気に入っているあご当て
今バイオリンにはメイン、サブともにツゲのあご当てを付けています。
サブはフィッティング全てツゲですがメインはペグはローズ、テールピース、あご当てはツゲ、エンドピンはエボニーとごちゃごちゃです…
ペグの穴が広がりすぎて、ツゲに交換するにはブッシング修理が必要なのですが、多分ペグ交換、部品代とか諸々合わせて10万以上かかってしまうのでちょっと中々できていません。
フィッティングに拘る人とそうでない人に分かれると思うんですが、こだわる人はだいたいツゲを付けるイメージがあります。
ボガーロ&クレメンテ社の模様が綺麗なフィッティングを付けてる人も最近は多いかもしれません。
音の変化も素材によってありますよね、エボニーの方が柔らかい音、ツゲのほうが明るい音と言われがちですが、どうも素材より重さで変わってきそうな気がしています。
今つけているのはガルネリ型のあご当てなのですが、
こちら結構重さがあり、音が柔らかく太くなる傾向があります。
重さを量ってみると金具含めて66gと、結構重ためです。
ちなみにクローソンのものと形も色もそっくりですがクローソンではありません。クローソンは音も見た目も良いんですが値段がね…
いつかはフィッティングを全部クローソンにしたいという夢がありますがクローソン氏も高齢で、テールピースかな?を作っていた職人さんが亡くなってしまったということで、もう今ある在庫しか無いのかもしれません。
さて、他のツゲのあご当てですが、
こちらのストラド型のものは金具含めて42gと大分軽いです。これは確か中学生か高校生くらいの時に購入して1万円くらいだったので、そんなに悪くない物だと思います。見た目があまり好きではないので今は使っていないのですが、やはり軽い分明るい開放的な音になる印象です。
自分の音&見た目の好み的に断然クローソンタイプの物の方が好きなのですが、最近音の好みの傾向が変わってきたので、一度下のストラド型のも試して見ようかな。