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服や写真のあれこれ 4

こういうところであまりマイナスな出来事には触れたくはないのですが、
コロナウイルスによるイベント事やお祝い事の中止や延期は本当に残念です。
身を切ってでも楽しませることを優先的に考える人が周りに多くて胸が熱くなります。微力でも、力になりたい気持ち。

僕も個人的に何かできたらと思うので。仕事で支えることは勿論のこと、1人でもみてくれる人がいれば前向きにnoteは更新していこうと思います。
作品とかも、つくれたらいいなぁ。

些細なことですが「衣装の小話」に関して書けることが
年内に表にでるor出ている分で既に20-30ポーズくらいあるのでお楽しみに:)

さて。今回は衣装クレジットに関してのお話。
質問で
「衣装クレジットがないものはスタイリストさんの私物でしょうか」
「衣装クレジットが載っているものと、載っていないものがあるのはなぜでしょうか」

などなど質問がありましたのでちょっとお話。
衣装クレジットは雑誌や媒体によって異なるというのが答えなのですがざっくり説明します。

雑誌にはファッション誌、カルチャー誌などのジャンルがあって
一様には言えませんが、ファッション誌ではどのアイテムにも衣装クレジットというものが掲載されます。
「ブランド名」「アイテム名」「値段」「問い合わせ先」など。
私物に関しては「スタイリスト私物」なんていうものもよく目にするかと思います。
ブランド側にコンセプトやイメージがあって、それに当てはまりPRできることが多いので特に発信するメリットがあるからです。

カルチャー誌やテレビなどに関しては掲載するときとないときがあります。
どちらかというとブランド側からというよりはアーティストやパーソナルなど、人が主軸の媒体になるためです。
その人にブランド側のコンセプトなどが合えば・またPRするメリットがあれば衣装協力をしてもらえることがあります。
服が主体でないため「ブランド名」「問い合わせ先」のみが多い印象です。

衣装クレジットが載らない場合に関しては様々で、単純にスタイリストの私物だったり、ファッション誌ではないためブランド側にメリットが少ない場合、何らかのメリットを作るなどして用意するため掲載する必要がなかったりもします。様々な理由で掲載不可のブランドもあります。
一点物だったり、シーズンを過ぎたものはクレジットを見たとき既に買えないなど、消費者をガッカリさせてしまうことに関しても載せないことがあることも。

以下まとめ()
「衣装クレジットがないものはスタイリストさんの私物でしょうか」
→私物の場合も、そうでない場合もある。
「衣装クレジットが載っているものと、載っていないものがあるのはなぜでしょうか」
→大きくはファッション主体か、パーソナル主体かによる。

ブランドごと・媒体ごとに異なるのでざっくりこんな感じ。

合わせて「スタイリストが付いているかどうかの判断を教えて欲しい」
と質問にあったので軽く説明。
【スタイリスト・スタイリング:名前】
この表記があればスタイリストが付いていて、企業側からの依頼になります。

表記がない場合でも着用者が自前(私服)で企業側から依頼されて、
着用者個人からスタイリストへ依頼される場合もあります。

雑誌のイベントレポートなどはスタイリストがイベントで入っていても、
雑誌では表記がないことが多い印象です。
アイドルやアーティストなどファンにとっては、この衣装は私服なのか気になるのも分かります。
本人が選ぶ長所と、スタイリストが選ぶ長所を今後見てもらえたら嬉しいです。

あまりこの衣装クレジットに関して考えたことなかったので、衣装クレジット事情を知らないで見る視点は勉強になりました。言われてみれば確かに気になる。
引き続きゆるく質問など募集していますのでよろしくお願いします。


トップの写真は今回も過去のものを引っ張ってきました。
このときは写真と衣装両方
服はシンプルに、オーバーサイズのシャツ1枚で。
海辺の突風の中撮影しました。背景もシンプルに、ただただ存在感を出したかった記憶。
30歳になる手前で初めて手探りな個展をやってみたのですが、面白かったので機会あればまたやりたいですね:)

読んでいただきありがとうございました。

P.S.
ちょっと読み返してみたら読みづらい・分かりにくいところ多々あったのでわからなかったらコメントで聞いたり指摘してもらえたと思います

記事に需要があればサポートをよろしくお願いします:)今後の衣装や写真、作品に役立てます。