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衣装の小話 15


衣装スタイリングに関して話してほしいという質問・意見が1番多かったので、気ままに更新。

個人的にも全身トータルコーディネートすることが殆どなので、折角だからバランスを見て欲しいという気持ちが少しでも伝わったら本望です:)

細かく書いたら永遠語れるので、息抜き程度に書きます。
出せる情報の範囲内で書くので、伝わらないところがあったら申し訳ない。

【記事を書く上で読者との約束】
画像や文の転載・二次加工はどの記事もNGです。
2020年に公表されたものからスタート。それ以前の衣装は割愛。
※どうしても過去のスタイリングで気になる方がいたら、いつか書くかも

衣装の小話、今回も春コーデに関してのお話。

あまり外出できない環境が続いていますが、私服で過ごすことも多いと思うので服装で季節を楽しむのも良いかと思います:)

【衣装の小話 15】
2020 ボイスニュータイプ No.75 参照

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デニム生地のジャケットに、桜色のシャツ。
シャツの素材が面白くて、
透け感のある生地が実は重なって1枚のシャツに仕立てられています。
雑誌を見た感じちょっと伝わらなさそうなので残念ですが、これも軽さや春を感じる素敵な仕様。

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伝わるかな...

シャツの第一ボタンを閉めても首元がちょうど良い空き具合だったので
綺麗めに着せることで微々たるものですが品を足しています。

もちろん、このシャツ1枚でも十分に成立するのですが、脱ぎ着できる空色のデニムジャケットを合わせています。
パンツも履き心地の良いデニムのパンツで、ジャケットと素材合わせにしました。

ちょっと文章前後してややこしいですが
コーディネートは今回シャツとパンツを先に組んでからジャケットを合わせています。パンツはスラックスのようにタックの入っているデザインで、これもカジュアルの中に綺麗めを足す要素の1つ。

赤い縁のある爽やかな白のハイカットスニーカーを合わせることで、ピンクのシャツとの馴染みの良さが出ました。
靴の合わせ方は気分で比較的になんでも合わせられそうで。
ローカットのスニーカーで靴下を見せたり、綺麗めな要素をさらに足すなら短靴を合わせても良さそう。


細かいスタイリングに関して言うと、
ジャケットの着用時はジャケットの袖を折って、シャツ生地が見えるようにしていますが肩がけの際はおった袖は戻して着せています。

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こんな感じ。
肩がけに関しては気分と写真のバリエーションを増やすことが目的です。
日常では動きやすさや実用性にかけてちょっと取り入れにくいかな。

スチール写真の媒体ではよく取り入れる印象。中のシャツも魅せることできて、ただ単に格好良い。

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それと今回は細身でアクセントのあるブレスレットを2連でつけていて、肘を曲げたときにさりげなく見えるのが拘りポイント。

個人的に、普段見えなくても良いと思う場所にポイントがあると奥行きが出ている感じがして好きなので積極的に取り入れています。

まぁ、できることなら見えて欲しいですがほぼ自己満足です。

もう1つ理由があるとすれば着用者の気分がプラスに変わると思っています。

これは大げさな一例ですが、
外の撮影でバストアップ(腰から上)しか写らないときに靴を履いている必要はないけれど、靴を外で履かないのはやはり違和感が出てしまうもの。

普段通りをなるべくすることで緊張が解れたりするものです。

そして見えないところもちゃんとスタイリングすることで、
急に座りのポーズ指定や普段見えないところが見えてしまっても問題ない上に、更にそこにポイントがあるなら死角がない上にモチベーションも上がると考えています。


もう一度言うけれどこれに関してはほぼ、自己満足です。笑

今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました:)

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本田雄己
記事に需要があればサポートをよろしくお願いします:)今後の衣装や写真、作品に役立てます。