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衣装の小話7と8

衣装スタイリングに関して話してほしいという質問・意見が1番多かったので、気ままに更新。

個人的にも全身トータルコーディネートすることが殆どなので、折角だからバランスを見て欲しいという気持ちが少しでも伝わったら本望です:)

細かく書いたら永遠語れるため、息抜き程度に書きます。
出せる情報の範囲内で書くので、伝わらないところがあったら申し訳ない。

【記事を書く上で読者との約束】
画像や文の転載・二次加工はどの記事もNGです。
2020年に公表されたものからスタート。それ以前の衣装は割愛。
※どうしても過去のスタイリングで気になる方がいたら、いつか書くかも

今回も、前回に引き続き生放送ときの小話。
2人が相手に着せたい私物のアイテム1つずつ持ち寄って、
そのアイテムを活かしたコーディネートにまとめるという面白い企画に参加させていただきました:)

ラジオ番組で、生放送なのに、着替えがあるという時点でかなり新鮮。
放送中内心ドキドキしていましたが何とかなって良かった。笑
画像が前々日に送られてきたので、
ざっくりはまりそうな感じを組んだあとは、当日に現物見てコーデを考えました。

※長くなってしまったので、暇な時にでも読んでください

【衣装の小話7】
2020 3/14 「斉藤壮馬・石川界人のダメじゃない動画生放送 Vol.1」参照

まずはこちらのコーディネートから

本人私物はこの白の長袖Tシャツ。
このアイテムに関しては単体でみせるより、組み合わせで魅せる方がお洒落と判断してトップスの緩さを活かしゆったりしたジャケットを合わせました。
※一応、アイテムを主体に活かすということで1枚でも成立するようにはしています。

首元がゆったりなため中にカラータンクトップを入れて、チラ見えできるようにしたりネックレスで引き立たせています。

肌馴染みの良い生地のナチュラルな素材の白Tシャツだったので今回は並びのバランスも兼ねてナチュラル寄りのコーディネートにまとめました。

長袖も着せた感じを見て活かせそうだったので、7部丈のアイテムを合わせています。
これはたまたま用意できたもので、7部袖丈のジャケットは意外と珍しい気もします。

パンツに関しては今回なんでも合いそうですが、本人の品と清潔感を活かしてテロっとした素材のキレイ目なトラウザーパンツを合わせて色味で纏めています。

靴は黒のスリッポンで締め全体ゆったりな雰囲気をちょっと締めました。

今回のアイテムは実際着ていそうなものだったので比較的合わせやすく、着用者も好みにもマッチした印象です。
もし羽織りなしだったらちょっと寂しいのでベレーやキャスケットなどの帽子を合わせても良さそうでした。

●補足
最初に画像を見たときだけの印象メモ箇条書き
・トップス写真を見た感じは首元が緩く、裾にデザインがあるような感じがするのでその辺を活かしたコーデが良さそう。

・Tシャツ1枚でさらっと着るよりかは、何かしらの羽織アイテムを合わせた方がお洒落かなと思う。

・袖が細い印象なので上に重ねやすそうで、逆に中には入れずらそうなので例えば袖のないタンクトップなどと合わせると良さそう。首元が緩いぶん、少し色が見えても◎

・何かしらの羽織りアイテムに関しては基本的に長袖合わせでジャケットやカーディガン、ロングシャツなどの前あき。比較的何でも有り。
・個人的にこのTシャツは羽織りのアイテムを引き立てる用途で使う方が良さそう。※首元と裾が見えて入れば良いと思う。

・これに合わせるパンツはスラックスなどの硬めなもの省けば比較的自由そうで、太めのシルエットでI(アイ)ラインにしても細身のパンツでも、合わせやすそう。

・ナチュラルな印象なので、あまりごちゃごちゃしていないように纏める。

・シャツを腰巻にしたりしても成り立ちそう。
・印象をガラっと変えるなら黒のジャケットなどで締めるのも有り。
etc

こんなことをメモしていました。
写真と実物での感じた差は首元が思った以上に空いていたことと、思ったより裾にあまりデザイン性がなかった印象。
特に裾は活かさずパンツインしてハイウエストで履かせるのも、有り。

【衣装の小話8】

2020 3/14 「斉藤壮馬・石川界人のダメじゃない動画生放送 Vol.1」参照

次はこちらのコーディネート。

 

私物はこのざっくりオーバーサイズの燻んだグリーンのニット。
これは普段絶対着ないタイプだろうと思い、振り切ってギャップ要素のあるスタイリングにまとめました。

このアイテムは単体でも成立するもので、あまり味付けせずシンプルにオーバーサイズでざっくり羽織らせるのが一番。
逆に大きいからある程度薄手のものでなくても中に入れることはできるので、今回は前回のカジュアル(小話6参照)とも差をつけるように大きめの白シャツを入れています。

着用者の足が細いので、活かして形の良い黒のスキニーパンツを合わせて、メリハリをつけるYライン(シルエット)にしました。オーバーサイズのトップスに相性がとても良いです。

シャツは全部ボタンをしめてしまうとかなり硬い印象を与えてしまうので、あくまでゆったりとしたリラックスな印象にするためにあけています。
ただ、少し小洒落たキレイ目なスタイリングにするために小物で眼鏡を用意しました


※黒縁の眼鏡だとこのスタイリングには真面目すぎる印象になるので、ここも服を引き立たせるために緑と相性の良い茶系の眼鏡にして馴染むようにしています。

何となく全体的にみて黒の靴だと重たい印象がしたので、白スニーカーを合わせました。

スタイリングは個人的に似合っていると思いましたが
普段着なさそうなアイテムだったのもあるけれど、ギャップを活かした故本人にデザインとはいえ長すぎる袖でストレスを与えていたので自分の中では及第点。

今回は袖を切るリメイクは出来ないので、せめて落ちてこないように縫い付けて袖のデザインを変えたりしても面白かったかも。

パーソナルスタイリングに関しては着たときにストレスや不安を与えない・着用者が気持ちを高められるように擦り合わせたスタイリングが瞬時にできるよう精進したいと思います。

それでも成立するのはこういう企画ならではなので、ある意味このアイテムを着せることができたのは貴重なことかもしれません。

●補足

最初に画像を見たときだけの印象メモ箇条書き

・ぱっと見た感じ一枚で成立するデザインなので活かすべきポイントは袖の太さと丈感を活かせたら良さそう。

・画像だけだとサイズ感と首元の空き具合がわからないので中にシャツを重ねるよりは裾とインナーのレイヤード(重ね着)をさせるとお洒落になりそう。

・袖が太いのでジャストサイズの長袖のオレンジや黄色などのカラートップスもちょっと魅せる程度でインナーに有り。

・上に重ねるよりは、中で遊ぶ方が良いスタイリングができそう。

・横線の多いデザインなので、あまり縦や横ラインのあるアイテムと合わせるよりはシンプルな無地や柄でまとめる方が良さそう。

・色的なところで言えば、アースカラーでまとめるのも良いけれど今回は引き立てるためにも合わせるアイテムは邪魔にならないモノトーンに。

・このアイテムだけだと少々寂しいので眼鏡やアクセサリーもあっても良いかも。

・靴に関しては黒,茶.白どれでもいけそうで黒かこげ茶のキレイ目な靴や白スニーカーなど全体が暗めなのでまとめられるものが合わせやすそう。

・白ソックスに黒スニーカーなどのあまり当たり障りないところに明るい色を持ってきてもお洒落になりそう。

etc

一応どんなこと考えたかメモを載せたので、コーディネートするときの何か参考になれば幸いです。結構ざっくりなのであまり参考にはならないかも笑

写真と実物での感じた差は思っていた以上にオーバーサイズで、重量感があり、着丈が長い印象でした。

送られてきた写真を見せたいけれど色々な関係で割愛。 

●まとめ

これがスタイリングの答えではなく、あくまで一例。

次も同じアイテムで考えるときはまた違う印象のコーディネートを提案したいと思います。笑

見た人が考えたコーディネートも是非聞いてみたい:)

個人的に実物を見たり着て見て判断することが多いので、写真だけでのスタイリングはちょっとドキドキしました。笑

でもアイテムを活かすことを考えるのはスタイリスト冥利につきる面白い企画だったので、機会があればまたやりたいですね。


今日はここまで。
...小話とは?

読んでいただきありがとうございました:)

記事に需要があればサポートをよろしくお願いします:)今後の衣装や写真、作品に役立てます。