【自作音楽 #1】ectoplasm「パルティシオン」
タイトルの通り、自作の楽曲について書きます。
完全に趣味の範囲ですが、自分で楽曲を作ってectoplasmという名前でネットに公開したりしています。
その中から、今回は「パルティシオン」という曲をご紹介します。
この曲は、2020年の6月頃に作りました。
自分の人生の過去・現在・未来を歌った曲です。
齢30になり、ようやくこういった曲が作れるようになりました。
お時間のある方は、ぜひ。
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「パルティシオン」
written and composed by yuuki
時間というハサミは何よりも鋭くて
きつく交わしたはずの約束さえも散り散りになった
拒み切れない現実が 踏み出した足に銃を向けた時
故郷の便りに涙を止められなかった
幼い日々
日が暮れるまで夢を描いていた
懐かしいあの場所を思い出している
…この街で生きることは孤独だな
酷く幸せな日々の中で 僕は何をすべきだったのか?
答えを探す指先で 誰かを傷付けた
限られた選択肢の前 振れずにいる賽を握り締め
震える指かばいながら 普通でいたいと泣いていた
心に空いた隙間に無理矢理入り込んで
笑顔で裏切り離れて行く人達もいたな
どうか震えながら吐いた嘘を許してほしい
行き着いた場所に答えなんて無かった
ありきたりで些細な幸せは幸せなんかじゃないと
分かってるふりをして何一つ変えられず
想い出は棘に形を変えた
とどまることは許されない 校庭の隅 蹲る影
遺す言葉「夢なんて叶わなかったじゃないか」
誰一人として永遠に 生きることはできないだなんて
残酷な現実と向き合い始めている
今はまだ あと少しだけ
今はまだ あと少し
あの人がくれた優しさに触れていたい
感じていたい
憎しみの眼差しを前に 言葉なんて何の価値も無く
跪いて許しを乞う それしかできないのか
ただ呼吸を繰り返すだけ それだけで誰かを傷つけてしまう
そんな時代でも
切れ間なく並ぶ後悔が 新たな後悔を与えても
「生きる」という選択には 後悔はないと誓うよ
あなたの声が聴こえる度 命の重さを思い知る
どうか旅立つ日は 幸せで溢れてほしい