだぁ!?

なんだかスナックのような、不思議なスペース。
いや、テーブル?にお姉さん寝てるし、奥にはアムステルダムの飾り窓を彷彿とさせるお姉さんが。

ここで学芸員さんの案内と鳥羽秘宝館の当時のCMが!
これは貴重です。

↑こんな感じのCMが見られます

案内が終わると3Fへ。
階段もアート!アート!!
退屈する暇などありません。

3Fに入ると……な、なんだぁ!?

ここは鳥羽秘宝館に併設されていた「鳥羽SF未来館」の展示の一部が再現されています。

展示のストーリーは
「1999年、ノストラダムスの予言通り壊滅的被害を受けた地球に異星人が襲来。新しい人類を作り出すために人間を捕獲。繁殖させるにあたって不適合とされると抹○。適した優秀な美男美女だけを強制的に繁殖活動させ、生まれた胎児を急速に成長させ、また繁殖させる。(「鳥羽国際秘宝館」wikiより)」
というルッキズムの最終形態のようなディストピア!

ここがもう、生々しい!
特に不適合者が消される装置なんて、「こんな未来にならなくてよかったぁ〜」とちょっと安心してしまうほど。

ここに載せるのはほんの一部です。BANされたくないもん。

出産から3年で18歳の体にできる装置

でも、この鳥羽SF館が完成したのは81年。人が見えない未来に何か恐怖を感じていたのかな、なんて思います。(製作者の性癖が見え隠れしてるけど)

さて、2Fに向かいます。

2Fはバースペース!
隣に綺麗なお姉さんがいる…と思ったらラブドール!!

このバースペースには全部で6体のラブドールがいるんですが、全部ぱっと見生身の人間!
ここにいるのは全てオリエント工業産のもの。
もう新規製造終了してしまったのでレア物です。

いろんなところを触ってみましたが、部位によって質感が違う!
スタッフさんによると「部位によって使用するシリコンを変えてます」とのこと。これは職人芸だね!

バーでは一般的なカクテルもありますが、ピンク映画の名前を模したカクテルも!
私は「甘い樹液」というカクテルを注文。

ティーベースのカクテルでした。もしお酒が弱い人でもソフトドリンクも多種あったので安心!

ちなみにおつまみは…やーん♡

他にも「入るとなぜか恋人関係になってしまうお風呂屋さん」で実際使われていたスチームマシンや(写真撮り忘れたー!)

胸を揉むともう片方からお酒がでる不思議なマシーン



一件普通の人形だけど裏返すと只今桃色遊戯中なお人形さん(これが無修正!あまりにバッチリ描かれているので載せられませーん!!)
などなど!!1日あっても足りないくらいの情報量!

もう頭の中クラックラで1Fへ。
図録が欲しかったけど売り切れ中とのこと。
また来よう。

帰りはスカイツリーまで歩いて冷麺食べました!
あっという間に食べちゃったんで写真なし。

帰る頃にはすっかり元気になってました。
次は熱海の秘宝館?

〜行かれる方へ〜
・押上駅からも歩けますが、遠いです!頑張るか、曳舟まで電車に乗りましょう
・一部サイトでは「予約制」となっていますが、予約は不要でした。
ただし不定休やイベント開催で貸切営業の日もあるとのことなので公式Instagramを確認してから訪問されることをおすすめします。


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