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Mr.Children Tour2018 『重力と呼吸』 より 桜井和寿から学んだ“価値をどう創造していくのか”の話。

2018年11/28(水)@横浜アリーナ
Mr.ChildrenのLiveに行ってきました。

小4で初めて買ってもらった
ミュージックプレーヤー「ipod shuffle」
初めて入れてもらった曲は、innocent world。
それをきっかけに小5には
「HOME」というアルバムをサンタさんから
もらってからは、すっかりミスチルの虜。

そんなミスチルを、ただ感じるために行ったLIVE。めちゃくちゃ楽しかったけど、こーやってnoteを更新するようになったからか、色々頭の中に言葉が出てきました。

ただのファンの戯言になるかもしれませんが、
自分なりの「Mr.Children」について今回は書かせてください。

今回のテーマは主に3つ。

①なぜMr.Childrenはここまで人気なのか。
②なぜ、まだ彼らは新しい試みをするのか。
③僕から見たMr.Childrenと、今回学べたこと。

です!
ちなみにセトリは以下URLになります、よかったらどーぞ!

①なぜMr.Childrenはここまで人気なのか。


なぜMr.Childrenが人気なのか。
いろんな理由があると思いますが、僕は
他の人には書けない歌詞、見えない世界
これに尽きるかなと思います。

Mr.Childrenは
・バンド創設26年目
・レコード大賞2回受賞
・CD総売上枚数ランキング第2位
・コンサート動員力ランキング第1位
など、日本一のバンドと言っても過言ではない
そんな存在です。

性別、年齢層問わずに支持を受けているMr.Childrenの最大の強みは、桜井さんの紡いできた歌詞達です。

今回のLIVEでも圧倒的な"桜井ワールド"が
横アリにはありました。たとえば、

信号機は誰もいない道にも合図をくれる 
愛想などない でも律儀で 誰かに似てる気がした(アルバム『SENSE』より ハル)

誰もいない道に合図を送っている信号を見て、
そこに"愛想のない律儀な誰か"を頭に描ける。
そんな世界の見方をしたことがあるでしょうか?

続いてはコチラ。

君が僕につき通してた嘘をあきらめた日
それが来るのを感じたんだ(and i love you  『I❤︎U』より)

未来へ突き進んでいきたいという強い愛と
その裏に抱えていた誰にも言えない秘密。
この相反する2つの難しい気持ちを、ストレートに共感できる言葉で表現する桜井さん。圧巻です。

最後に、コチラ。

重箱の隅をつつく人
その揚げ足をとろうとしてる人
画面の表層に軽く触れて
似たような毒を吐く
(海にて、心は裸になりたがる『重力と呼吸』より)

このような現代社会へのアンチテーゼを
桜井さんはしばしば歌詞に盛り込みます。
ただ、言葉の使い方、同じことを言っていても
どこから現象を見ているのかで使う言葉が
大きく異なるんだと考えさせられます。

こうして桜井さんの歌詞を見ると、人気の秘訣は
他の人では見ることの出来ない世界を見せる
ところにあるんじゃないかなぁって思いました。

これは桜井さんの生まれながらのセンスかもしれませんが、意識の持ち方次第で変えられる部分でもあります。一昨日のLIVEを見て、僕ももっと他人に見ることが出来ない世界を見つけるために努力しなければならないと、深く考えさせられました。


②なぜ、まだ彼らは新しい試みをするのか。


そんなMr.Childrenですが、26年が経過して多くのファンを獲得した今でもなお、新しいチャレンジに挑戦し続けています。

近年の活動でいくと、
・「SENSE」発売日直前まで情報非公開
・未発表曲中心で行ったLIVE
など、他のバンドでは出来ないチャレンジを行っています。

また、LIVEでもCD音源のように歌う曲はほとんどなくて、今までの曲に新しい価値を見出すように様々な試みに挑戦しています。既存の多くのファンがいるにも関わらず、どうして彼らは歩みを止めないのでしょうか。

そのヒントはLIVEに隠れていました。
アンコール前最後に歌われた曲、「皮膚呼吸」


この曲の前のMCで
「支えてくれるファンのために25周年で全国ツアーを行なって、来年何しようって考えたときに、まだまだMr.Childrenとして目指したい理想があって、それを叶えるためにいろんなチャレンジをしていきたいという思いが芽生えてきた。」
という話をしていました。

また、桜井さんはアンコールでのMCで
「今日のお客さんにはティーンエージャーはいない」と言っていました。
僕は「そんなことないでしょ」と思いました。子供達だってLIVEに来ているし、僕含め大学生も数多く参加していました。それなのに、彼は満足していないのです。

既存のファンはもちろん大事なんだけども、Mr.Childrenのことを知らない人も、今までファンじゃなかった人も振り向かせたい。こんな思いが彼らに強くあります。近頃、「ヒカリノアトリエ」「秋がくれた切符」「your song(original version)」など日常をテーマにMr.Childrenは曲制作を行っています。

「みんなの日常に溢れ続けるMr.Children」
この思いを実現するモチベーションで
彼らは突き動かされていると感じました。


③僕から見たMr.Childrenと、今回学べたこと。


こうやってnoteに言語化して気づいたのが、
Mr.Childrenは顧客ファーストバンドであることです。

「みんなの日常に溢れ続けるMr.Children」
と先ほど書きましたが、彼らは自分たちの曲をファンにプレゼントする精神があります。

今回のLIVEでは
擬態
Dance Dance Dance

など、会場全体でコーラスを要求するといった
全員参加型の楽曲も増えてきました。
この取り組みからも、ファンの日常の一部に自分たちの楽曲を染み込ませていきたいという思いが感じられます。

また、LIVE終了後にチケットを獲得したメールアドレスに「アンケートのご協力」が届いていました。LIVEで行われた曲、今までのミスチルの曲で好きな曲、今回の運営に対してなど、顧客満足度を高めるためにファンの声を集めています。

こんな風にして、Mr.Childrenは常にファンの声に耳を傾けて、かつ自分たちのバンドとしての在り方を模索しながら進化していきます。

タイトルに"価値をどう創造していくか"と書きましたが、
自分たちのあるべき姿を明確にすること、
そして、相手はどんな状態かを観察する。

当たり前のことかもしれませんが、
改めてこのことに気づかされました。


今後人生を歩む中で、

・自分はどんな生き方をしていきたいのか
・身の回りの人は自分に何を求めているのか

この2点を意識して日々努力していく。
桜井さんを見て、まだまだ努力が足りないと
思わされるLIVEでもありました。

今回初めてサッカー以外のことを書いてみました。今後noteを更新していくにあたって、1つのコンテンツにこだわらずに日々感じたことや見えた世界のことについても書いていきたいと考えています。今後もよろしくお願いします!

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