お財布手帳(ディープM5)の中身
財布手帳、という言葉をご存知でしょうか。
その名の通り「お財布と手帳をひとつにまとめる」ことで、主に小さめの手帳(システム手帳のM5やM6、トラベラーズノートのパスポートサイズなど)をカスタマイズしてお財布機能を追加している方が多い印象です。
私も小さい手帳が好きな人間のひとりとして何度か試行錯誤を繰り返してきた結果、アシュフォードのディープM5をお財布手帳として使うのがそれなりに定着してきたので、紹介してみようと思います。
アシュフォード ディープM5(11mm 名刺フォン)
アシュフォードの手帳の中でもエントリーモデルにあたるシリーズがディープ。
どのサイズでも比較的収納力に優れていることと、軽くて柔らかく傷や汚れが気になりづらい水牛革、ステッチがアクセントになったシンプルなデザインなどが特徴です。
ディープM5は公式でお財布や名刺入れとしての使用を想定して作られた「名刺フォン」と呼ばれるタイプで、お札入れも小銭入れもついています。
いくつかある名刺フォンタイプの手帳の中でも、ディープはよくランキング1位に上がっている人気のモデルで、お財布手帳として使っている方をSNSでよく見かけます。
私のお財布手帳の使い方
こちらが私のディープM5、色はネイビーです。
使い方の前提
最近はQR決済とクレカがメイン
とはいえ地方在住なので現金も持っておきたい
手帳好き&手書き好きなのでなるべく手帳を持ち歩きたい、けど荷物を増やしたくない
現金エリア
私はお札入れはそのまま使い、小銭入れは未使用。
100均のクリアポーチに1つだけ穴を開けてリング部分に挟み、そこに小銭を入れています。
わざわざそうしているメリットは手持ちの小銭が一目でわかること、取り出しやすいこと、元々の小銭入れに小銭の跡や匂いがつかないのでお財布手帳に飽きたら普通の手帳に戻せること。
デメリットは見た目がちょっとチープなこと。
でも最近どんどんお財布を出す機会も減っているし、個人的にはメリットのほうが大きいんじゃないかな、と思っています。
素敵なレストランとかに行くときはちゃんとしたお財布に入れ替えたほうがいいのかもしれませんが、今のところ機会がないので……。
小銭の後ろはメモなので、書いた内容の目隠しと紙の巻き込み防止を兼ねて、軟質カードケースに穴を開けたものを表紙として入れています。
カード・レシートエリア
名刺入れ部分はぱっと開いて中身を出しやすいので、よく使うクレカを手前のポケットに。
広いほうの名刺ポケットはレシート入れにしていて、定期的にまとめて捨てます。
クーポンや金券なども奥にあると存在を忘れやすいので、クレカと一緒に入れていることが多いです。
手帳エリア
ここは基本的に何でも書いてOKなメモ帳。
お財布手帳には買い物メモや家計簿を搭載している方もよく見かけるのですが、私はそのあたりはスマホアプリを使っているので、ディープの手帳エリアは「いつでも絶対に紙とペンを持っている安心感」のために特化させています。
しっかり手帳タイムしたいときは他の手帳を持ち出すのですが、短時間だけ外に出るときや鞄が小さいときは荷物を増やしたくなくて、でもそういうときに限ってちょっと時間ができたり、考え事をしたくなったりもするのです。
そういうとき、お財布を忘れていなければ絶対に紙とペンを持っている、というのは手帳好きにとっては素敵なことだと感じています。
ということで、書くためのリフィルは白い紙のみで、書き終わったら定期的に他の手帳に移動させています。
あとは後ろのほうに緊急連絡先など。
旅行のときは、飛行機の時間やチケットの確認番号などをメモして挟んでおくことも多いです。
手作り(というほどでもない)リフター
またまた見た目度外視で自作した、ペンホルダー兼バンドリフター。
最近はアシュフォードからバンドリフターが発売されましたが、少し前までM5のバンドリフターはPLOTTERくらいしかなく、私の住む田舎ではまず手に入らなかったのです。
買えるタイミングまでのつなぎのつもりで、100均の軟質カードケースに平ゴムをホチキス留めして使っていたのですが、妙にしっくりきてしまい。
ついでにペンホルダーも同じ方式にしたら、手持ちのペンにぴったりのサイズに調整できるのがとてもよくて、そちらもしっくりきてしまい。
結局このままになってしまっていますが、アシュフォードのバンドリフターが近所で手に入るようになったら買い替える、かも。
ちなみに普段差しているペンはパイロットのプレラという万年筆。
イベントでカスタマイズしたのでデザインが違いますが、透明軸のプレラ色彩逢いと同じモデルです。
サイズ感と色が今のところディープに最適。
予備エリア
リング右側にもポケットがあり、そこそこ入りますが名刺入れ部分よりは出し入れしづらいので、使用頻度の低いカードを入れています。
小さいポケットにはジッパー付き袋に入れたシールと、クリップ型のお守り。
それからお札入れの内側に交通ICカードを入れています。
ディープより後発の名刺フォンタイプの手帳(ビタリータなど)には、この部分にちょうどいい内ポケットが付いているそうですが、ディープには付いていないので、お札と一緒に挟んでいるだけ。
折りたたむとお札入れ部分には隙間がなくなるので今のところ落としたことはありません。
このICカードの内側に、QR決済でもらったレシートやチケット・切符などを挟んでおけるのも結構便利です。
おわりに
お財布手帳って、いざ使ってみると
(お財布はお財布、手帳は手帳で分かれてたほうが使いやすいな……)
(別にひとつにまとめる必要ないな……)
などなどの結論にたどり着いたりもします。正直。
でも自分に合った使い方が見つかれば便利だし、何よりも好きな手帳をうまく使うために試行錯誤するのはとても楽しい。
そしてディープM5はお財布としても手帳としても使いやすくておすすめ!
ということで、誰かの参考になったら嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。