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ウォッカとジンの違いについて

皆さんお疲れ様です!ゆーくんです!

世界四大スピリッツであるウォッカとジン。
この2つのスピリッツ、もの凄く似てるんですよね。
何がいったい違うんでしょうか??
ひも解いていきましょう‎|•'-'•)و✧

原材料の違い

ウォッカの原材料は大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀類など。

ジンの原材料も大麦やジャガイモ、トウモロコシといった穀類とほぼウォッカと同じ原材料なんですね。

では原材料がほぼ同じウォッカとジン。いったい何が違うのか?!

それはジュニパーベリーというセイヨウネズとも呼ばれている実を使っているかどうかです。
ウォッカには使われておらず、ジンはジュニパーベリーを必ず使わなければいけない
と定義されています。

ジュニパーベリーはベリーと名が付いていますがブルーベリーやクランベリーのように果肉や果汁があるわけではなく、胡椒のようにコロコロした固い果実のようなものです。ハンバーグなどにも練り込むと香りがたって美味しいですよ😋

蒸留方法

ジンやウォッカといったスピリッツ(蒸留酒)は醸造酒(ワインや日本酒、ビールなど)を火にかけて、アルコール分だけを摘出したものを指します。

ジンもウォッカもポットスチルを使用して蒸留することは同じなのですがウォッカに限っては蒸留したあとに少し一手間加えています。

蒸留の過程でウォッカは蒸留したばかりのニュートラルスピリッツ(蒸留したお酒を加水してアルコール度数を調整をする前のスピリッツのこと)を白樺の木炭で丁寧に濾過することが定められています。

この過程によりウォッカは口当たりまろやかで、非常にクセの少ない飲みやすいスピリッツになります。

風味や味わいは?

ウォッカは前述のとおり、白樺の木炭で濾過する過程を経ることで口当たりまろやかで、非常にクセの少ない飲みやすいスピリッツになります

ジンにはこの過程がないためウォッカに比べると原材料などの風味や香りが強くなる傾向にあります。
ジュニパーベリーをはじめ、薬草や香草を使われることが多くボタニカルを感じスパイシーな口当たりとなる事が多いです。

ウォッカはカクテルに使ったりする場合も素材の邪魔になることも少なく、どんな材料にも合うようなスピリッツです。
ウォッカを使うカクテルはスクリュードライバーやソルティドッグなどが有名ですね。

反対にジンはスパイシーな風味なのでカンパリやベルモットなど、香草系の香り高いリキュールなどによく合います。
ジンを使ったカクテルはカクテルの王様と呼ばれるマティーニやネグローニといったカクテルが有名です!

ジンとパルフェタムール(スミレのリキュール)を使ったカクテル『ブルームーン』

最後に

ジンやウォッカはテキーラやラムに並んで世界四大スピリッツと称される、お酒の世界でも有名なお酒です。

ウォッカはストレートで飲む。というよりは様々なカクテルに使われるイメージが強いスピリッツ。

ジンはもちろんカクテルにも使われますが、風味もスパイシーで独特ことからロックやソーダ割りで素材の味そのものを生かす飲み方をされる方も少なくありません。

この記事を読むことでウォッカやジンを飲んでみようかな、とかもっと好きになった!って方が増えていただければ幸いです😊

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