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兼業花屋。会社員として働くことへの「漠然とした不安」

私は今、新卒で入社したシステム系の会社で約8年働いています。
その傍らで、有給と週末を使いながら、フローリストの活動を行っています。

兼業花屋として活動を始めるまでの間、働き方や自分の人生について
考えることや思うことがたくさんあったので、今回はその記録を残したいと思います。

新卒で入社した会社は、もともと私が関わりたいと思っていた業界。
大学時代は文系だったため、システム系には詳しくないものの
でも新たな可能性が広がることへの期待が大きく、入社をしました。

入社してからは本当にあっという間で、なかなか一人前になれずに
目の前のタスクに追われるように過ごしていたらあっいう間に3、4年は過ぎていました。

あっという間に過ぎていく中で、「今までの大切にしていたものを忘れていく」ような感覚に何度か陥ることがあり
その正体が何なのか、明確にはわかららず「漠然とした不安」がそのころから私には付きまとっていました。

漠然とした不安に向き合うことになったのは、コロナ渦のタイミングでした。
会社員として働くことは、安定したお給料がもらえるので、生活に困ったことは一度もないものの
今、仕事にしている内容が、自分が本当にやりたいと思っている内容なのか。
人生このままでよいのか、という気持ちが大きくなりました。

会社員として働く中で、自分は成長できているのか?と不安になることももちろんあったけど
自分の意志とは関係がなく成長できる機会自体はたくさんある。
そしてそれを確実にこなしてきているからこそ今の自分がある。
今では本当にそう思えるので、会社員として働くことにも意義を見出すことができている。

だから、そこでの経験が意味がないものというわけではない。
それでも漠然とした不安が消えたなったとき



その成長が自分の目指したい方向に向けての成長なのか

そんなことを考えました。


自分の人生を考え、その過程に仕事がある。
私の人生で何を実現したくて、仕事をしているのか。


今までは、どこか仕事が中心になっていた部分があったことに、気づきました。
自分の人生を考えた時、その過程に必要な成長をしているのか。
成長すること自体はもちろん良いことだけど、成長した結果が望んでいる姿なのか。

今の仕事が、自分の人生の目指す方向と重なっているならよいと思います。
ただ就職活動をするときにそこまで先を見通して仕事を選ぶことは
当時の私はできませんでした。

きっとそのずれが、漠然とした不安だったのかもしれません。
言葉にならなくとも、無意識というか感覚というか直感というか
そのようなものでは感じとっていたのだと思います。


私は、まだこの会社で私がまだ成長できること、成長したいと思っていることがあるから、会社員を続けています。

いつか、花屋で生計が立てれるようになるまで…!

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