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絵日記1 抹茶と水大福 〈68歳iPadで絵を描く、の顛末〉
① 68歳、iPadで絵を描く、の顛末
1年ちょっと前、今ならiPadが少し安く買えるよ、と娘。買う〜と飛びついた私。
娘「何に使うの?」私「iPadで絵を描きたいの」
ペンは別売りだったのでネットで購入、娘にお絵描きアプリAdobe frescoを入れてもらって準備完了…。
あれから1年、iPadはスマホより大きくなった画面でジグソーパズルや3Dパズルをやるゲーム機と化していました。
だってAdobe frescoは専門用語が多くて難しいし、ペンは意思通りに描いてくれないし…。
ある日テレビでヤマザキマリさんがiPadを使ってすらすらマンガを描いていらっしゃいました。あ、ペンが違う!
私のペンは安めのなんちゃってペン。そこは高くても純正ペンを買うべきだったんだ!!
1年私はなにやってたんだ!描くぞ、iPad!!
早速純正ペンを購入。Adobe frescoの使い方もYouTube見ても68歳のアナログおばあさんはついていけない。サタケシュンスケさんの「Adobefrescoイラストテクニック」というテキスト本を購入。
② iPad絵日記にたどり着く
テキストに従ってAdobefrescoを少しずつマスターして、さあ自分の絵を描くぞ、と思った時、びっくり。特に描きたいものが無いことに今さら気付きました。ガーン!
平凡な人生を送ってきた凡人の私には、「是非これを描かねば」というものが見当たらないのです。
しょうがない。とりあえず身の回りのことを絵日記風に描いてみるか…。そのうち描きたいものが見えてくるかも…。
…と1年かけてたどり着いたのが絵日記でした。
③ 絵日記1 抹茶と水大福
退職した夫と二人暮らし。その日の3時のおやつは◯◯堂の水大福と抹茶でした。
Adobe frescoにはスケッチペンで隙間なく囲えば、一発で色が塗れる便利な機能があります。しかもスッキリ上手に見える!まずはほぼその機能で描きました。
抹茶茶碗は20年くらい前に買ったアロン・サイスという外国人作家さんの作品。あの外国人さん、偉くなったかな。お茶碗の価値上がってたりして…と俗なこと考えならお茶しました♫