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道徳マップ#5 断捨離の道のりに使ってみた
今回は、断捨離にしたいAさんが道徳マップを使って断捨離までの道のりを視覚化してみたという回です。
(道徳マップの基本的な使い方はこちら↓)
1. 目標と理想を入れる
まずはじめに、Aさんが目標と理想を道徳マップに入れました。
目標:自分の部屋の荷物を半分に!(服や雑貨)
理想
• 引越しが楽になる
• お金が増える
• 無駄遣いをしなくなる
• 部屋が広々と使える
Aさんは、このように目標を定め、理想の状態を具体的にイメージしました。
2. ゴールを考える
次に、道徳マップの右上にゴールを設定しました。
まず、「冬服も含めて全ての服を自分の部屋に収納」というゴールを設定。
さらに、「一旦片付けても物が増えないようにする」という視点も追加し、最終的に物が収まりきるのかをチェックする項目も設けました。
3. 手立てを考える
ここからは手立てを埋めていきました。Aさんは以下の方法を考えました。
• 長く着ていない服の処分
• 部屋全体の物量を把握するために、持ち物を写真に撮る
• メルカリやリサイクルショップを活用して不要な物を処分する
• 1週間ごとにエリアを区切って片付けを進める
こうして、具体的で実行可能な手立てを整理しました。
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4. 道徳マップを使ってみて
Aさんが道徳マップを使ってみて感じたのは、「順序が明確になった」ということでした。
これまで漠然と「片付けたほうがいいな」と思っていただけだったのが、「何から始めればいいのか」が見える化され、スムーズに行動を起こせたそうです。
また、道徳マップはフローチャートに似ている部分もありますが、Aさんは「目的から逆算できる感じがする」とのこと。
「目標や理想を中心に据えて考えられるのが良かった」と語っていました。
5. 他にどんなことに使ってみたい?
Aさんは、道徳マップが片付け以外にも幅広く応用できると感じたそうです。
例えば、授業の目標設定や家庭での生活改善など、あらゆる場面で使えるのではないかと話していました。
「こうして整理すると、自分の行動が計画的になるだけでなく、目標達成の喜びを感じやすくなる」とのこと。今後も様々な分野で道徳マップを活用していきたいと意気込んでいました。
6. 最終まとめ
道徳マップは、自分の考えや行動を「見える化」し、目標達成までの道筋を整理するツールとして非常に有効です。
Aさんのように、日常生活の課題や目標に応用すれば、具体的な行動計画を立てられるだけでなく、その過程で自分自身の成長や気づきにもつながります。
これを読んで興味を持った方は、ぜひ一度、道徳マップを使ってみてはいかがでしょうか?
今日はこれでおしまい!