「僕らしさ」とは何か──ホリデーシーズンの今、思うこと

無在庫ツール「ベイセル」を開発し、イーベイセラーに公開したとき、「それってシシドさんらしくないよね」という声を耳にしました。その言葉にふと考えました。「僕らしさ」って一体なんだろう、と。

気づいたのは、「僕」という存在は固定されたものではなく、周囲がここ1年、2年の僕を見て作り上げたイメージに過ぎないということです。しかし、僕自身は常に変化し続けています。例えば、去年は有在庫販売に重点を置いていたのに対し、今年は無在庫販売やツール開発に力を入れてきました。その時々の時流に合わせて、柔軟に形を変えている。それが、僕にとっての「らしさ」だと感じています。

変化することの勇気

「変わること」は、時に恐れを伴います。新しい挑戦をすることで、これまでの自分を否定するように感じることもある。しかし、僕はむしろ、その変化を楽しみたいと思っています。臨機応変に動ける小さな組織であることは、そのための武器です。柔軟に方針を変え、周囲の期待とズレようとも、必要だと思えば迷わず動く。それが、僕のスタンスです。

人は、自分のイメージや他者からの期待に縛られることで、時に変化を恐れるようになります。でも、僕はこう考えます。自分を縛るその「イメージ」こそが幻想であり、変化することそのものが本質なのだ、と。

結果がすべてを証明する

今回のツール開発も、そうした変化の一環です。このホリデーシーズンで売上が伸びれば、それが正解だったということ。仮に結果が芳しくなくても、それは次に進むための一つの経験でしかありません。結果がどうであれ、そこから得られる学びやプロセス自体が大切であり、変化し続けたその姿勢こそが、僕にとっての「正解」なのです。

自分を解放するということ

変化を受け入れるということは、自分を解放することでもあります。「らしさ」や「期待」という見えない枠に縛られず、時流に合わせて柔軟に動く。僕は、そうやって前に進むことが、自分らしさだと信じています。

「ベイセル」を作るという選択もまた、変化の一つ。結果がどうであれ、それを楽しみながら進んでいければ、それだけで十分だと思っています。そして、この経験を通じて新しいアイデアや次の挑戦のヒントが得られれば、それが次への大きなステップになるでしょう。

自分らしく、走り続ける

ブラックフライデーが始まり、ホリデーシーズンもいよいよ佳境を迎えています。おかげさまで売上も順調。この勢いで、今年も最後まで走り抜けたいと思っています。

「終わりよければ全てよし」。その言葉を胸に、変化を恐れず、一歩一歩進んでいきます。このホリデーが、僕を含めたベイセルユーザーとっても、もちろん皆さんにとっても、良い締めくくりとなりますように。

来年は中国輸入に走るのか??

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