9年間の楽器変遷(ベース編)
※前回のギター編はこちらから
2014年
1.Fender Japan JB-62 Fretless Mod【現役】
ギターについての機材は父の私物で一通り揃っていましたが、
ベースについては全く無かった為ヤフオクで中古を購入。
(ちなみに価格は現在では考えられない破格の25000円)
元々はフレッテッドですが毎日8~12時間演奏していた影響で、
2016年頃から各フレットの高さが合わなくなり
「リフレットするくらいなら」とフレットレスに改造しました。
改造後ほぼ放置状態でしたが、
2022年からシンクルームでのセッションが激増した影響で
活動の機会が増えました。
楽器としての完成度は非常に高く、
これで始めてなかったらきっと続けられなかったと思うので
とても思い入れのあるベースです。
これだけは墓まで持っていくか、子供が出来たときに譲ります/(^o^)\
2015年
2.Yamaha RBX Super Medium Series
有名な演奏者の方々が複数本使い分けている様子を見て
「楽器を増やせばもっと上手くなる」理論を発動しハードオフで購入。
購入時点で限界トラスロッドネックだった影響で驚異の弦高6mmという
養成ギブスとどっこいどっこいなベースでしたが、
おかげで軟弱な2フィンガーを鍛える良い練習になりました。
2016年
3.Bacchus BJB5-800G
知り合いからお借りした後、現在は実家に保管しています。
IT系の専門学校に通っていた際、
校内で行われる企業説明会の自己アピールタイムで
何を思ったかこれを持参してソロ演奏で行動力をアピール、
結果そのアピールが功を奏し現在の会社に就職することになりました。
2017年
4.Sire V7 Vintage 1st(アルダーボディ、メイプル指板)
この時まともに演奏できる4弦が手元に残っておらず、
マーカスミラー監修で当時注目を集めていたV7を購入。
パッシブ時の音抜けが素晴らしく使い続けていましたが、
「アッシュボディなら更に抜けるサウンドなのかな~」との期待から
買い直しを決意し売却。
結局買い直しまで4年かかったわけですが/(^o^)\(後述)
2018年
5.Philip Kubicki EX-Factor【現役】
同モデルを使用していた某ニコニコ演奏者の影響で、
ずっと探していたベース。
ネット上では年間数本程度で取引されていましたが
コアな人気からいずれも即売でなかなか巡り合えず、
「東京の楽器屋ならネット掲載以外に置いてる店舗があるかも」
という淡い期待を胸に向かった東京の楽器屋にて
「さっき購入キャンセルになりこれからネットに再掲載しようとしてた」
という本機に遭遇。
運命を感じてその場で即決、現在まで愛用しています。
2019年
6.Cort GB-95
SH構成ピックアップと分かり合えないまま知人に売却。
7.Tanatos KFB-7
ソロベースや多弦への憧れがあり購入。
7弦自体に弾きにくい印象は無く、
寧ろ「7弦ギターと同じ要領で使えてお得だね」という感想。
オリジナル曲の作成で一度使用しましたが、
「高音側の交換弦を揃えるのが大変」「腰痛が悪化する」
という理由で渋々売却。
しかし悲劇は少なくともあと2回繰り返されます/(^o^)\(後述)
8.TUNE TWXT-8N
個人フルオーダーの中古品。
今までで一番手を焼いたベース。
まず挨拶代わりに
「ワイ専用弦と同じゲージ使わんと一生チューニングが合わへんで」
という前代未聞のワガママっぷりを披露し、
知らずに弦交換を始めてブチブチ弦を切ってしまうファーストコンタクト。
(ちなみに専用弦は4弦+複弦のセットで約9000円)
そして強力スプリング8本掛けでようやく留まるトレモロブリッジ、
更に座奏時は右足えぐり取れるんじゃないかってくらい食い込むボディと、
とにかく癖の強い関西のツンツンツンツンツンツンツンデレベースでした。
使用機会を作れなかったことが一番の原因で売却しましたが、
複弦トレモロという変わり者ながら演奏性とサウンドはしっかり確保された
非常に優秀なベースでした。
2020年
9.Sterling by MUSIC MAN RAY4
約2万円で購入しましたが、
ブラインドであれば本家と比べても全く分からないサウンドが出ることや
ネックの完成度から、
Sterlingというメーカーが気に入ったきっかけのベース。
唯一の不満点はペグがやや硬めだったことくらい。
10.Yamaha Attitude Special
ビリー・シーン師範シグネイチャーモデルの廉価版。
シグネイチャーなので当たり前ですが、ハムバッカーピックアップ単体で
鳴らすとモロ「Colorado Bulldog」のAメロサウンドが。
しかし思ったよりもハムバッカーとフロントVolノブが
スラップの邪魔になったことから売却。
11.Ibanez SRX430
見た目はドンピシャでしたが音がどうしても好きになれず、
ローズウッド指板の黒染色などアレコレ手を加えましたが結局売却。
12.Greco Device Fomula F-85
弦とボディの間隔がコレジャナイで即売却。
13.Corona MLD-5
当時タイムリーすぎる名前の韓国メーカー。
リー・リトナーやチャカ・カーンのベーシストとして名高い
「メルヴィン・リー・デイヴィス」のシグネイチャーモデル。
国内での取り扱いはほとんど無い希少モデルですが、
これもネット掲載前の現物を楽器店にてたまたま発見し即決。
締まりのあるメイプルネックのサウンドで気に入っていましたが、
更に憧れのベース購入の為に売却。(後述)
2021年
14.Tanatos KFB-7
謎の買い直し(1回目)。
1本目とは違い各フレットポイントでビビりが出る状態だった為、
ライブで1回使用後に売却。
15.Moon JJ-5 Sutoh Model【現役】
お馴染み須藤満さんシグネイチャーモデル。
須藤さんは人生で一番コピーしてきたベーシストですが
憧れはありつつも新品30万以上はなかなか手が出せず足踏みしていました。
そんなある日、とある所有ユーザーから
「純正ピックアップからバルトリーニに換装」
「ネックをMoonにて新たにオーダーしたものと交換」
という実質新品状態のものを格安で譲っていただきました。
お得意のアクティブ回路に斜めのフロントピックアップも相まって、
お手本のようなパキッとしたアクティブサウンドが楽しめるベースです。
LowBの鳴りも評判が良く、演奏のお仕事では特に使用しています。
16.CrewsManiacSound JB-Modern Active
JB-62がフレットレスになったことで
4弦パッシブでローズウッド指板のJBを弾きたくなり購入。
あまりにも良すぎて別記事を執筆中でしたがギター編でも書いた
引っ越し騒動につき資金が必要になり、
友人のご厚意で一時的に売却保管。
ほぼ確で買い戻します。
2023年
17.Sire v7 Vintage 1st(アッシュボディ、メイプル指板)
4年越しの買い直し。
これはマジで良いです。
確実にフェンダーのシグネイチャーよりマーカスミラーサウンドが出ます。
先の引っ越し騒動にて資金繰りのため泣く泣く売却しましたが、
いずれは後継モデルの2ndを買い直す予定です。
18.Ibanez BTB7
謎の買い直し(2回目)。
BTBの時点で不安はありませんでしたが、
やはりTanatosと比べると雲泥の差で作りが良く、
スーパーロングスケールですがテンションも程良く完成された楽器です。
引っ越し騒動にて資金繰りのため売却。
19.Tsubasa Guitar Workshop The Hopper【現役】
あほくさ引越し騒動その他諸々で私生活のストレスが積もり(口実)、
衝動買いしてしまった現状最高金額のベース。
2021年に長野で開かれた「信州ギター祭り」にて存在を初めて知り、
試奏時のフィーリングから「これいつか買うかも」という
好感触がありました。
他ヴィンテージ系ジャズベースとの比較で良いと感じた点
ヴィンテージとモダンの二つの要素が良い塩梅でミックスされているのも
魅力ですが、
楽器のボディバランスが現状の自分に合っているという
身体との相性で選びました。
総括
アホかと。
でもきっとこれからも買い続けちゃうんだろうなと/(^o^)\
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