人と会う旅 in KANSAI 2021
どうも。ゆうくんです。
9月の3連休を使って関西に行ってきました。
この社会情勢を通じて、マスコミ報道に信頼が無くなり自分の目で見たものでない限り、信じることができなくなってしまいました。
最近は、仕事が忙しいこともありますが、テレビを見なくなり、社会情勢については、新聞やインターネットの記事から入手するようになっています。
8月にアフガニスタンがタリバンにより、陥落したという報道についても、あくまでも、テレビや新聞のカメラで切り取られた世界線であって、アフガニスタンの友人(大学院時代の研究室で一緒に過ごした友人がいる)から聞いた情報でない限り信頼ができないし、目に見えるもの、感じるものしか信頼っておけないんじゃないかと最近思うようになりました。
そういうわけで、実際に土地を訪問し、人と会って話すことを目的に今回、「人と会う旅」と言うテーマで関西に行ってきました。
1日毎に訪問した場所、会った人について記していきたいと思います。
1日目:大阪
朝10時に自宅を出て、13時過ぎに新大阪に到着。
大阪に来るのは今回5回目。
初めて大阪を訪問した時は、中学校の修学旅行でUSJへ。この時はちょうど新型インフルエンザが流行して、修学旅行中止になるんじゃないかとなりましたが、ノーマスクでバスに乗降するときのみアルコール消毒してた記憶しかありません。バスの中でカラオケしたり、密になったりしてめっちゃ楽しかった思い出があります。
2回目は、大学1年生のとき。この時は、東海道本線を横断する目的で大阪から東京に抜けたので、梅田から直ぐに新快速に乗って京都へ向かったので正直1~2時間程度の滞在時間。
3回目は、一昨年5月に就職試験を受けに行ったとき。
4回目は、去年10月に公共交通の勉強会で梅田へ。
4回も行ってるのに、実はまともに大阪観光していなかったという私。
しかも足を運んでいるのは、梅田や新大阪ばかりで南の方には足を運んでおらず、関西遊びにおいでよ!って言われ続けた挙句ようやく関西をゆっくり堪能できるようになったのは、今回だったというのは恥ずかしい限りです。
友人から、梅田に来てということだったので、大阪メトロ・シティバスの1日券を購入して、梅田へ。
梅田に到着して、人多いなって思いました。
福岡も160万人、都市圏人口250万を抱える大都市で、1年半過ごしており、人が多いのに慣れたはずなのに、自分でもこんな感想抱くの正直不思議な感覚です。
友人2人と合流し、難波から道頓堀へ。
もう9月の中旬とは言えども日中は暑い。
これが、阪神が優勝したら人が飛び込む川だな~という感想を抱きながら、たこ焼きを観光地価格で頂きました。
15時になったということで、約束していた大学の先生と合流し、西成(あいりん地区)へ。
実は、日本のスラムだの治安がめっちゃ悪いだの色々噂は耳にしていたにも関わらず、未だに行けていませんでした。
ということで、実際に行ってみましたが、至って普通のまちだと感じました。
確かに警察署や消防署にはフェンスが付いているものの、治安の悪さは感じなかったし、独特な臭いもなかったし。。。
行ってみないと本当に分からないんだなと今回行ってみて分かりました。
本当は、飛田新地にも行ってみたかったのですが、時間とこのご時世というのもあって訪問できませんでした。
その代わりと言ってもなんですが、大学の先生から渡船に乗ってみようとお声掛け頂いて、近くの波止場へ。
途中に「赤バス」の廃車体があって盛り上がったりとても楽しい散歩でした。
木津川は貨物船が通ることから橋が架けられないとのこと。その代わりに15分に1本運行される船が往来の足となっており、道路の代わりであるので無料で利用できるそうです。
その後、1時間に60本以上運行されるバス通りからバスに乗って、難波に戻り、大学の先生とはお別れ。
3人で新今宮にある串カツ屋へ。
大阪の串カツ屋と言えば、2度付け禁止ですがこのお店も2度付け禁止でした。
私たちが入店したタイミングでは、待ち時間なく、入店することができましたが、15分後には入店待ちの長い列ができていました。
その後、通天閣へ。
通天閣の真下に行ったら、友人とばったり遭遇。
今回会うことはできなさそうだよね~。とMessengerで話していたのですが、まさかこんな形で遭遇するとは夢にも思っていませんでした。
30分ほど談笑して、次なる目的地へ。
20時を回り、まちのお店が閉まる中、今度は、友人が1人合流し、とある場所で3時間ほど交通まちづくりについて語り合いました。
もちろん、仲の良い友人同士ではあるものの、時には主張を曲げず、利害もぶつかり合う中、予定調和が無い議論と言うのは本当に面白いもの。
そうやって、23時まで議論し、それぞれ帰路へ。
その後、私は0:30まで、20時に合流した友人とホテルのロビーで語り合っていました。
2日目:神戸→名張(三重)
2日目は神戸へ。
関西に行くとなぜか京都に足が向いてしまうことが多くて、今まで神戸には行ったことがありませんでした。
この日はまた別の友人と約束しており(とは言いつつも実は今回会うのが3回目)、三ノ宮駅で合流しました。
三ノ宮のアーケード街を少し散策した後に、生田神社へ。
ここは、恋みくじで有名な神社らしく、この日も結婚式が行われていました。
その後、海に行きたいと友人に伝え、メリケンパークへ。
その道中、ここが神戸のマダム街と教えて頂いたり、戦前に建てられた洋風の建物を眺めました。
メリケンパークに到着後、まずは平成7年1月17日5:46に発生した阪神淡路大震災の被害が残る神戸震災メモリアルパークへ。
私は、まだこの時この世に存在していなかった(私の同級生は母親のお腹の中にいる人もいた)のですが、産まれる前にこんな大きな被害が出た地震があったんだと感じました。
ただ、神戸も震災から四半世紀以上経っていることからかなり復興が進んでおり、熊本地震から2年経った益城町を訪問した時の何とも言えない静寂な空気と比べると、どこか衝動的な部分は少なく感じました。
個人的には、神戸の景観は残念だと思う節が強く、折角、港町なのに、港から高層ビルが邪魔をしてしまい六甲山が見えないというのは、とても残念に思いました。
その後、クルーズ船が発着する港を経由して、ハーバーランド内のmosaic(モザイク)へ。
ここで、初めてのトルコアイスを頂きました。
トルコアイスが溶けてお互いが着ている服についてしまい、チョコレートアートになってしまうというオチ付きで笑笑
この日、神戸で一緒に時間を過ごした友人は、船について学べる高等専門学校に通っていたそうで、船を操舵できる資格も持っているそうです。
それ故、全く知らなかった船の知識を教えて頂いたりして大変勉強になりました。
その友人は、今は宇宙に興味があるそう。潮の満ち欠けは月の引力の影響を受けているということもあって、宇宙のことを知ることは海のことを知ることに繋がるし、関係があるからこそ、とても共感することができました。
その後、元町へ向かい、うどんを頂いた後、日本の3大中華街の一つである元町中華街へ。(うどんを奢って頂き有難うございました)
横浜の横浜中華街と長崎の新地中華街が行ったことがあったので、神戸の中華街にも興味がありました。
昨年3月に台湾行った時の記憶が鮮明にあるので、ついつい台湾と比較してしまうのですが、台湾や中国(3年前に青島(チンダオ)へ渡航経験あり)と比べると、中華料理独特の匂いと言うのは弱い印象を持ちました。
元町中華街から歩いて北野坂、トーマス坂と山登りをしました。
残念ながら、山側からは、三ノ宮駅付近に立つ高層ビルが邪魔してしまい神戸の港の風景を眺めることはできませんでした。
三ノ宮駅に戻ってきて、友人と一緒に大阪駅(梅田)へ。
そこで神戸在住の友人とは別れ、電車で1時間揺られ名張・三重へ。
1日目に通天閣の真下でばったり会った友人に、1つ目的は果たしたんだからこっちにおいでとお誘いを受けて名張に行き、夕食を食べながら共に語り合いました。
夕食ができるまでの間ギターをポンと渡されて、適当にコードを抑えて過ごしたりしていたのですが、ギターにつられて猫さんが寄ってきました笑笑
滅多に姿を現さない猫ちゃんもこの日は出てきたようです。
勝手に歌詞が思い浮かんだり、コード進行が思いついたりと普段では思いつかないような発想が自分から出てきて大変驚きました。
旅は、人を成長させると言いますが、本当に成長させてくれるんだとこの時肌で感じました。
その後、駅まで知人に送って頂き、大阪のホテルに戻りました。
3日目:京都
3日目、この日は最終日。高校・大学の後輩に会うため京都へ。
2日目の友人も、この後輩も私が九州から訪問するから、大阪まで行くよ!と言ってくれていたのですが、今回のテーマは「人と会う」ことが目的なので彼らが過ごす土地へ足を運ぶことにしました。
特に後輩はまだ学生なので来てもらうというのは社会人としての私の立場もあるし。。。
この後輩は今年GWに「この騒動が始まった去年の3月に自分の振る舞いが間違っていました。すみません。」と僕にLINEで連絡がありました。
自分の考えが間違っていたことを認識して謝罪できるという後輩の姿勢にとても尊敬した部分もあって、今回、素直に会いたいと思っていました。
彼の都合もついたことから今回会うことができました。
京都駅の中央改札口で後輩と合流。
どこ行こうか?という話をしていて、ふと思いついたのが嵐山。
京都には4回中3回来ており、著名な観光地の中で唯一行けてなかったのが嵐山なので、今回は嵐山にしました。
以前は、観光公害と言われるほど人が多く京都の魅力が半減してしまうということもありましたが、今の時期は人も程々で観光するにはちょうど良い頃合いでした。
京都に住む後輩のお勧めで天龍寺へ。
嵐山と言えば紅葉ですが、まだ葉は青く、あと1カ月すると紅葉が綺麗だろうなと想像しながら歩きました。
天龍寺を歩いた後は、もう一か所行きたいところが後輩はあったそうですが、私の乗る新幹線の時間がありリミットがあることから、残念ながらもう一か所は訪問できませんでした。
山陰本線の線路を跨ぎ、嵯峨嵐山駅から快速電車に乗って京都駅に戻ってきました。
最初は地下鉄、阪急電車と3回乗り換えしましたが、JRやったら1本でめっちゃ早かったやんと2人で笑いあいました。
後輩は、大学院は京都で過ごしましたが、来年から宮崎に帰ってきて、宮崎で働くとのこと。
都会で働く選択肢もあったようですが、宮崎に帰ることにしたようです。
その後、後輩のお勧めで、京都駅で鯖寿司を頂き、新快速で新大阪に戻って新幹線で福岡に帰りました。
このときキャリーバッグが壊れてしまったのですが、帰りの新幹線はN700系のトップナンバーに当たるという良いことがありましたので結果オーライと思っています。
ちなみにカバー写真が博多駅に到着した時に撮影したものになります。
4.まとめ
1日目に6人の友人と過ごし、1人との出会いがありました。
2日目は、3人の友人と過ごし、2人もの新しい出会いがありました。
3日目は、後輩1人と過ごしました。
この3日間で、8人もの友人と会うことができ、3人と新たに出会う貴重な機会になりました。
時間が限られている中で、11人の人と会い、2府3県を巡るというテーマに合った旅になったのではないかと思っています。
この社会情勢だからこそ、会って話すという大切さを実感しましたし、それが自分自身を豊かにしていくのではないかと思っています。
今回会った方は、もちろん社会情勢を踏まえて会わないという選択があったかもしれませんが、私が九州から来るから、会いたいからと会ってくれました。
本当に、今回会って頂いた皆様有難うございました。
おかげさまで、私にとってもとても有意義な旅、時間になりました。
また、私の元へ来る際には連絡をお待ちしております。
私もまた、「人と会う旅」を企画して、たくさんの人と会いたいと思います。その際は、よろしくお願いします。