山へいくニート
自己紹介
あらすじ
山登りへ誘われ、寝坊されたり直前になってツイッターブロ解されたりと、色々あったという内容の記事を去年の12月に書いた。
色々あって2023年の6月の10日に行ってきたので、そのことについて書いていこうと思う。ただあんまりその人のことについて書くと怒られそうなので、相手にまつわることはほとんど書かない感じで。
2023年6月9日
6月に入る前くらいから、土日で晴れてる日があったら、前日辺りに連絡とりあって予定を決めようという話になっていて2023年の6月の10日は多分晴れでちょうど良さそうな日だった。ということで2023年の6月の9日の夜頃に明日山登りへ行こうと言われ、快諾。
行くのは東京都八王子にある高尾山。僕が住んでいるのは千葉市なので、結構遠い。電車で2時間くらい。電車に乗っている時間だけで2時間。家から駅までの時間や、余裕を持って到着したいことを考えると、予定時間の2時間30分前には家を出る必要があった。
待ち合わせの時間は昼の11時ちょうど。だから僕は8時半に家を出る必要がある。最近は前にもまして食生活に気を使うようになったので、適当なお弁当的なものを作ったり、もし花粉がきたら怖いなと思って鼻炎の薬をリュックに入れたり、絶対出先でトイレ使うからハンカチ必要だなとか、ワンちゃん雨ふるからタオル持っていこうとか、色々リュックにつめた。沢山入れるものがあったので、リストを作成して物忘れがないようにしたくらい。まるで遠足前の小学生。
友達は私が9時になっても連絡とれなかったら寝坊してるってことだから、準備はしないでおいてねと言っていた。でも友達から連絡がきてから用意したんじゃ絶対に間に合わないから、結構早い段階から準備をしていた。
実際友達が起きたのは8時45分頃くらいみたいで、ちょうどその頃僕は電車に乗った。
これがやり取りのスクリーンショット。
「いってらっしゃい」
という言葉が気がかりだった。まるで他人事で今日会う人に使う言葉には思えない。過去に僕のことを意図的に待ちぼうけさせたり、予定の場所にこなかったりと、僕のネットの知り合いにはそういう人がとても多く、もしかして今回もそういうことなのか、、?という気持ちが芽生えた。
それで気になって言葉の意味を聞いてみるも返信がこない。
過去に一度会ったことがある人だし、待ちぼうけさせるような人にも思えないけど、この人ではないけれど過去に似たような経験あるのと、いってらっしゃいの文言、それから返信がこないこと。色々なことを考えた。
あれもしかして、今日こないつもりなのかな、、とそれなりに電車の中で不安な気持ちになった。5分ほど考えたところで、結論は分からないだった。でも準備もして電車に乗ったことだし、もし相手がこなかったら僕の心はそれなりに傷つくだろうし、傷ついた心を癒やすには自然を浴びに行くのは良い選択肢だし、相手が来ようと来なかろうといずれにせよ山には行こうと判断。
最近はマインドフルネスの本を読んでおり、そこには自然の重要性が多く書かれている。自然は人間にとってのポケモンセンターのようなものであって、自然はとにかく体にも心にも良いと書いてあるのだ。実際最近は部屋の中に造花をおき川の音を部屋に流し、パソコンの画面や携帯の背景を自然の画像にしているくらい。
なので自然を感じたい欲求が高く、まあこなかったらこなかったで一人で楽しめるしいいか、くらいの気持ちになっていた。
いってらっしゃいのチャットから1時間ほど返信もなく、この頃には完全に相手がこないと悟る。完全に心は一人で山へ行く決心がついていた。
と思ったら返信がきた。どうやら風呂に入っており、風呂が気持ち良すぎて長風呂してしまったそう。
マインドフルネスの本を読んでいたおかげで、少し心の落ち着かせ方を心得ていた。
「いってらっしゃいのチャットから1時間返信がない。99%こないだろうけど、1%くるかもしれないから、4ねみたいなメッセージを送るのはやめよう。もしかしたら風呂に入ってるだけかもしれないし。でも11時待ち合わせなのに1時間も風呂に入るか、、?いや時間忘れるくらい風呂が気持ちいのかもしれない。あ、もしかして二度寝しちゃった可能性もあるな。まあ悪意はないかもしれないから、攻撃的な内容を送ったりするのは駄目だよな。たとえ相手に悪意があってもまあいいか、さとう落ち着け」
と心の中で自分を落ち着かせようと、自分に語りかけていた。なぜ99%といえば、僕の周りに本当にそういうことをしでかす人間が沢山いるからだ。経験則と状況で考えて99%来ないと考えていた。僕の知り合いは本当にそういう人間ばかり。
具体例1 ディルドを買ってもらう為僕のことを8時間待たせた人
具体例2 僕のことを待ちぼうけさせて、遠くからライブ配信をする二人組
具体例3 人に家に勝手にやってきて、ベランダにお菓子を投げていく人
具体例4 僕と約束をして、時間どおりに来た人が過去に一人だけ。そもそもこないことも結構ある。
結局この日一緒に行った人は1時間遅刻してきて、チャットで申し訳なさそうにしていたけれど、僕は遅刻のことは全く気にしておらず、むしろしてくるだろうなと9割思っていたので、全く問題なかった。
ということで、ここからは普通に山登りにいったことについて書いていく
この扇風機マジで便利。あらゆるところに引っ掛けられる。電車内で貴族の気持ちになれる。手で持つタイプのモバイル扇風機を持ってる人に対して、お前とは格が違うんだぞ!という姿勢をアピールできる。風量も強い。神。
持ってきた野菜とイモ類。遅刻している友人を待っている間にもぐもぐ食べていた。いつも10時にご飯を食べるけど、電車内で食べる訳にもいかず、いつもよりご飯に時間が遅れ、腹が空いていたので非常においしかった。じゃがいも美味しすぎてにっこり。
もし友達が予定の時間にきていたら、ただ僕が野菜と芋を食べるのを待たせる時間が生じていたので、ちょっと遅刻してきてくれるのが助かった。そのおかげでゆっくり食べれた。
でもさすがに野菜と芋だけだと足りないので、パンを購入。最近こういうもの食べてなかったから、すごくすごくすごくすごく美味しかった。
選んだルートは高尾山の中では一番険しいと言われている山道。でも高尾山自体優しめの山らしいので難易度はそこまで高くないみたい。
実際登ってみて、70分くらいで登り切れた。地図での案内には100分ほどが目安と書いてあったので、少し自信がついた。普段からコマ目に運動していてよかった。実際友人は終始辛そうで、開始2分で息切れをおこして終盤はずっと僕のリュックを掴んで僕のちからを借りながら登っていた。
小学生みたいな感想になってしまうけど、山を登った感想は、とにかく木がでけえ。緑が多い、自然すげえって感じ。普段部屋の中で運動していると、結構退屈なんだけど山道は風や音、景色が壮大で辛いけど、その分気持ちよさもあって、とっても快感だった。体力的にはあと2時間くらいは登れたと思う。もし次高尾山に行くことがあれば、1回登って、おりて、また1回登るくらいはしたいかも。
後枝をひろうとめっちゃテンションが上がる。昔から棒状のもの持つとテンション上がるんだよね。地面がぬかるんで、こけそうになった時に手を使えないから、途中で投げてしまったけど、持っていられるならずっと枝を持っていたかった。
山中には随所に寺?神社?があてふと思ったんだけど、八百万の神々っていうくらいだから、日本においての神様ってたくさんいるはずで、それこそトイレの神様とかいうくらいだし。800万も神様がいるなら多分そこら辺りのコンビニとかに神様いそうだし、もしかしたら僕の部屋とかにもいるかもしれないのに、なんでわざわざ神社の神様にお祈りするんだろう。
後は山ですれ違う人はそれなりの確率で挨拶をしてくる。おじさんおばさんが多い影響なのかは分からない。行きの道すがらだけで10回以上は挨拶を向こうからされた。
そうそう帰りはリフトに乗って下山をしたんだけど、リフトで上がっていく人に向かって笑顔で手を振ったら8割くらいは何かしらのリアクションを返してくれた。山の人は優しい。
それから友達の声がとても小さく、鳥の鳴き声に負ける時もあるくらいで、かといって何て言った?と聞き返すのも野暮と思われたので、ほうほうと適当に合図をうっていた。多分5割くらいはほうほうと言って分かったふりをしていた。ごめんなさい。
ということで今回はこの辺りで。
追加で書くことのメモ
写真をとったこと
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