【備忘録】少量L-ドパ療法
かかりつけの小児のお母さんから薬局に電話がかかってきた。
「ドパストンっていう薬を処方されたんですが、そちらで用意してもらえますか?」
とのこと。
ドパストン?小児に?パーキンソン?とよくわからなかったが、とりあえず薬を用意することに。
来局されたお母さんに聞いてみると、
「発達障害の関係で服用してみることになったんです。」
とのお話。
添付文書にはそんな効能効果はない…ってことは適応外処方?
ってなことで少し色々調べてみたところ、自閉症や発達障害に対する
「少量L-ドパ療法」というものが存在するらしい。
理論としては、「ドパミン前駆物質のレボドパを投与しドパミンに対する脳の過敏性を是正し、行動異常を軽減させ、社会性を増加させる。」というものだそうだ。
詳しいことはこの辺のサイトを参照してください。
少量L-ドパ療法研究会 HPより
公益財団法人 東京都医学総合研究所 HPより
J-STAGE より
貴重な経験になりそうなので、経過等についてもしっかりモニタリングしていきたいと思います。