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RSIを極めていく_3(Part15)

前回はRSI(12)と(10)の勝率をRSI(14)と比べて考察していきました。

RSIが閾値にタッチするというポイントだけに限定するならば、
RSI(14)ではなくRSI(12)でも同等の勝率で取引回数もRSI(14)より多いことが数字から分かりました。

その結果を詳しくまだ見てないよ。

という人はこちらから是非見てみてください!!
前回の記事を見てからこちらの記事を読んだ方が内容がよりすっと入ってくるかと思います!!

そして、今回の記事はRSI(12)と(14)が同時に反応したポイントをエントリーするのとしないのとでRSI(12)のBASEに対してどれくらい変化があるのか見ていきたいと思います!!

まずは、

【RSI(12)と(14)が同時に反応したときはエントリーしない】

というバックテスト結果から見ていきたいと思います!


《バックテスト結果》

今回取得したバックテスト結果はこのようになりました。

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_S

中期(10分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_M

長期(15分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_L


直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_S_直近3年

中期(10分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_M_直近3年

長期(15分判定)

RSI12_閾値タッチだがRSI14もタッチはエントリーしない_L_直近3年


今回のバックテスト結果はこのようになりました。

RSI(12)のBASEデータと比較してみたいと思います!


《バックテスト考察》

RSI(12)のBASEデータ

RSI12_7030以上以下かつ前足は70より小さく30よりも大きい_分析結果一覧


今回のバックテスト結果

分析結果一覧


これでもわかりますが、一応判定時刻別で横並びにしての画像も載せます!

短期(5分判定)

RSI12BASEとの比較_S

中期(10分判定)

RSI12BASEとの比較_M

長期(15分判定)

RSI12BASEとの比較_L


結果を見比べて私が感じたことは、

・取引回数は半分ほどに低下
・勝率も全判定時刻で低下
・獲得Pipsの減少

と結果を比べて思いました!
それでは1つずつ考察していきましょう!!


《バックテスト結果をさらに深掘り》

■取引回数について■

取引回数に関しては、BASEに対して約半分ほどに減少した結果となりました。

半分ほどに減少したということは、RSI(12)が反応しているポイントの約50%がRSI(14)が反応していないポイントに該当するともいえるのかと思います。

この様に、取引回数の推移をBASEから見ていくことで、
制御をかけたときに内訳もわかるのでBASEデータの取得は必須になります!

内訳が分かったらその時の勝率は??と見ていきます!!


■勝率について■

勝率に関しては全判定時刻で低下した結果となりました。
RSI(14)が反応していないだけでもBASEよりも悪くなってしまうことが分かりましたね。

長期判定になるほど、BASEに対しての低下率は小さくなっていますが、短期判定ではRSI(14)がタッチしていないと言う事が大きく影響を受けていそうです。

【RSI(12)の内訳の中の半分がBASEよりも勝率低い・・・】

ここに私はものすごく違和感というか、これで終わりにしてはいけないのでは?と感じました。

ですが一旦この疑問点に関しては保留にして次の考察をしていきましょう。


■獲得Pipsの減少について■

獲得PipsはBASEよりも全判定時刻で小さくなる結果となりました。

このことから、RSI(12)単体で反応したポイントは反発が小さく大衆としてもそこまで意識されているポイントではないかもしれないと仮説を立てることが出来ます。

大きな反発を狙いたいのなら、RSI(12)だけが反応しているところは避けた方が懸命ということになりそうです!

スプレットも要注意ですね!!!


RSI(14)が反応していないポイントでのバックテスト考察をまとめるとこのようになります。

・BASEに対しての50%はRSI(14)が反応していないポイントである。

・勝率・獲得Pips共にBASEよりも全判定時刻で低下した。

このようになったかと思います。

勝率・獲得PipsはBASEに対して悪くなってしまいましたが、
RSI(12)の反応しているポイントの50%は(14)が反応していないということが分かっただけでもかなりの収穫になったと私は思いました!!

ロジックでも相場でもそうですが、
中身を知れれば知れるほど自分に自信が持てて、トレードの質が上がってくると思っています。

自身を持つためには、まず自分の取り組んでいることのスペシャリスト。

これにだったら誰にも負けないと思えることが大切だと私は思っているので、自分の負けない分野、事柄を確立させていきましょう!!

それでは次に、

【RSI(12)(14)ともに反応した場合エントリー】

の条件でバックテストを取得したのでその結果を見ていきましょう!


《バックテスト結果_2》

取得したバックテスト結果はこのようになりました。

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_S

中期(10分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_M

長期(15分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_L


直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_S_直近3年

中期(10分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_M_直近3年

長期(15分判定)

RSI12_閾値タッチとRSI14もタッチでエントリー_L_直近3年


RSI(12)のBASEデータと比較してみたいと思います!


《バックテスト考察_2》

RSI(12)のBASEデータ

RSI12_7030以上以下かつ前足は70より小さく30よりも大きい_分析結果一覧


今回のバックテスト結果

分析結果一覧


こちらも、判定時刻別で横並びにしての画像も載せます!

短期(5分判定)

RSI12BASEとの比較_S

中期(10分判定)

RSI12BASEとの比較_M

長期(15分判定)

RSI12BASEとの比較_L



このバックテスト結果を見比べて私が感じたことは、

・取引回数は半分ほどに減少

・勝率は全判定時刻で上昇。
 ➝特に短期判定の上昇率が大きい。

・獲得PipsもBASEよりも大きく上昇。

これらの内容をバックテスト結果を見て感じました。
それでは1つずつ結果を考察していきましょう!


《バックテスト結果をさらに深掘り_2》

■取引回数について■

取引回数は今回も半分ほどに減少しました。
と言う事は、RSI(12)が反応するポイントはRSI(14)が半々で反応しているということが今回の結果から分かりましたね!!

でも間違っていけないのは、今回載せている結果は全通貨マージンしたものなので全ての通貨がそうなのかといわれると絶対は言い切れません。
あくまでもそのような傾向があるという認識でいないといけないです!!

それでは半々に絞れられた結果はどうなのか?
次の項目へと進んでいきます。


■勝率について■

勝率に関しては、全判定でBASEよりも上昇する結果となりました。

RSI(14)の力はやはり強いですね。。!!

RSI(14)が閾値(70/30)にタッチしているかしていないかというだけでここまで勝率が変わってきます。


ですが、ここで少し考えてみてください。

RSI(12)が反応して、、、
RSI(14)も反応するとなると、、、

RSI(12)だけで反応したポイントよりも大きなロウソク足を形成していないと反応しないということになりませんか??

私はこの記事を書いていてそう思いました!


なので、RSI(14)に反応したから勝率が上がったとももちろん言えますが、本質的にはRSI(12)だけの時よりロウソク足が大きくなったから勝率が上がったと同義であるのかなと考えました。

ロウソク足の大きさが大きくなれば逆張りとして勝率が上がるのは誰しもが知っていることかと思います。

それを今回はRSI(12)と(14)を使って表現していたということになりますね!


ちなみにロウソク足の大きさをPointごとにバックテスト取得して、そのCSVも配布しているnoteがありますので気になる方はこちらから確認してみてください!

これがロウソク足そのものの反転率になりますので、知っておいて損はないかと思います!!


■獲得Pipsについて■

こちらもBASEよりも良くなる結果になっています。

RSI(14)まで反応するロウソク足を形成すると反発するPipsも大きくなることが分かりましたね!

【大きく動いたときには大きく反発する】

これは相場の動きとして本質かもしれないです!!


《全体のまとめ》

今回取得したバックテスト結果をまとめると以下の通りです。

①RSI(12)が閾値タッチする場面は、半々でRSI(14)も反応しているポイントである。
 ※これは統計的な結果であり、さらに細かいところは再度検証する必要がある。

②RSI(12) (14)が反応する方が勝率・獲得Pips共にBASEよりも良くなる傾向であることが分かった。

③RSI(12)のみ反応しているポイントはBASEよりもパフォーマンス能力が低下するポイントである。

となるかと思います。

深掘り_2のポイントでも書きましたが、
RSI(12)(14)が共に反応するということはそれなりの大きなロウソク足を形成しているということが分かったかと思います!

【大きいロウソク足を形成したら大きく反発する傾向にある】

このことも忘れてはいけませんね!!


そして、今回私が一番気になっているのは、

【RSI(12)のみしか反応しなかったポイント】

になります。


せっかく、閾値タッチでRSI(14)と比べて(12)が回数も多く勝率も同じくらいだとわかったのに、中身を見たら半分はBASEよりも劣る結果になってしまっている。

だから、半分は使いものにならないとしてしまっていては勿体なさすぎます。

半分とは言え、日平均で50回はあるのでこれを全て無くしてしまうのは今までのバックテスト追及も最大限に発揮できていません。

RSI(12)の力も十分に生かしていきたいため、このポイントはしっかりと追及していきたいと思います!!


《次回のバックテスト》

次回のバックテストは、上記でも書いたようにRSI(12)のみが反応したポイントについてフォーカスしてチャートからバックテスト内容を見つけていくところから記事を書きたいと思います。

そして、RSIが閾値タッチすることについての今までの総まとめも執筆出来たらなと考えています!

次回の記事も内容盛りだくさんになると思いますので、是非楽しみにしていただけたらありがたいです!!



Note最後の枠

最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんのためになるような投稿をできるよう日々精進していきます!

RSI(14)の強さを再確認させられた内容だったかなと思います!

それでもRSI(12)だけでも強いポイントは絶対にある!

RSI(12)だけでも強いんだ!!

と言う事を見つけてあげたいですね!!

Twitterでも投資に関してやバックテストについての情報発信をしているので、是非チェックお願いします!

Twitter:@yuuki81600

Note最後の枠


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