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旦那とのなれそめ〜出会ったきっかけ〜

私は旦那と2020年12月に結婚をして今年で4年目になるが、生まれ育った熊本を離れて旦那がいる新潟へと結婚を機に転居しました。

そもそもなぜ熊本と新潟の人が結婚するのか。どこで出会ったの?マッチングアプリ?とまあ大体の人から聞かれるわけだけど、出会ったきっかけについてお話ししようと思います。


1、出会う前の残念な私

遡ること2019年11月、当時33歳だった私は派遣看護師として産婦人科外来で働いていた。彼氏いない歴6年を更新しようとしていた。
貯金なし、彼氏なし、夢なし、楽しみなしというなかなか残念な毎日を送っていた。
派遣看護師として働いていた産婦人科のクリニックも11月末で契約終了。12月からは修学旅行の添乗看護師の仕事をする予定で、この時すでに翌年2月まで合計5件の仕事が決まっていた。派遣先のクリニックで勤務終了の挨拶をした翌日から早速1件目の添乗の仕事が入っていた。

2、なぜ添乗看護師?

私は2017年に初めて修学旅行添乗の仕事をしたのだが、添乗看護師をやったきっかけは当時勤めていた病院を退職するタイミングがちょうど修学旅行シーズンだった(1月)。
次に決まっていた病院は3月からの予定だったため、2月は丸々1ヶ月空いている・・・(というか無職)
貯金もなかった私は、どうしようどうしようと焦っていた。そんな時元々看護師転職サービスに登録をしていてそこから修学旅行添乗の仕事の話がきた。

「仕事で旅行に行けるなんてラッキー!」

と不純で甘い考えで添乗看護師をすることになった。

初めての添乗看護師で行った先は新潟だった。初めての新潟。
まさか数年後、その新潟に住むことになるなんて当たり前だがこの時は知る由もない。
初めて行った新潟は本当に素晴らしかった。南魚沼のスキー場だったのだけど、自分が高校生の修学旅行以来数メートル積もった雪に涙が出そうになるほど感動した。今までよほど狭い世界で生きていたんだ。こんな景色が見れるなんて。目の前がぱあっと明るくなった気がした。
この感動が私の心を動かし「仕事でこんな楽しい経験ができるなんて!」と、
この日以来添乗看護師の虜になった。
(この経験がきっかけで後に養護教諭の免許を取ったり、旦那と結婚するきっかけになったりと私の人生を大きく動かすのであった)


3、熊本空港で初めまして

初めて添乗看護師をしてから毎年シーズンになると1、2件行っていて、ほとんどが(というか全部)熊本の高校の修学旅行だったのだけど、この2019年1件目の添乗の仕事は、なんと新潟の高校が熊本に修学旅行に来るというものだった。しかも旅程は全て行ったことあるところばかり。大好きな飛行機や新幹線にも乗れない。
とりあえず今年1件目の仕事頑張ろう!という気持ちで集合場所である熊本空港に向かった。

熊本空港では、長崎のバス会社の人たちと新潟の高校の修学旅行団をお出迎えの準備。私は事前打ち合わせで、一人の先生から救護バックを受け取るように言われていた。
待てど待てど救護バックを持っていそうな先生はいない。とりあえずはるばる遠方からの修学旅行団を笑顔で出迎えていた。
そんな時一人の男性教師が

「看護師さんですか?」

と声をかけてきた。そこには見た目まあまあかっこよさげ、というか少しチャラくて本当に教師か?と思うほど。その人が救護バックを持っていた。

「はい!(ニッコリ)よろしくお願いします!」

と挨拶を交わし救護バックを受け取った。

この第一印象、チャラ教師の男性こそ、後に旦那となる人だったのだ。


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