ちょいと奇妙な物語(ゆる募含)
ヤク(ると)1000、悪夢を見る説を
信じられないライトさで実感している
シマダです。
ちょいと奇妙なしょーもない夢たち。
夢が奇妙なのは仕方がないのだけど、
あれは夢だったのか現実だったのか、
というちょいと奇妙な経験ありませんか?
聴くnoteにしたく、
よかったら教えてください!
いろんなタイプの奇妙があると思うけども
シマダのはコレかな、という
奇妙体験を書いてみたいと思います。
小学校3年生の時のこと。
うまれつき、
しっぽが生えていたシマダは…
(この時点で多少奇妙だな)
高学年になって
宿泊学習や修学旅行などで
お友達とお風呂に入るような機会が増える前に、
という母ちゃんのナイス采配により
手術でしっぽを取るべく入院しました。
しっぽの正体は、
脂肪のかたまりの良性腫瘍で
手術自体はとってもかんたん。
入院も1週間程度の予定でした。
わりと元気な状態で手術室に入れる
超貴重経験。医療エンタメバカとなった
今思えば、いろいろ見学したかった…。
全身麻酔だったので
寝ているうちに手術は終わりました。
★
シマダの痛覚は当時からアホでした。
ガーゼで分厚くカバーしてもらった
術創はまったく痛まず。
痛くなさすぎて暇すぎる。
下に2人兄弟もいるし、
仕事もしてた母ちゃんは多忙で、
結構長らく1人で過ごしていました。
暇of暇from暇でした。
そこでベッドを抜け出して、
院内探検をするようになりました。
↑医療エンタメバカの片鱗が見えてます。
いつもは同室の大学生のお姉さんが
付き合ってくれていたのだけど
その日は中学生のちーちゃんと
2人で探検に行くことに。
良識あるお姉さんとは
ちょっとそこまで…だけど
今日は、やんちゃなちーちゃんと2人。
遠くまで行くぞおおお!!
シマダは大張り切りでした。
★
エレベーターを乗り継いだり、
ホールから階段に入ってみたり、
裏口っぽいところを開けてみたり。
めちゃくちゃなルートで探検しました。
ずいぶん遠くにきちまったなぁ。
シマダはわくわく。
でもちーちゃんが
帰り方がわからなくなったかも…と
つぶやくのです。
えっ!むり!
やばい!!
大人になっても方向音痴なシマダに
帰り道がわかるはずもなく🥺
なんとなくこの腕についてるヤツを
どこぞの看護師さんに見せれば
帰ることはできそうな気はしていたものの
今いるここは人っ気がなく、とても暗い。
ちーちゃんが不安で
ぴえんぴえん🥺してきて、
さすがに心細くなってきました。
そのとき、廊下の向こうのほうに
何か落ちているのを見つけました。
非常口の緑のライトに照らされています。
おそるおそる近くに行ってみると
白いくまのぬいぐるみが倒れているのでした。
ちーちゃんと手を繋いで
そのくまに近づくと、こっち→と
その腕で示してくれているようです。
ちーちゃんが
落とし主が戻ってくるかもしれないからと
くまさんをその場に座らせました。
くまさんの腕の指す方向へ向かい、
その先で見つけたエレベーターで
上がっていきました。
1階でおりると視界が開けて、
人がたくさんいました。
腕についたアレを見せて
この病棟まで帰りたいと伝え、
ちーちゃんに説明を聞いてもらって
なんとか帰りつきました。
とても遠かった。
通常ルートでは外を歩かないと
帰れない棟にまで来ていたのでした。
形成手術をうけた患者に汗はご法度。
今は夏休み。あちあちあち。
流石に少し怒られて反省しました。
★
動きまくっていたシマダの傷は
くっつくのに時間がかかり、
退院が伸びました。
自業自得すぎて暇すぎる。
ちーちゃんもお姉さんも
先に退院していきました。
さみしく退院の日、
よくしてくれた看護師さんが
ゆうきちゃんのおうちって
あのクリーニングやさんだよね?
今度お願いしにいくよ!
と声をかけてくれました。
とってもうれしかった。
数日経って、その看護師さんが本当に
祖母が営むクリーニング店の
お客さんとなって訪ねてきてくれました。
ぬいぐるみってお願いできますか?
看護師さんがクリーニングに
持ってきてくれたのは…
あの白くまさんだったのです。
でえええええええええ?!
あの時はありがとう、くまさん!
とぬいぐるみに話しかける
シマダを見て看護師さんは、
たいそう不思議そうな顔をしていました。
…小さい頃の記憶なのでいろいろが
混ざっているかもしれないし、
距離感とかも変かもしれないんだけど
不思議な話でしょー?!
あと1週間分で届くヤク(ると)が
金曜に届いて今(火曜)現在もう1本もないのも
ほんっとに奇妙だわ!!!
皆様のちょいと奇妙な物語、
このヤクルトの話みたいなのも含め笑、
お待ちしています!