015 話しかたは言葉のチョイスではなく”見た目”が大事
こんにちは!ゆきえです。
会話はキャッチボールいわれています。相手に対してどうボールを投げるか、相手のボールをどう受け取るのか、の相互作用で、どちらも大切にするから円滑なコミュニケーションが成り立っていきます。
「相手のボールをどう受け取るのか」ということで昨日は「傾聴力」をお伝えしました。
「相手に対してどうボールを投げるのか」ということで、意見を言うことをお伝えしたのですが、それ以外にも注意することが多く、繊細になっていく必要があります。
いま「人は話し方が9割」という本がベストセラーになっています。
特別に、スピーチができるようになる本ではなく、日常生活の中で「沈黙の時間が怖い」だったり「思ったことを言えない」といった、実践的な部分での悩みを解決できるような内容になっています。
ぜひおすすめなので、気になるかたはお手に取ってみてください。
この本がベストセラーになるということは、それだけ世の中でも”話し方”に悩みを持っている方が多いんだなってことがわかります。
メラビアンの法則
話は変わりますが「メラビアンの法則」というものをご存じでしょうか。もしかしたら企業の新人研修で聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
情報が与える影響は、
視覚情報…55%
聴覚情報…38%
言語情報…7%
話し方を考えるうえで、どんな言葉をチョイスしたらいいのか、どういう言い回しがいいのか、をメインで考えているのだとしたら、実は言語情報である7%しか伝わっていないということになります。
それよりも、視覚情報や聴覚情報のほうが重要視される傾向にあります。
例えば、「言っていることは合理的なんだけど、すごく辛そう」なら「そんなに辛いのを我慢してまでそれをやる必要はないのではないか」と思う。
逆に、「何を言っているのかさっぱりわからないけど、すごく楽しそう」なら「よくわからないけど、そんなに楽しそうなら私もやってみようかな」と思う。
視覚情報と聴覚情報に重きを置く話しかたとは
メラビアンの法則を意識した話しかたで、話しかたが変わります。どんな人の話だったら聞いてみたいと思うでしょうか。
楽しくしゃべる人、わくわくしているように見える人、聞き取りやすいトーンでしゃべる人、聞き取りやすいテンポでしゃべる人、などなど。
まずはそれをやってみましょう。
私はよく「いつもすごく深刻そうだね」とよく言われていました。そこから話すときには表情筋をもう1つ上げて笑顔でしゃべるようにしています。また、声のトーンも低いと怒っているように聞こえるので、声のトーンも1つ上げることを意識するようにしています。
その結果「いつも元気であかるいね」と言われるようになりました。
人の生きる自由を尊重する自分になるために、スキルや知識はまだなにもなかったとしても、元気なら与えられます。
これからも、相手に与えていける自分になっていきます。