私が6年前に勉強を始めた不動産投資をやろうと思った理由
このブログを見にきてくださったということは、不動産投資に興味がある方だと思います。
私自身もまだまだ学びの途中ですが、初心者の方に分かりやすく自分が経験してきたことも絡めながら、”不動産投資の良いところ悪いところ”をお伝えできればと思っています。
私は50歳になる手前で、小さなアパートを1棟買うことができました。
不動産投資を始めようとした時に、何をどうするのか分かりませんでしたが、家計のやりくりに頭を悩ませていた主婦の勘で、「簡単に買ってはダメだ!」とだけは思いました。
でも後々、「簡単に買ってはダメだ!」というより「簡単に買えない!」という現実を突きつけられました。
今回は、私が不動産投資を始めようとした時のことを、お伝えしたいと思います。
「不動産」に対するイメージとやり始めた理由
突然ですが、「不動産」に対するイメージはどんなものですか?
”土地持ちお金持ちの人”しか不動産は持てないから私には無関係
「不動産」というとなんか怪しい感じがする
黒いサングラスにゴールドの宝飾を身につけ(バブリーな昭和)危ないイメージ(笑)
お札をうちわ代わりに使っている(笑)
大きな建物(マンションやビル)を持っていてお金に困らない別世界
私にはハードルが高くて一生買えないもの
自宅があるしそれ以外に建物を所有したら税金がかかっちゃう
というようなイメージを、私は「不動産」という言葉を聞くだけで持っていました。
シンプルにいうと『別世界』というか。
でも、不動産投資の勉強を始めてからのイメージは、だいぶ変わりました。
私が出逢った、一緒に勉強をしてきた仲間たちや物件についてあれこれと語り合う仲間たちは、属性の良い人や私のようにそれほど属性が良くない人、真面目に自分の将来を語ってくれたり、聞いてくれたりするような人が多かったと感じています。
※属性・・・その人の、年齢、性別、居住地、家族構成、職業、収入などを示します。
しかし、正直に言えば、全ての人とは言いません。
なかには、「資産が〇〇億円でさ〜」とか「超簡単に〇〇千万円の物件が買えたんだよね〜」といった人も、たまにいました。
そういう方々とは感覚の世界が違うので、参考程度に話を聞かせてもらいました。
でも、意外とそれはそれで後々に「あの時あんなことを言っていたな」と思うこともありましたので、話を聞くというのは将来に訪れることのヒントの宝庫にもなります。
関わる人の中で、共感できると感じた人や、自分もこんなふうになりたいと思った人には、積極的に話を聞いて目標にするのは、自分にとって大きな励みになります。
つまり、属性が違ういろんな人がいろんなやり方で不動産投資をしているので、正解は一つではないということです。
もしあなたが、「不動産投資を始めようとしているけど自分には無理だから諦めよう」と考えていたら、まだスタートラインに立ったばかりなのに、そこで諦めてしまうのはもったいないです。
私が不動産投資を始めた時、一番大切なものは「”今の自分”と他の人を比較しない」ということだと感じました。
周りの人達は、始めているのがあなたより早いのですから、「”今の自分”と違っていて当然なんだ」と思うことです。
私自身も「やっぱり私には無理かもしれない」と思ったことが(今でもそうですが)何度もありましたが、そんな私でも買うことができました。
先ずは、一歩を踏み出してみましょう。
最初に始めた投資は株式投資。だけど・・・
私は30年近く仕事をしてきましたが、子供の成長と共にお金がかかってきていたので、40代に入る頃に、他に収入口はないものかと探していました。
そこで手っ取り早かったのが株式投資でした。
当時の会社で、株式投資をやっていた人が数人いて、「株主優待が届いた」「配当金がある」「利益が出た」というような、羨ましい言葉を何度か耳にすることがありました。
「投資」というものをやったことがなかったので、とりあえず小さく始めましたが、「お金がお金を産む」という感覚が全くない状態でしたので、自分でろくに勉強もせずに始めたものですから、それはそれは残念な結果となりました。
もう一度始めようと思った時はちゃんと勉強をしましたが、結局は値動きが気になって仕事も手につかない状態でした。
当然、気持ちが疲弊してきて、株を持っていない時の方が気持ちが穏やかでいられることが多かったので、自然に株はやめてしまいました。
なぜ不動産投資を選んだのか
ズバリ! 株価のように「値動きがなかった」からです。
株は会社の業績が良くても、相場が下がれば株価も下がります。(全てではありません)
FXなどもそうですよね。
24時間世界の相場は動いていますので、寝ている間に、〇〇〇万円損してしまったという話も聞いたことがあります。
その点不動産は値動きに関係なく、「日経平均が下がったから私が所有する不動産の家賃が下がった」なんてことはありません。
投資はリスクがつきものですが、目先の世の中の流れで家賃が左右されないという点が、とても私には魅力的でした。
それと、私は住宅業界で30年間仕事をしていました。
なので、建築の知識は少しはありましたし、何よりも建物が大好きだったという点が大きい理由の一つでもあります。
「建物」という大きな括りからすると、私にとっては始めやすかったのかもしれません。
このブログでは、建築の観点からも話していきたいと思いますので、参考にしてくださいね。