ニキビ治療9年目
自己紹介
https://note.com/yuukibutu_2021/n/nd2c49b2dbcbd
あらすじ
お前ニートの分際でニキビ治療なんて視点のかよ!と思わそうだが、ゴリゴリにニキビ治療してる。気づけばもうニキビ治療9年くらいしてるので、今回の記事では、僕が抱えている難治性ニキビの治療について書いていく。
難治性ニキビって普通のニキビと何が違うのって話だけど、単にニキビが長く続いてるってだけで、普通のニキビと根幹は変わらない。
顔にブツブツが出来始める16歳
16歳の時ホームセンターで一ヶ月ほどバイトをしていたんだけど、顔を見られるのが嫌っていう弱々メンタルでずっと勤務中はマスクをしていた。マスクをすると、肌荒れを起こしやすくなる。それに加えてちょうどこの年頃はニキビが沢山出来始める年頃。
ということでバイトを始めてマスクを着用し始めたことと、年齢によるニキビの発生、2つの要因が重なって、僕の肌はボロボロになり始めた。
当時の僕はニキビは肌荒れ程度という認識しかなく、まともな治療をしていなかった。ニキビとは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気で、どこの病院の皮膚科に通っても治療薬を処方してもらえる。
ようはインフルエンザになったら病院に行くとか、ノロウイルスになったら病院に行くとか、骨が折れたら病院に行くとか、それらと同じでニキビが出来たら皮膚科に行くべきなのだ。ニキビは病気なのだから。
でもニキビは病気だという認識がなかった僕は、何となく肌に良いことをしようくらいの感覚でしか捉えてなかった。だからアマゾンで買ったパックをやってみたり、よく分からないクリームを塗ってみたり。当然ニキビ治療とは関係がないので、ニキビは治らない。
汚すぎてようやく病院に行く
次第にニキビは悪化し、ひどい時だと顔に20個くらいニキビが出来ていた時があった。顔を洗うと、肌から何かが溶けてなくなるようにドロっとした何かが落ちてくる。野球やってる高校生のうち、ほんとに肌が汚い男子がいるが、あれの2倍くらい汚いニキビだと思ってもらえれば良い。それほど僕の肌は汚くなっていた。
さすがにここまでくると自分のニキビとしっかり向き合うようになり、皮膚科の受診を決めた。
皮膚科の受診を決める前から皮膚科でニキビ治療ができるとは知っていたが、足を運びたくない理由があった。ニキビ治療で皮膚科ってなんか恥ずかしいな、そんなどうでもいい感情でなかなか足が赴かなかった。
後に知る話だが、皮膚科でニキビ治療を行う男女の割合は圧倒的に女子の方が高いそうだ。男性の方が油分の分泌量が多い関係から、ニキビは男性の方ができやすいというのに、それでも女性の方がニキビ治療の為に皮膚科にかかっている。きっと過去の僕と同様に、ニキビごときで皮膚科を受診することに恥ずかしさやためらいを感じている男性が未だに多くいるということなのだろう。
ディフェリンゲル
ニキビ治療したことある人なら知っている薬、ディフェリンゲル。またの名をアダパレン。顔に塗布して使う薬で、毛穴のつまりを改善してくれ、ニキビ治療に非常に効果的なことで知られている。
副作用として肌がヒリヒリする、肌の皮がむける、肌が乾燥するなどが挙げられ、その痛みや苦痛から服用を途中でやめてしまう人もいる。
日本においては保険内の治療でまともな薬といえば、ディフェリンゲル(有効成分アダパレン)くらいのものしかなく、後は抗生物質くらいだ。
抗生物質は既に出来たニキビに対しての塗るものであり、いわゆる対処両方でバンドエイドのようなものだ。バンドエイドは未然に怪我を防ぐものではない。ということで抗生物質はニキビ治療にそこまで有効ではないのだ。
散々ディフェリンゲルの紹介をしたが、当然薬の効用は人それぞれ。ディフェリンゲルによって少しはニキビの量は減ったが、相変わらず僕の肌は汚いままだった。
イソトレチノイン
16歳の時にニキビが出来始め、17歳で皮膚科を受診するも薬の効用は薄く、肌が汚いまま。23歳になるまでずっとニキビに悩まされていた。外に出る機会もさほどないので、まあいいかと割り切ろうとしていたが、それでもやっぱり肌が汚いことは悩みだった。
先に書いた通り、日本においてはまともな治療薬がディフェリンゲル(アダパレン)くらいしかないものの、海外だとイソトレチノインと呼ばれる飲み薬が存在する。この薬を飲むと皮脂の分泌を抑え、ニキビが劇的に減ることで知られている。
ただ日本でこの薬を処方してもらおうと思うと、日本では認可されていない薬で保険外の治療になってしまう。病院にもよるが値段は1錠500円から1000円程度。そこに検査費や治療費がかかってくるので、かなり値段が高い。存在は知っていたが値段が高いので手が出せずにいた。
しかし2020年コロナによる給付金の10万円が配られた。ひょっとしてこれで治療できるんじゃね?と思い調べて見ることに。東京の高円寺にある美容皮膚科が比較的安くイソトレチノインを処方しており、その病院なら10万円で治療が行えることが分かった。
他の高い病院だと2倍程度お金がかかるようだった。
はじめての美容皮膚科
イソトレチノインを処方している皮膚科は多分99%美容皮膚科。だからその病院に来る人はだいたい美意識の高い女性で、僕のような汚いニートはあまりこない。病院は小洒落た感じの作りで、僕のような汚いニートにとっては返って居心地が悪い空間。
薬は一ヶ月分で16000円程で、毎回の血液検査などを含めて、一ヶ月2万円程の治療費。そこに交通費などもかかるので、22000円が一ヶ月のニキビの治療台。イソトレチノインは半年単位で治療を行うので、およそ13万程治療にお金がかかる計算。
しかし期待していた通りニキビの治療に対しては抜群の効果があった。マジでレベルが違った。薬を使い始めてから一切ニキビができなくなった。
Youtubeでイソトレチノインの効用を語る実体験の動画などがあるが、その口コミ通り、むしろそれ以上の効果が僕にはあった。もちろん個人差はある。
ちなみにニキビ治療の初歩ではイソトレチノインを処方してもらえることはあまりないそうだ。あくまでイソトレチノインは難治性ニキビや重度のニキビに対しての治療薬として用いられており、最初からイソトレチノインを処方することはないそう。
また皮脂に分泌を抑えるので、髪の毛が脂ぎることがなくなった。なのでイソトレチノインを服用している間は風呂に入る頻度が少なくなった。
加えて僕のニキビは実は顔だけではなく、頭にもたくさん出来ていた。頭を洗うと頭にゴリゴリとした食感があった。頭にディフェリンゲルを塗布することは出来ないが、イソトレチノインは飲み薬。体全身に効用があるので、ディフェリンゲルと違い全身のニキビが消えるのも良い点。
あとイソトレチノインの副作用として、めちゃくちゃ乾燥するというのがある。ディフェリンゲルと同じだ。肌の感想によって唇がさけるから、リップは年中必須で、乾燥が関係してるのかわからないが、鼻血も結構出る。
一度じゃ治療は終わらない
イソトレチノインは半年程度服用して、一度治療をやめる。その後2ヶ月から3月程度様子を見て、まだニキビが出てくるようであれば、改めて半年服用する。
イソトレチノインは肌質を改善していってくれるので、1回目の治療、2回目の治療と繰り返していく内に、大きく肌質が改善し、どこかの段階で薬を飲まなくともニキビが出来づらくなる。
僕は今3クール目の治療をしている。
他のスキンケアも始める
ニキビ治療について調べていく内にスキンケアについても詳しくなり、今ではニキビ治療だけではなく、基礎的なスキンケアはするようになった。
毎日洗顔して、保湿して、日焼け止め塗ってる。顔が真っ白になるくらい日焼け止め塗ってる。紫外線対策。
そんでヒゲ脱毛もした。ヒゲ脱毛神。そんでほくろの除去もした。
ということでニートのニキビ治療とスキンケアについての記事でした。
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