「アビスパ福岡のロードマップ」は、内容を変更した方が良い

2021年に、アビスパ福岡が発表したロードマップに次のようなものがある。

一番下にある「アビスパ福岡が日本を代表するチームになるロードマップ」である。Step1からStep3まで3段階あり、Step1「売上げ26億、J1定着」、Step2「売上50億、J1上位」、Step3「売上100億、ACLへ」というものだ。

しかし2023年時点で売上高26億はクリアしていて、28.7億あるが、

他のクラブの売上高をクラブ経営情報開示資料を見るに、

https://aboutj.jleague.jp/corporate/assets/pdf/club_info/club_doc-2023.pdf

とても、J1で定着したとは思えない。2021年は、これでも良かったのかもしれない。それは、アビスパも売上高を伸ばしているが、他のJ1クラブも売上げを伸ばしているからだ。売上高だけを示しても、他クラブとの競争になるので、その数字をクリアしたとしても、他が、さらに伸ばした場合には、結局、資金下位で引き抜かれる立場は同じなのだ。J1内での順位を考慮しないとダメだろう。

・J1定着:J1で売上高12位以内(売上高50億程度)
・J2上位:J1で売上高8位以内
・ACLへ:J1で売上高5位以内

この辺に、ロードマップを変更した方がいいだろう。
ただし、現在の経営環境のままでは、厳しいと思う。
方法は2つある。
・2023年から2024年から親会社のCAからの資金を大幅に増やした町田方式
・アクセス処理能力に問題があり、なかなか観客数が増やせない博多の森球技場に変わる新スタジアム建設

この2つである。
ロードマップのStep3に新規事業着手(スタジアム等)があるが、これを前倒しで実行することが、おそらく必要になるだろう。



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