やりたいことはさっさとやるべし
みなさんごきげんよう。
今日は、少し僕のエピソードを交えてお話していきたいと思います。
やりたいことはさっさとやるべし、というのは多くの先人たちが口を酸っぱくして言ってきたことです。僕は子どもの頃に聞きました。しかし残念なことに、言葉の意味は理解しても、心から思い知ってはいなかったのです。
僕は中学生の頃、強いコンプレックスの中で学生生活を送っていました。複数あるのですが、特に深刻だったのは、髪型がめちゃくちゃだったことです。直せばいいじゃん、と思われるでしょうが、直し方が分からなかったのです。当時僕は、親しい友人を持つどころか、周囲と最低限のコミュニケーションを取るのにも苦労している有様で、髪型の悩みを相談するどころではなかったのです。また、親や散髪屋さんにも恥ずかしくて相談できませんでした。他人に相談することの重要性は、以前「相談力」というタイトルでこのnoteに書いてあります。しかし、当時の僕は人に頼ること、相談することが非常に苦手でした。ちなみに、容姿にコンプレックスがありながら、容姿を整えるのが苦手、というのは発達障害者にはありがちなことらしいです。僕はそれだったのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、僕には当時好きな女の子がいました。ですが、髪型などのコンプレックスのせいで、告白する勇気が持てなかったのです。
ですがやはり、どこかのタイミングで、告白だけはすべきだったと思っています。当時はフラれることを極度に恐れていましたが、今は一人の異性から付き合うことを拒否されたくらいで人生どうということはない、と思っています。まあ、それが分からないのが10代の少年らしさなのかもしれませんが…。
結局のところ、告白も髪型の改善も、さっさとやっておけばよかったのです。こういうことを教えてくれる人間が、不幸にして周りにいませんでした。父親は離婚で不在、母親は仕事に追われていました。
ただ、こんなことは、40歳近くになった今だから無責任に言えることかもしれません。こういうことができない未熟さが10代の発達障害者、ということなのかもしれません。
こうして、大きすぎる犠牲を払って、今は最低限の身なりを整え、二次元美少女を愛でる日々を楽しんでおります。
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