妊娠悪阻を体験した筆者が悪阻のリアルを伝えていくシリーズ 医療保険の心得
こんにちは、猫村です。
前回、妊娠悪阻で入院になってしまった時に通常の入院とは違い気を付ける点などを中心にお伝えしました。
その中でも書いたのですが、悪阻時は臭いが辛かったり、部屋の中で嘔吐しまくることに負い目を感じ、他人との共同生活が困難になることもあり個室に移動することになった筆者。
しかし、個室に入院するには、差額ベッド代などの別料金が加算されることが多いと思います。
その結果、入院する日数が増えるごとに毎月の請求金額が膨大になりました。
請求書を残していなかったので正確な金額ではないのですが、一人目の入院の時は計2か月以上入院したため、治療費と個室料含め50万円以上は支払いました。(高額療養費制度適用済)
思わぬ支出で夫婦ともにとても大変な目に遭いました。
●加入している医療保険をチェック
「つわりは病気じゃない」と未だに時代錯誤なことを言う人もいますが、妊娠悪阻は立派な病気です。
診断書に「妊娠悪阻」ときちんと病名を書いてもらえます。立派な病気です。
妊娠悪阻で入院した場合、加入している医療保険が使えることが多いので、是非チェックしてみてください。
日額で入院費を支給してくれるものなど、適用されると思います。
●女性疾病特約があれば加入すべし
筆者は一人目の悪阻入院の際、正直若かったのもあり医療保険は最低限のものしか加入していませんでした。
前途の通り、思わぬ個室料金を支払うことになるケースの場合、入院1日5000円などを支給してくれる安い共済保険などをかけておけばとても助かったと思います。
一人目出産後、加入できるタイミングで筆者は女性疾病特約を現状の保険に追加しました。
妊娠出産では、悪阻以外にも切迫流産や切迫早産、妊娠糖尿病、胎児の疾病などで管理入院など思わぬ妊娠にまつわるアクシデントが起こることがあります。
これらのトラブルは、長期入院になる可能性もありますし、経済的に負担になってしまうことが多いと思います。
そこで、共済や医療保険の商品に付与することができる「女性疾病特約」などの女性特有の疾病を保障するものがあれば、加入を検討されると良いと思います。
この特約は妊娠出産に関する医療行為が介入するものは保障してくれるものが多いため、特約分の支給で入院費は全額賄うことが出来ました。
帝王切開や吸引分娩になった場合、この女性疾病特約で手術費用として加算して支払われるものも多いので、是非今後も妊娠出産を検討されている方は一度ご自身の加入する医療保険を確認してみてください。
猫村