救命講習
自己紹介
あらすじ
前々からもしもの時の為に、心臓マッサージやAEDの使い方は学んでおいた方がよいのではと考えていた。ネットで動画を見るだけでは、学習になるとは思えず、実際に模型を使った講習などを受けた方が良いだろうと思っていたのだけれど、なにぶん講習の開催は月に1回から2回程度。
消防署等で行われる救命講習は予約制で、近くの日程の講習は埋まっていることが多く、一ヶ月後先の講習に予約を入れるも、当日あたりになると面倒になっていかないことがあった。
なにせ、講習の時間は3時間ほどでとても授業が長い。そんなこんなで講習を受けようと思い立ってから1年程度がたちようやく、講習を受けにいってきた。
そもそもなぜ受けにいったの?
人生の中で一度くらい使う機会があるかもしれず、もし僕が誰かと同居することになったら、その人に教えることも出来るため。
救命講習を受けるコストは講習時間と移動時間の計4時間程度で、コストは低く、もし実際に使う機会があればリターンは大きい。めちゃくちゃコスパが良い。なのでいった。
救命講習とは?
救命講習とは心臓マッサージや人工呼吸やAED、食べ物をつまらせた時などの対処法などを色々学ぶ講習。特に心臓マッサージは重要で、心臓マッサージの有無だけで死亡率や障害にならない可能性がめちゃくちゃ上がる。
5年に1度ほど救命講習のガイドラインが変わっており、学校関係者や医療関係者もガイドラインのアップデートや復習もかねて定期的に講習を受けるらしい。
特にコロナウイルスの蔓延やジェンダーの問題から、ここ数年で人工呼吸に対する考え方は変わったらしい。
講習を受けに行く
僕が講習を受けにいったのは自宅から8キロほどの場所。そこそこ遠かったけど運動もかねて自転車でいった。余裕を持って早めに自宅を出たら25分程度早くついた。
講習が行われたのは消防署?的なところだったけど、消防署ではない。あんまりよくわからないけど、消防署関連っぽい建物だった。
その日講習を応募してたのは20人ほどだったそうだが、6人くらいは欠席していた。過去の僕と同様に実際の日にちになったら行くのが面倒になったのだろう。
講習を受けにきている人のだいたいは40代以上の年齢。20代は見た感じ僕と、あともう一人の男性くらいで、かなり平均年齢は高めの感じ。
まあたしかに20代30代で死を意識することはあまりないので納得。
講習を受ける
正直講習のほとんどは退屈な内容だった。というのも講師の方が配ったテキストをもとに口頭で説明をするという内容だったのだ。
テキストに書かれたことを口頭で改めて説明するだけなので、講師の方の説明は不要だと感じた。
また3時間のうち40分程度はビデオを見るみたいな内容。救命講習の重要さを物語った動画なのだけれど、実際に救命講習を受けにきている人にその動画を見せても、意味がないので何のための動画なのかよく分からなかった。
その動画を見る時間を減らせば、講習時間が短くなり、講習時間が短くなればもっともっと救命講習を受講する人が増えると思うので、むしろあの動画は不要なのではと思うほど。
ASUKAモデル
見た動画の内の1本。もしかしてyoutubeにあるかな?と思ったらあった。しかも再生数が80万ほど。
10年以上前に埼玉県の小学校で起きた事故。マラソンか何かをしたあとに女児生徒が倒れたものの、呼吸はあったので、とくに問題がないとされ、しばらくの後放置された事故。もし救命活動を行っていれば救われていたかもしれない事故。
死戦期呼吸(しせんきこきゅう)といって、いびきのような呼吸があるんだけど、これはかなりやばい状態を表す信号みたいなもの。ただ周りからすればいびきをしているから、呼吸しているものだと思って、放置された云々みたいな内容のビデオ。詳しいことはあまり覚えてない。
模型を使った実技
で、なんでわざわざ講習を受けにいったのかは先述した通りで、心臓マッサージやAEDをもしもの時にスムーズに行う為には、座学だけではなく実践的な学習が必要と感じたから。
ということで模型を使った講習にはとても意味を感じた。人が倒れていることを想定し、周りに助けを求めたりする行程もあった。
「誰かきてください!倒れてる人がいます!あなたは救急車を、あなたはAEDを持ってきてください」
みたいな感じ。あくまで想定であり、いってしまえば芝居。芝居をする恥ずかしさと、講習を行っている真面目さが折り混ざって、真剣に棒読みで演技をしているおじいちゃんを見ているのが面白かったし、微妙に心が痛く、複雑な心情になった。
ちなみにコロナウイルスの関係で、人工呼吸の行程は結構省略されていた。
実技は代わりばんこで行っていくので、他の人が実技をしている時はとくにすることはない。実際に僕が実技を行ったのは5分程度の間。座学はネットに落ちているガイドラインでも読めば良いので、この5分の為に3時間の講習にいったといっても過言ではない。
帰りのおにぎりがめちゃくちゃおいしかった
帰りによったスーパーで食べた唐揚げのおにぎりが美味しかった。
最近かなり増えつつあるように感じる、セルフレジタイプのスーパーで、会計の出口でレシートを機械に入れるタイプだった。
イメージでいうと、電車の改札口に切符を入れるみたいな。そんなシステム初見だから、店員さんにレシートを求められた時、意味が分からず、二度か三度くらいどういう意味なのか聞いた気がする。
多分3年後また受けに行く
救命講習のガイドラインは5年おきくらいに変わるし、復習もかねて、定期的に講習を受けるのがベストらしい。僕としても同感。ということで多分また3年後くらいに講習を受けに行く。
その他の記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?